輸入住宅というと、ドレープの利いた豪華なカーテンを思い浮かべる人も多いだろうが、シンプルにまとめても意外にきれいにデザイン出来てしまうのが、本物の輸入住宅です。
白い飾り枠(ケーシング)の付いた窓や美しい色のカナダのパラペイントで塗られたドライウォールの壁は、どんなデザインのものを持ってきても溶け込んでしまうから不思議です。それは、そういったもの自体が主張をせず、まわりの色や装飾を受け入れることが出来るだけのキャパシティを持っているからなんですね。
写真のテーブルは、どちらか言えばクラシックな素材ですから、普通であれば、先程述べたような豪華系のインテリアでまとめるところでしょうが、イスも白い布を被せただけのシンプルなものにして、カーテンも和紙のように透き通ったルーバー・タイプのものを使っています。
そう、シンプルな中に一つクラシックな要素を入れて、尚且つ色に統一性を持たせると、デザインに強弱が出てくるので、一つひとつが際立ってくるという訳です。
こんな淡い光に包まれて、優しい雰囲気で朝食を食べたり、まったりした夕刻の時間を過ごしたりするなんて、贅沢で豊かだと思いませんか?
光とどう向き合ってどうインテリアを考えるか、強弱のあるデザインって何なのか、そんなことを考えると人とは違ったいいおうちが出来ますよ。但し、新築やリフォームのデザイン・プランは、一人では出来るものではないですから、そういうことへ導いてくれる人間を探す必要がありますね。
こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
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