カナダの住宅インテリア雑誌 House & Home に掲載されたWhite Cottage Bedroom と題されたお部屋です。
日本の木造構造である在来工法と違って、私たちが輸入住宅に採用する北米の木造構造 2x4工法は、屋根を支える梁(ハリ)や柱材が屋根裏空間にあまり出てこないのが特徴です。ですから、このように大きな部屋として屋根裏を利用することが可能なんですね。勿論、耐震性に問題は全くありませんよ(笑)
斜めになった壁は、子供たちや女性にとっては夢の空間かも知れません。ドライウォールで仕上げられた真っ白なインテリアは、籐や鹿革を編み込んだ素朴なラダーバック・チェアやベンチにピッタリですね。
こんな場所で朝涼しい時に目覚めたら、本当に気持ちいいでしょうね。ただ、屋根裏部屋(ロフト)は、太陽に一番近い場所でもあります。
ですから、小屋裏結露に強くて健康に安全な天然ウールやセルロースの断熱材を入れることは勿論ですが、屋根裏通気のスペースもしっかり取って、更に断熱対策や結露対策をしなければいけません。そうすれば、気候のいい時期には、窓からの風を感じて過ごすことも出来るでしょうし、厳しい夏の時期でも多少のエアコンで十分快適なはずですよ。
また、屋根裏部屋のいいところは、冬場下の階からの熱気が上がってきますから、本当に暖かいという点にあることも見逃してはいけません。そういった点では、夏冬で寝る部屋を移動してもいいかも知れませんね。そんな贅沢な遊びが出来るのも、本物の輸入住宅ならではです。
こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(1) (2007年9月1日)
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