東京都千代田区西神田にある25階のタワーマンションの20階で火災があったというニュースが流れました。
火事自体はよくあることですが、マンション故にいくつか問題提起がされたような気がします。
まずは、高層マンションということで、あまりに高いところでの火災だと消火活動が出来る範囲が限られるということでしょう。はしご車が届く高さには、限界がありますからね。
次に、上の階に住む人は、逃げ遅れたら取り残されるということでしょう。下から上がってくる火や煙に対抗する手段はありませんから、上へ上へと逃げるしかありません。
そして、高温になる火災で、構造体の鉄骨の耐震強度が極端に落ちる危険性があるということです。鉄に一旦火が入ると、その構造自体は強度が落ちてしまいます。ですから、大きな地震が来たらマンションが崩れて落ちるなんて危険が生じるかも知れません。
勿論、構造を新しくすればいいのでしょうが、なかなかそういう訳にはいかないでしょうから、外見を繕って直ったようにしてしまうくらいしかやりようがありません。
自分の部屋が出火元でなくても、こうしたことがあると資産価値も落ちるでしょうし、上記のようなリスクがあることもマンション購入の際には考えておく必要がありますね。
最近、都心の高級タワーマンションが売れていますが、大丈夫でしょうかねぇ?私は、レンガ積み外壁の2x4工法輸入住宅がいいと思うんですがねぇ・・・(笑)
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