お知らせ : ページ 207

ミルガードの愛用者は、しっかりもの?

輸入サッシのメンテナンスは、必要不可欠なものですが、ユーザー自身が修理・調整する文化のない日本においては、壊れてもそのまま放置されるケースが多いようです。

ミルガードやインシュレートのように、国内市場から撤退してしまった輸入サッシ・メーカーも多いですからどうしたらいいか分からず、途方に暮れているという人もいらっしゃいますが・・・。

そんな中、NETを駆使して輸入サッシのメンテナンスをしてくれる会社はないかと探す方もおられます。ただ、全ての輸入住宅ユーザーが、そういった維持管理に積極的という訳ではないようです。

日本人には何故か家を新築したら、あとはメンテナンスしなくてもいいという風潮があるようで、少し調子が悪くてもそのままにしておいたり、悪くなるのは製品の欠陥だと考えたりする人もいるようです。

人間が作り出したもので、永遠のものはありません。何年かに一度程度、家も調子をみてあげるといった気持ちが大切です。それは、国産の住宅でも輸入の住宅でも、何ら変わりはありません。

最近、輸入住宅のことで私に相談しにいらっしゃる方は、ミルガード(Milgard)の樹脂サッシをお使いの人が多いような気がします。

ミルガードのサッシが日本に広く普及しているということもあるでしょうが、そのメンテナンスに一生懸命な人が全国にいらっしゃるというのも事実です。

そういう人たちの力になって差し上げられたらという気持ちで、私たちも相談に乗らせて頂きたいと思いますね。やっぱり、お互い気持ちが大切です。

お困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ミルガードのサッシュ・ロック (2015年8月16日)

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損保大手、火災保険「10年超」来秋にも停止へ 異常気象増で収支悪化

損害保険大手が、10年を超える期間の火災保険の新規契約引き受けを来年秋にも停止する方針を固めたことが13日、分かった。異常気象による建物被害が増加傾向にあり、長期契約での収支予測が難しくなったためだ。現在、最長で36年の保険契約は、制度変更後に最長10年となる。住宅購入時に住宅ローンの期間に合わせて長期契約するといった消費者の選択肢は狭まる。

火災保険は住宅や店舗などの建物が対象で、火災や風災のほか、洪水や土砂崩れによる水災で受けた建物の被害を補償する。

すでに最大手の損害保険ジャパン日本興亜や三井住友海上火災保険などの主要社が、10年を超える新規契約を「来年度にはやめる」(大手首脳)方向で最終調整しており、業界各社に広がる見通し。制度変更の時期は来年10月が有力だ。

制度変更後も、すでに契約済みの保険は引き続き有効だ。火災保険は1年単位で契約できるが、長期にわたる契約を希望する場合は、最長となる10年契約を更新していくことになる。

背景にあるのは、異常気象の増加だ。集中豪雨の頻発や都心部での大雪などによる住宅への被害が増え、保険会社は保険金の支払いが増えて火災保険の事業収支が悪化。「将来の収支予測が難しくなった」(損保幹部)とされ、長期契約での保険金支払い規模が予測できなければ、保険会社に求められる安定的な事業運営が難しくなるという。

保険料は、損保各社から収支データを収集している損害保険料率算出機構が改定する「参考純率」を参考に、損保各社が決める。機構が実施した7月の改定では、参考純率を平均3.5%引き上げる一方、この数値が「保険期間が10年までの契約に適用できる」として、10年を超える保険の参考純率を示さなかった。

損保会社は住宅購入者に対し、35年などの住宅ローン返済期間に合わせた火災保険契約に割安なプランを提供している。

来秋以降、契約期間が10年以下に限られれば、価格面や利便性をめぐる新たな形の競争が促される可能性もある。

産経新聞2014年 9月14日

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増築された陸屋根の部屋

北米のサイトを見ていたら、こんな写真が掲載されていた。

元々の家は、少しクリーム色をした白いレンガの家だったのでしょうが、そこに赤レンガの外壁で出来た部屋を付け加えたという感じらしい。クリーム色をしたレンガも古いレンガのようで、そこにクリーム色の塗装をしてあるみたいだ。

カナダでも80年以上経ったレンガの住宅では、積みレンガを塗装することはよくあることです。塗装することで、レンガの表面の劣化を抑えることを目的としているのでしょうね。

それにしても、この増築部分の陸屋根は、大胆ですねぇ。部屋の天井根太に何か補助材を打って水勾配を取っていますが、多少雨が溜まってしまう部分が残ってしまう感じです。

材質は、よく判別出来ませんが、鈑金かFRP防水のようです。でも、経年劣化でどこかに割れが入ってしまう恐れがありますから、10年以内にメンテナンスが必要となるでしょうね。

(最終的な防水は、その下に施工されているであろうアスファルト・ルーフィングという防水シートで行いますから、割れが即雨漏りにはならないかも知れません)

それに強い風が吹く地域では、水が屋根の下をくぐって部屋の全然違う部分から雨漏りなんてことも起きそうです。台風もなく、雨もしとしと降るだけで、排気ガスなどの化学物質の影響を受けない場所ならいいのかも知れませんね。あと、夏が涼しいのも条件です。

まあ、日本のカラーベストでも10年で塗り替えしているのですから、然程変わらないと言えばそうなんですが・・・。欧米の皆さんは、おおらかですねぇ。新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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照明は、暗さが大切

照明器具を選ぶ時、お客様がいつも気にされるのは、ワット数。カタログを見る時には、明るさが何畳用かということを確認しながら選んでいきます。

でも、そんな数字に騙されてはいけません。その数字は、部屋全体を煌々と明るい状態にするには、どのくらいの明るさの照明が必要かということであって、心や体を癒してくれる落ち着いた明るさを意味するものではありません。

実は、北米の照明器具メーカーのカタログには、そんな目安となる明るさや部屋の広さといった記述は全くないのです。じゃあ、どうやって照明器具を選ぶのでしょう?欧米の人たちは、明るさなんてどうでもいいの?

いや、そうではありません。まずは、自分たちが今暮らしている家の状況を把握します。そこで、どのくらいの部屋なら、どれ程の明るさが必要かをおおよそ判断します。その上で新しい家の照明器具を考えていく訳ですが、決して最初から十分な明るさになるように選ぶことはありません。

彼らは、足りない明るさの素晴らしさを知っているのです。そう、足りないくらいが丁度いいのです。

でも、新聞や本が読みたいなんて時もあるでしょう。そんな時は、フロア・スタンドやテーブル・ランプを脇に置いて、手元のみを明るくします。足りなければ、後から足せばいいという考えです。これって、今の日本人には全くない考えですね。

海外の有名な絵画を思い出してみて下さい。光が当たった部分と影の部分があって初めて立体感や遠近感、色合いや色彩といったものがはっきりしてきます。そう、癒しや美とは、光と影から生まれるものなのです。

そういうことを熟知したクリエーターに照明計画を依頼すれば、必ずやくつろげる美しいインテリアとなるはずです。

また、部屋の雰囲気は、照明だけでは決まりません。壁や天井、ドアや飾り枠の素材やデザイン、色といった複数の要素を如何に組み合わせ出来るかも大切です。

私たちの実力は、この写真のデザインからもお分かり頂けますでしょうか。(愛知県春日井市 H邸 MBR)

こうしたデザインの建築を希望される方は、ご相談下さい。

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お嫁に行きます・・・Kevo

iPhoneやiPadで玄関ロックの解除が出来るKwikset社「Kevo 925」。以前にもKevoについて記事に書かせて頂き、少し前に在庫しておいたものを、今回横浜のお客様の元へ出荷することとなりました。

最近、NETのアマゾンなどでも販売されているのですが、単にアメリカの商品サイトから購入したものをそのまま日本の消費者の皆さんに海外から横流しするだけの業者さんのようです。

当然商品が届いたら終わりという状況で、後は何もサービスはありません。そういった所とは違い、クイックセットの米国代理店を通して在庫を持ち、私たちはそれを販売、施工もしています。(日本にKEVOの代理店はありませんから、私たち以外修理・メンテナンスをサービスしている会社は、現在ありません)

私たちは輸入住宅を建てるビルダーが本業ですから、将来玄関ロックのドア・ラッチ(ロックの爪の部品)等が壊れた場合でも、代替の部品を準備することは簡単なことです。

(こういった部品は消耗品ですから、10年を過ぎてくると破損することがよくあります。ですから、修理対応は不可欠です。また、壊れてすぐに対応出来ないと、セキュリティで大変な思いをすることにもなりかねません)

また、不具合や操作的なミスについての質問があってもKwikset本社に相談して回答を得ることも可能です。(その際は、状況の写真と詳細をメールで確認させて頂きます)

こういうサービスを受けられなければ、自分で何とかしなければなりませんから、その時間と労力だけで元が引けてしまうという気がします。

だから、アフターメンテナンスの対応がある分、価格が違います。安い買い物ではないでしょうから、セキュリティの問題も考えずに価格だけで勝負するのはリスキーかも知れませんね。

私共から買う意味って、実は結構大きいんです。それをちゃんとお考え頂いたお客様の元へ、Kevoはお嫁に行ってしまいます~ぅ。有難うございました。

ご購入されたい方は、お問い合わせ下さい。勿論、Kevoへの交換、取付け施工もご依頼頂けます。

<関連記事>: 鍵を差さないスマート・玄関ロック「Kevo」続報 (2013年11月15日)

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在庫のタイルを使ってみました

リノベーション工事も終わり、先日引き渡した愛知県春日井市の輸入住宅 H邸。

いろいろ工夫してお値打ちになるように施工させて頂いたお蔭で、少しですが使えるお金が残ったとのこと。そこで、玄関内の床のタイルを新しくすることとなりました。

別に悪くなったということはありませんが、今までのものはどこにでも使われていそうな国産のクリンカー・タイルでした。それも、色はグレー。無難な色ではありますが、楽しさのない玄関だったので、ガラッと雰囲気を変えてみたいというご希望です。

そこで、いくつか在庫にあったタイルをお持ちして、お選び頂いたのがこのタイル。

真っ白な色にマーブル模様が入っていて、一瞬本物の大理石かと見間違えるようなピカピカのデザインです。また、本物に見えるようにタイル目地も殆ど取らず、つなぎ目が糸目地になっているのもマーブルらしく感じる仕掛けです。

ただ、このタイルは「磨き」といって、表面がツルツルしていますから、滑りやすく雨の日には少々注意が必要です。そういう問題もありますが、それをちゃんと認識して頂いた上でやっぱりこのタイルにしたいというご要望を頂きました。

まあ、玄関の中ですし、外の雨ざらしの場所じゃあないですから注意頂くことを条件に張り替えさせて頂きました。ちょっとしたリフォームですが、玄関が明るく少しゴージャスな感じになって、お客様はメチャ喜んで頂けましたよ。

こうしたデザインの建築・リフォームをご希望の方は、ご相談下さい。

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弁当箱じゃないですよ

石川県の方から8月のお盆の時期に窓の相談を頂いた。輸入サッシのメーカーはよく分からないのだが、家を造った建築屋さんなどの相談先もなく、サッシの開閉に支障をきたし困っているので助けて欲しいということでした。

実は、それ以前にお客さんとお付き合いのある不動産屋さんからNETで私たちのことを知ったが、輸入サッシのメンテナンスで対応してもらうことは可能だろうかといった連絡を頂いていた。

その際、どんな状況かは分かりませんが、出来るだけのことはさせて頂きますよといった返事だけお伝えしていたので、その不動産屋さんからお客さんに私共をご紹介頂いたようです。

その後写真をいろいろ撮って頂き、新築時の資料などもメールして頂きましたので、そこからサッシメーカーがアンダーセン社であることが分かりました。

Andersen社は、国内に流通している輸入サッシではメジャーなところですが、ダブルハングの窓のバランサー交換は慣れや経験が必要です。当然、上げ下げ窓の大きさ(重さ)に応じて、バランサーのバネの強度も変わりますから、ちゃんと確認しないと使いものにならないなんてことも起こります。

それにしても、ナローラインの細い窓フレームの繊細さに比べて、バランサーの何とも無骨なデザインにはギャップがありますね。

バランサーの写真右側に付いた小さな円筒形の2つのパーツには糸が付けられていて、その糸を建具(サッシュ)に引っ掛けることでバランサーを機能させるという仕掛けです。

さあ、交換用のバランサーが入荷次第、取り付けに伺いますか。

<関連記事>: アンダーセンのバランサー交換 (2014年10月1日)

窓の修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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リノベーションは、新しい価値の創造

先日リノベーションのオープンハウスをさせて頂いた、愛知県春日井市の輸入住宅 H邸。

その際は、まだ外構工事が途中だったのですが、ようやく外周りも無事納まりました。

こうしてどんどんよくなっていく我が家を見ると、お客様としては抑えていた希望が膨らんでくるのが人情で、カーポートじゃなくてガレージにしたいとか、家具を替えたいとか、いろいろな欲求が出てきます。

でも、リノベーションは一度きりではありません。北米でも数年に一度とか、毎年とか、その人その人のペースで、少しずつ改良・改修を加えていくのが普通です。慌ててやらなきゃダメということはありませんし、最終完成形まで一気にする必要もありません。修理と改良を同時進行で長い期間掛けてやるのが、本来の家づくりです。

だから、今回は今回として、第一段階完了という形でお考え頂ければ、次どうやってやろうなんて楽しみも出てきますよね。

さて、皆さん、この2つの写真を見てどう感じますか?今回外壁にも塗ったカナダのパラペイントの美しさって、すごいと思いませんか?

そう、色は性能であり、価値ある資産なんです。リフォーム・リノベーションは、単なる補修ではなく、新たな価値の創造(バージョン・アップ)であるべきです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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米GEが家電事業をエレクトロラックスに売却へ、合意額33億ドル

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、家電事業をスウェーデンのエレクトロラックスに売却することで合意したと発表した。売却額は33億ドル。

GEによると、同案件について両社の取締役会はすでに承認しており、2015年中に手続きが完了する見通し。エレクトロラックスは買収した事業について引き続きGEのブランドを使用する。

エレクトロラックスのキース・マクローリン最高経営責任者(CEO)は声明で、「GEの高級・高品質な家電製品はわれわれのブランド力を補完し、北米での存在感が高まることになる」とした。「この買収はわれわれにとって過去最大で、家電事業へのコミットメントを強化する」と述べた。

エレクトロラックスは、米ワールプールに次いで世界第2位の家電メーカー。欧州市場で強固な足場を築いている一方で、米国ではワールプールに後れを取っていた。 (記事: ロイター 2014/9/8)

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着工から14年。今なお美しい

ホームメイドのウェブサイトの「作品紹介」にも掲載させて頂いている愛知県日進市のアーリーアメリカン・デザインの輸入住宅 O邸。ちょっとだけ薪ストーブの煙突も覗いていますね。

実は、この家は起業して最初に建てさせて頂いたおうちなんです。ですから、着工から14年、竣工(完成)から13年の月日が経ちました。家の正面には、玄関兼用のルーフ・テラス(デッキ)が大きくせり出し、その下屋の軒にはハート型の連続飾り(オーナメント)が並んでいて可愛らしいでしょ。

真っ白な外壁材は、カナダの木質系ラップサイディング「Canexel」。この外壁材は塗装された商品なんですが、素材自体の保証は25年。塗装も15年の保証がなされています。

だから、サイディングの板のつなぎ目に薄い汚れの付着が見られますが、塗装の劣化は全くと言っていい程ありません。勿論、新築から一度も塗り直しをしたことはありませんよ。これは、10年で塗り替えが必要な国産サイディングと比べて格段に耐久性が違うということを意味しています。

どういった塗料を使って作られているのかは企業秘密でしょうが、何とも不思議ですねぇ。この記事を読んで頂いている方の中には、このサイディングを使ってみたいという方がいらっしゃるかも知れませんが、一つだけ条件が存在します。

それは、防火・準防火地域では使用が制限されるということです。あくまでカナダの木質系の材料ですから、国内で防火認定のない状況では下地に余分な防火材を使用しない限り建築許可が下りません。そういった制限を受けない敷地に家づくりをご計画されているのなら、是非ご採用頂きたいと思います。

でも、皆さんに覚えていて頂きたいのは、家の寿命や価値は材料の問題だけではないということ。それらの大部分を占めるのは、普遍的で美しいデザインなのです。愛着は感動しなければ湧いてこないですし、メンテナンスして大切に守っていこうという気持ちは、そこから生まれてくるのです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<作品紹介>: 伝統的なアーリーアメリカン ~O邸~

<関連記事>: 木質サイディング Canexel (2007年11月14日)

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