お知らせ : ページ 206

現場でやられたら、防ぎようがない

東京の新築現場で不審火が相次いでいる。範囲が非常に狭いことから故意による放火ということらしいが、同じ建築屋としては心が痛む。(ニュースの内容は、下記を参照下さい)

どこでもそうだが、敷地の周囲に柵を張り入口にもゲートを設ける。でも、それは仮のものであり、侵入しようと思えば簡単に乗り越えられる。

昼間は、人の出入りや資材の搬入もあり、不審者が侵入してくる状況は少ないのだが、夜となると人目もなく壁の陰に隠れてしまえば、何でも出来てしまうと思う。

今は警察や消防、ご近所を含めて目を光らせているのだろうが、暫くすると意識も薄れまた同じようなことをする人間が出てくるかも知れない。

私たち ビルダーは、施工現場に保険を掛けて万一に備えているから、お客さんには金銭的に負担を掛けることはないが、解体・復旧の作業の時間や精神的なご迷惑は、お許し頂く他はない。

こういう時代、私たちは建築を通じて少しでもポジティブな世の中にしていきたいものですが、嫌なニュースですよね。

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新築中の家ばかり…東京・多摩で不審火6件、灯油の跡も(朝日新聞デジタル 9月23日)

 東京都多摩市内で今月12日以降、新築中の住宅が夜間に焼ける不審火が6件相次いだ。半径2キロ圏内で、複数の現場に灯油がまかれた跡があった。警視庁は同一犯による連続放火事件の可能性があるとみて、周辺の防犯カメラの解析などを進めている。

 警視庁によると、1件目があったのは12日午前1時50分ごろ。多摩市一ノ宮1丁目にある2階建て木造アパートの新築現場で、柱や床が焼けた。14~20日の5件で焼けたのは新築中の戸建て住宅で、3棟が全焼した。

 6件の現場はいずれも住宅街。1件目以外は灯油をまいた跡があり、複数の現場にポリタンクが残されていた。建物内に木材が積み重ねられていた現場もあったという。出火した時間は1~5件目が午前2~3時前後で、6件目は午後9時ごろだった。

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プロの仕事をお見せします

初夏に完成した愛知県日進市の輸入住宅 M邸。

この家のインテリアの壁をドライウォールで仕上げた際の作業風景を動画にしてみました。

手間暇が掛かる作業ですが、3分という短い時間に凝縮してあります。勿論、この動画に写っている道具や材料、技術はほんの一部でしかありません。

美しい色のパラペイントを使い、本物のドライウォールがどうやって施工されるのかは、どうぞご自身のおうちをドライウォールで仕上げる時にじっくりご覧下さい。

勿論、私たち ホームメイドがお手伝いします。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連写真>: 仕上がったインテリアのM邸 リビング

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漆喰の代わりにドライウォールで塗り壁を

先日、日本家屋のリフォーム(内装工事)を行った。

日本古来の土壁が施工された状態で、随分長い間仕上げをしないまま住んでいたそうな。だから、仕上げ前のグレーの荒壁がむき出しの状態の室内が、お分かり頂けるだろうか。

普通なら、ここで漆喰を塗り重ねて真っ白に仕上げるのだろうが、私たちは北米製の天然石膏のパテとドライウォール用塗料のパラペイントを使うことにしました。

天然石膏のパテは、漆喰と同じカルシウムが主成分ですから、土壁とは馴染みやすいのです。実際石膏を土壁に塗ってみると、これが結構漆喰に見えるではありませんか。石膏パテは乾く過程で収縮しませんから、ひび割れを起すこともありません。

でも、このままにしておくと石膏の粉が手や服に付きますから、ツヤ消しのパラペイント「エリートスウェード」を上から塗ります。勿論、ツヤ消し水性塗料のエリート・スウェードを塗る前に、染み込み止めのプライマー(下塗り塗料)を塗ってくことを忘れてはいけません。

さあ、仕上がりはどうでしょうか。

真っ白な色のエリート・スウェードを塗りましたから、まるで上品な漆喰塗りみたいですよね。と言うか、多分これがドライウォールだって、全然分からないです。勿論、塗装ですから白い粉が手に付いたり、表面がボロボロ欠けてきたりすることはありません。

特にいいのは、汚れたら少し濡らした雑巾で拭き掃除が出来るということです。漆喰ではこんな芸当は難しいですよね。そして、天然石膏のパテとドライウォール用塗料は、意外と日本家屋の内装仕上げには持って来いなんですね。

木造の日本家屋にお住まいの皆さん、漆喰仕上げにお金が掛かるからと言って和室にビニール・クロスなんて張らないで、是非体にも安全なパラペイントの塗り壁にしてみて下さいね。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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太陽光発電、危うし!

やっぱりなぁ~、なんて思うニュースが入ってきた。(詳細は、このページの下の方をご覧下さい)

九州電力が、近い将来自然エネルギーの買い取りを止めるかも知れないというのだ。電気の買い取り価格が高く設定され、屋根にソーラー発電パネルを設置した人も多いだろうが、今後買い取ってもらえないとか、買い取り価格が大幅に下がる恐れも生じてきた。

10年経てば元が引けるからその後は儲かるばかりだと業界は宣伝していたが、そんなにうまい話はないよなと思っていたことがそろそろ現実になろうとしている。

ここ名古屋の中部電力が、そういった検討を始めた訳ではないが、もし九州電力が止めれば必ず全国に波及するはずだ。10年後にはパワコン等の付属機器が壊れ、交換メンテナンスでお金も掛かる時にどうするんだろうか。勿論、屋根の補修だってしなきゃいけないですし・・・。

やっぱり、こうした設備は政府や業界に踊らされて買うのではなく、価格的にも社会的にも、そして個人的にもメリットがあるという価値観を持っている人が設置すべきじゃないでしょうかねぇ。お金だけでなく、環境に対する思いや信念・信条が大切です。

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九州電力:再生エネ買い取り中断検討 送電パンクの恐れ (毎日新聞 2014年09月20日)

 九州電力が、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)に基づく契約の受け入れを、管内全域で中断する本格検討に入った。太陽光発電の導入が急速に進み、自社の送電設備の容量がパンクする恐れが出てきたため。ただ、受け入れ中断には、再エネ事業者への合理的な説明が必要なほか、世論の反発も予想されるため、九電は月内にも、国と対応策を協議する。

 管内全域で中断すれば、大手電力で初の事例となる。九電は昨年3月、既存の送電設備で接続可能な太陽光・風力発電容量を400万キロワット増やして700万キロワットと定め、2020年までに導入を図るとしてきた。だが、太陽光発電の買い取り価格が高かったこともあり、今年7月末の実績で既に385万キロワットに達するなど、想定を上回っている。

 太陽光は出力の変動幅が大きく、さらなる導入には変動幅を抑える技術開発や、設備の増強工事が不可欠。再エネ事業者が多額の工事費用を自己負担するケースも出ており、九電は、導入目標拡大を検討する一方で、FITを推進する国に対しても、制度見直しを含めた対応を求める意向だ。

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こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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お風呂のサッシは、要注意!

兵庫県芦屋市の方からミルガード社の上げ下げ窓のメンテナンスについて相談を頂いた。

シングルハングの樹脂サッシなので、湿気や結露に強いということで浴室に取り付けられていたようだ。確かにフレームが樹脂(PVC)ですから、錆びたり腐ったりすることは全くない。でも、金属部品が全く使われていないということでもないのである。

シングルハングやダブルハングのサッシであれば、窓枠フレームの内部にバランサーと呼ばれる建具の吊り金物が仕込まれているし、横に開くケースメント(ケースマスター)やオーニングのサッシであれば、オペレーター(ロトアーム・ギア)と呼ばれる開き金物が使われている。

こうした部分は、亜鉛メッキや塗装が施されてはいるが、常に水分に曝されているとどうしても錆びて劣化してきてしまう。

でも、最近は空調設備の一般化や花粉症の増加などで、窓を開ける機会が少なくなり、こうした金物を見ることなく過ごしている現状がある。前にも述べたが、見えない部分に水分が入り込むとなかなか外には抜けてこない。その場所に滞留してしまうのだ。

だから、そのうち写真のようにバランサーが錆びついて、バネが劣化したり、糸切れを起したりしてその機能を失ってしまう。そうなると、いざ窓を開けたい時に開けられないということになる。特にお風呂場でこうなってしまうと、浴室内の湿気が壁や天井に付着して、カビや細菌の発生原因となるから大変だ。

このお客様の場合、そうなった後も騙しだまし使っていたのだが、つっかえ棒をして開けておいたサッシが何らかの原因で勢いよく下に落ちてしまい、ペアガラスも割れてしまったのだ。これでは、セキュリティ上の問題まで出てきてしまう。バランサーさえ交換しておけばこんなことにはならなかったのだが、お客様はバランサーの交換方法さえ分からない。

つまり、この輸入住宅を建てたビルダーは、何らケアの仕方を教えていなかったのだ。もしかしたら、ビルダーも交換するなんてことを知らなかったのかも知れない。でも、きっとこういうことって、住宅業界においては普通のことですよね。それも国産や輸入に限らず。

如何に日本の住宅メーカーがメンテナンスについて情報提供していないか、家に住んでいる皆さんが自身でメンテナンスしようと考えていないかがよく分かります。耳の痛い話ですが、これは双方に原因があります。まあ、日本人の住まいに対する文化の問題かも知れません。

欧米の人たちのように、DIYで自身の家を守り、造ったビルダーも定期的にケアをしていく心構えが、これからの日本人には必要な気がします。

どんなものでも人間が作ったものに永遠はありません。窓やドアなどの部材は消耗品と考え、10年ごとに点検し劣化したものは壊れる前に交換しましょう。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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窓のペアガラスが割れたら、どうします?

最近、国産サッシでも標準的になっているペアガラス。シングル・ガラスに比べて断熱性も向上するので、地球温暖化対策(省エネ対策)には欠かせませんね。

でも、ペアガラスはガラスとガラスとの間のスペースに湿気や水分が入り込んでしまうと、水滴で曇ってしまうばかりか、カビや藻のようなものが付着したり、周囲の金属部品(シール材)を錆びさせたりして大変なことになります。特にサッシがアルミクラッドや木製の場合は、木部に雨が侵入して窓や構造をも腐らせるという問題を生じます。

今回は、福岡県にお住まいの方から、Marvin社のIntegrityという輸入サッシのガラスが破損してしまい、困っているという相談を頂きました。近くのサッシ屋さんや工務店では、輸入サッシのガラス交換は出来ないということで断られたそうです。

恐らく何かが当たって割れたのでしょうが、ペアガラスの場合どちらか1枚だけが割れるということが多いですから、取り敢えず防犯や雨の心配は必要ないように思います。

場所が福岡ですから、名古屋から出向いていってガラスを外して採寸したり、新しいガラスをはめ込みに行ったりする手間や出張費を考えれば、建具(サッシュ)ごと新しいものを調達するのが一番早くてお値打ちです。

特にインテグリティという輸入サッシには、断熱性や耐紫外線性能を高めたLow-EⅡという特別な断熱被膜が張られていますから、純正品の方がいいですね。

輸入サッシのガラスにヒビや曇りが入って困っている方、早めにお問い合わせ下さいね。尚、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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アメリカにだって、土間はある

北米のインテリア・デザイナー、サラ・リチャードソンが企画したMud Roomの写真です。直訳すれば、「泥の部屋」となる訳ですが、日本で言えば土間空間。

北米では部屋の中も靴履きの文化と思われている人も多いでしょうが、日本人同様靴のままではアメリカ人も窮屈なんですね。だから、玄関を入ってすぐの場所に靴脱ぎ場を設けているおうちがいっぱいあります。

ただ、この写真のように上がり鼻(上がり框)に段差を付けている住宅はあまり見受けられません。ですから、ちょっと日本風の納まりな気がします。

部屋の色は、濃いエンジのような茶と白の組み合わせ。ツヤ消しの茶色のドライウォールは、落ち着きを感じさせますし、白いツヤありの塗装がされた腰板やドア枠、階段などはクラシックさを演出しています。

Cape Codのようなデザインの縦目地の腰板にすると、少し海沿いの家の感じがして楽しいですね。

また、日本人ならハンガーフックは、目の上の高さくらいに付けるのでしょうが、腰より下に物が掛けられるようにしているところも面白いです。そうすることで、目線の高さに空間が生まれ、絵や写真をリズミカルに掛けられるというのもいいアイデアです。

マリナー・デザインがお好きな方は、こんなインテリアは如何でしょうか?私たちのセンスや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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ピ-チツリー・ドアのグリル(格子)用ピン

昔、輸入のスチール・ドアと言えば、ピーチツリー社が有名でした。いや~、懐かしいですねぇ。

主に勝手口用のドアやパティオ・ドア、玄関ドアとして輸入されたんですが、何年も前にこの会社も国内から撤退してしまって、部品等を供給してくれる販売代理店や建材商社もなくなってしまいました。

そんな状況の中、群馬県の方からピ-チツリー社のドアに付いているガラスに格子を取付ける為のピンが欲しいというご依頼がありました。もう何年も探していたらしく、ホームメイドなら何とかしてくれるのではないかということでメールを頂きました。

こちらもおおよその見当は付けることが出来ましたが、細かな寸法は実際のもので比べてみないと分からないかも知れません。そこで試にいくつか調達して輸入してみようということになりました。

こんな小さなパーツでも、手に入らないとなると何とかしたいものですよね。部品の値段より調達の経費の方が多くなる気もしますが、思っていたものがちゃんと取付け出来たら、きっとお金以上の喜びがあるものです。

輸入住宅の補修でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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輸入の玄関ドアを塗り直そう!

輸入住宅の玄関ドアは、木製やファイバーグラス製が一般的。

こうしたドアは、強い日差しや風雨に晒され、どんどん塗装が剥げてきてしまいます。

10年もそのままに放っておくと、美しかったドアがこの写真のようにみすぼらしいデザインになってしまいます。

ドアハンドルやデッドロックも錆びついてしまっていますね。

自然のことなので仕方がないと思う方もいらっしゃるでしょうが、出来るだけ早めに塗装をし直すことをお勧めします。

やはり玄関は家の顔ですから、来客の心象もよくないですし、皆さんの運気も下がりますよね。

玄関の木製ドアなら、塗料はパラペイントのティンバー・ケアがお勧めです。ドアだけでなく、窓の木部の防水塗装やケアにも使えますし、安全なカナダの水性塗料ですからニオイもありません。

ファイバーグラス製なら、フォー・フィニッシュ用の専用塗料やパラペイントの外装用塗料がありますから、色を変えてみるのも楽しいかも知れません。

また、塗装だけでなく、ドアの下がりや歪みを調整したり、ハンドルやヒンジ・ロックセットなども新しいものに交換したりするのもいいですね。

こうして手を入れることで、輸入住宅は美しく甦るだけでなく、機能もスムースになりますから、「こんなことなら、もっと早くやればよかった」なんて思うこと間違いないですよ。

塗り替えや交換・調整のご相談は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ファイバーグラス製輸入ドアの木目塗装 (2014年10月18日)

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バランサー以外もメンテナンスしよう!

輸入サッシのメンテナンスと言えば、シングルハングやダブルハングの上げ下げ窓に付いているバランサーの交換の話が多いのですが、それだけで交換すればいいという訳ではありません。

窓の防水性や気密性を上げる為に、ウェザーストリップというパッキン(モール)材が、建具(サッシュ)や窓枠の周囲に取り付けられています。そして、ウェザーストリップは、窓だけでなく輸入の外部ドアにも取り付けられています。

バランサーと同様にウェザーストリップも10年程度で劣化してきますから、写真のようにボロボロ破れてきたりちぎれたりしたら、交換が必要と考えて下さい。

ウェザーストリップは、フレームに明けられたスリット(溝)に差し込まれているだけのものですから、誰でも簡単に取り替えることが出来るのです。

また、横に開くケースメント(ケースマスター)・サッシや下側が開くオーニング窓は、オペレーション・ハンドル(クランク・ハンドル、フォールディング・ハンドルとも呼ぶ)やオペレーション・ギア(ロトアーム・ギアとも言う)が傷んでくることがあります。

これは、窓を開けている時にサッシュが風で煽られたり、動きが悪い状態で無理に開閉しようとしたりして、ハンドルやギアに大きな負荷が掛かることが原因です。また、金属製である為、雨や結露による錆の発生も劣化原因の一つです。

こうした部品は、窓メーカーによって、窓の種類によって、窓の大きさによって変わってきます。でも、その多くが汎用品ですから、おおよそどこの窓のものでも調達することは可能です。

輸入住宅でお困りの方、お探しの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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