お知らせ : ページ 240

北米の輸入住宅は、合理的です

私たちは、北米にある住宅そのものを日本に持ってきて家を建てるということをやっています。

これを称して輸入住宅と呼ぶ訳ですが、他社のように一部分を輸入して輸入住宅とおっしゃるところもありますが、ホームメイドは国内でしか調達出来ない国内認定品以外は極力本物の輸入資材を使おうという考えで、輸入住宅を施工しています。

でも、北米のものが全て素晴らしいという訳ではありません。写真のものは、ヘムロックと呼ばれるベイツガという木を加工して作られた木製ドアですが、国産のドアのように中身が空洞になったフラッシュ・ドア(張り物のドア)も流通しています。

価格は木製の無垢と比べると、3分の1~4分の1ですから、多くの輸入住宅メーカーで使われています。まあ、耐久性で劣るこうした安物を私たちが使うことはありませんが、木製ドアもフラッシュ・ドアも実は統一したサイズ規格で全て作られています。

例えば、幅2’-6”(=2フィート6インチ)x高さ6’-8”(=6フィート8インチ)というサイズのドアということが分かっていれば、どこのドア・メーカーの木製ドアやフラッシュ・ドアでも、全く同じ大きさのドアを注文することが出来ます。

ですから、将来万一悪くなったら、いつでも交換することが可能です。国産ドアの場合、メーカーや時代によってドアの大きさがバラバラですから、同じサイズのドアに交換しようと思っても、特注しなければ交換することは出来ません。

このサイズ規格の統一こそが、北米の住宅を長持ちさせる魔法なのです。だから、ホームメイドの輸入住宅でも100年後に新しいドアを簡単に付け替えるなんてことが出来るんですね。

レンガ積みの外壁やドライウォールの内装といった目に見えるものの素晴らしさだけでなく、デザインや規格といったことでも100年後を見据えた考えで施工をしているんです。目に見えないものこそが、私たちの本当の魅力です。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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どんなデザインのものも、調達OKですよ

愛知県豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸で取り付ける予定の玄関ドア。こちらは、サイドライトが付いた親子タイプのドア。子扉は、枠に固定することも出来ますし、親のドア同様可動式にすることも可能です。

国内の輸入資材を扱う商社では通常在庫にないタイプのドアですが、お客様からのリクエストに応じてアメリカから輸入します。米松と呼ばれるダグラスファーで出来た無垢の木製のフレームに赤いガラスをポイントに散りばめて作ったステンドグラスがはめ込まれています。

フランク・ロイド・ライトの建物で使われたような幾何学模様のステンドグラスというところが、通好みですよね。

(写真は、ベイツガと呼ばれるヘムファーですので、実際のものはもう少し木目がはっきりした赤みのあるものになると思います。また、輸入の際は無塗装で来ますから、仕上げの時に自然オイル等で木に着色するとお好みのイメージになりますよ)

一般的には、こうした一品ものを入手する場合、相当高価なものになってしまうことが多いのですが、北米の製品の多くが受注後に生産されますから、標準品と然程変わらない価格で輸入することが可能です。

ですから、自分の好みに合ったオリジナルなデザインのものを手に入れたいという方にとっては、ホームメイドはもってこいの住宅ビルダーかも知れません。

普通のビルダーであれば、いつも使っている標準品の中で選んで欲しいと思うのでしょうが、個性的なものを手に入れるのに、私たちはワクワクしてしまうんですよね。まあ、そこが家づくりの楽しさなんですが・・・。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 幾何学模様のステンド・グラス (2014年3月20日)

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トリプルガラスのサッシだから、こんなに美しいの?

先日私共のレンガ積み輸入住宅に採用する旨お伝えしたトリプルガラスの輸入サッシ。これを施工したアメリカのおうちの写真が、こちらです。

薄いグレー・ベージュの塗料で塗装されたドライウォールの壁、ダークブラウンのフローリングにカプチーノのような色のラグを敷いたアメリカン・モダンのリビング・ルーム。

輸入の樹脂サッシのデザインが美しいからか、それともその他のインテリア部材が美しいからか、落ち着いたいい雰囲気じゃぁないですか。

素材を一流のものにして、それらがお互いケンカすることなくコーディネート出来たから、こんなに素敵になるんです。

でも、何故こんなに美しく仕上がるのかを知りたいですって?これを私がお話するには相当の紙面が必要でしょうから、お知りになりたいという方は、是非ホームメイドまでいらして下さい。しっかり詳しくお話ししますよ。

それにしても、輸入サッシからこぼれる光って、どうしてこんなに違うんでしょうねぇ。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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この風景は、当たり前じゃないですよ

自宅から会社までの道のりは、こうした田園風景が広がっています。愛知県日進市は新興住宅地ですから、場所によっては開発が進み、マンションやお洒落なお店も増えてきましたが、まだまだ田んぼは残っています。

往復12kmの距離を自転車で走るのは、健康管理とリフレッシュにはもってこいなんですが、季節季節の景色や香りも楽しみの一つ。

この秋は、やはり金木犀の甘い香りで癒されますが、ロードサイドの稲穂の香りは、まるで炊き立てのお米のような香ばしさです。こんな場所がある地域で暮らせるなんて、ほんと幸せものですねぇ。

でも、こうした状態は何もしないでも毎年同じようになる訳ではありません。土を耕し、苗を植え、水を張って雑草を取るといった努力やメンテナンスを毎年続けてきたからに他なりません。

愛着のある家を長く美しく保つには、自然の摂理に則って同様にすることが大切だということを忘れないで下さいね。特に、自然素材を施工した家づくりでは、日々のメンテナンスは欠かせません。

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トリプルガラスの輸入樹脂(PVC)サッシ

今回、豊川市で施工する輸入住宅 N邸では、ペアガラスよりも高性能なトリプルガラスの樹脂サッシを採用します。アルミや木製と比べて樹脂のフレームは、熱が伝わりにくく結露もしないという特性があります。

また、一番外側のガラスには外からの日差しや紫外線を跳ね返す遮熱効果の高い遮熱タイプのSouthern Low-E2を、一番内側のガラスには室内の熱を逃がさない断熱タイプのNorthern Low-E2をコーティングしたダブルLow-E2トリプルガラスを使用。断熱・遮熱の両方のLow-E2をコーティングした次世代型の3重ガラスサッシは、内外のガラス両面で違う機能を発揮します。

(尚、ペアガラスは、両面にLow-E2を施すことは出来ません。間に1枚ガラスが挟まることで、ダブルLow-E2を実現出来るのです)

そして、トリプルガラスの間の2つの気密層には、断熱効果を高めるアルゴンガスを封入しています。住宅における窓からの熱損失は58%と言われますから、ガラスの性能アップは絶大な効果を発揮します。

その性能を熱貫流率(U値)で表すことが出来ますが、何と最高で「1.07w/m2・k」(ダブルハング・ピクチャー窓)。熱貫流率は、数値が低ければ低いほど断熱性能が高いのですが、国産の一般的なペアガラスサッシで「3.01w/m2・k」程度がせいぜいですから、その性能が圧倒的なのが分かりますね。

・熱損失の比率は、換気によるものが15%、窓などの開口部からが58%、屋根・壁・床からが27%
・冬の暖房時の熱が開口部から流出する割合:58%
・夏の冷房時(昼)に熱が開口部から流入する割合:73%
 出典:(財)建築環境・省エネルギー機構、(社)日本建材・住宅設備産業協会

また、気密性の高い輸入サッシは、車の騒音が気にならないばかりか、テレビやピアノの音も外に漏れず、ご近所への遠慮も要りません。また、私たちが施工するセルロースの断熱材は、音を吸収する性質があるので、壁の防音効果も抜群です。

このように、現在考えられる最高の断熱性能を今後も皆さんに提供していきますが、北米製の輸入サッシは国内の防火認定がありません。その為、防火地域の建物で延焼の恐れがある部分には使えませんから、その点だけご注意下さいませ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 断熱性能が高い同じ樹脂サッシでも、これだけ違う!
<関連記事>: これからのサッシは、ダブル断熱・トリプルガラスが主流か?

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風のある日は、ケースメント窓を閉めよう!

輸入住宅に使われる輸入サッシのケースメント。室内のハンドルを回すことでギアが回転。そのギアが長いアームを押し出すことで、建具(サッシ)が外に開くという構造になっている。

ケースメントの特徴は、何と言っても気密性能がいいことだろう。ダブルハングや掃出しサッシ、引き違いのグライダーと比べて、サッシ枠との密着性を高くするという構造にある。つまり、断熱性能も少しだけ高いと言える。また、全面が開く為、換気性能もいい。

ただ、その為のデメリットがあることも忘れてはいけない。枠との密着性が高いということは、建具と枠との間に雨水が一旦入り込むと、逆に水分が抜けにくくなる。

そうした場合ジクジクした状態が長く続き、アルミクラッドの木製サッシのようなタイプは、木部が黒ずんだり、腐ったりしてしまう。だから、雨後の晴れた日には、窓を開けて乾燥させることが大切となる。

でも、そこでも問題があるのです。

台風直後のようにまだ風が強く吹いている折に、ケースメントの窓を全開しておくと、建具が風に煽られる。そうすると、アームがそれに引っ張られてギアの部分に無理な力が掛かったりするのだ。

それが繰り返されると、ギアが破損したり、軸が曲がってうまくギアが噛み合わなくなったりする。そうすると、ハンドルをいくら回しても窓が開閉出来なくなるということになるから、大変だ。

だから、風の強い時には窓を大きく開けないで、ほんの少し空気が入れ替えられるようにするか、風が止むまで暫く待つことをお勧めします。

自然の摂理に沿った扱いを心掛ければ、長く愛することが出来る輸入サッシ。繊細な分、高性能で美しいですが、気難しさもありますから、ご注意下さいね。

万一、これらの部品が破損したら、建てたビルダーさんに相談してみて下さい。もしそこが部品の手配をしてくれないようなら、ホームメイドにお問い合わせ下さい。

この窓のお宅は三重県津市にありますが、輸入サッシのメンテナンスが出来る人がいないということで、わざわざ私たちにご相談を頂きました。遠方のおうちの場合は、出張費等で少し余分に費用が掛かるかも知れませんが、出来るだけの対応をさせて頂きます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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老舗の料亭とビルダー(工務店)経営

先日、京都の料亭のお話を書かせて頂きましたが、こうした料亭が有名なのに店がどんどん大きくなったという話を聞いたことがありません。

また、マクドナルドのようなロープライスのチェーン店や100円寿司、ファミレスといった大規模飲食店に押されて倒産したとか、廃業したという話もありません。

最近、日本のシャープやSONY等が外国勢に押されて経営が大変だというニュースがありますが、老舗の料亭の対応に通ずるところがないでしょうか。

料亭は、安いお店にはない味や雰囲気、安心やサービスを武器にして、それに見合った金額で長年信頼を集めています。ローコストの食事からすれば、高いと思われるかも知れませんが、料亭は料理を出すことが出来るのです。

大規模飲食店ではハンバーガー(一種、工業製品?)は出せても、料理は絶対出せないと思います。大量に販売しようという志向を続けるなら、何れは他のローコスト商品に負けてしまうのが世の常。ヤマダ電機がNET販売業者に押されてしまうのも同じ。

私たちのような小さなビルダーは、その多くが拡大志向です。たくさん住宅を建ててお金を稼ぎ、社屋や支店、展示場を造ってより多くの顧客を獲得して有名になろうというのが、一般的ではありませんか。

でも、それってマックと何が違うんでしょう。

息の長い料亭のように堅実な経営、お客様から一度は行ってみたいと思われるような道を、中小の住宅ビルダーは選ぶべきと思います。

その為に、技術を磨き、よい材料の目利きが出来るようにならなければいけません。そして、デザインのセンスや顧客への気遣いを忘れないようにすべきです。お金儲けや自社の見栄、無駄な価格競争で勝ち残っていこうという考えは、きっと老舗にはないですよね。

どの住宅会社もなし得ない「歴史に残る輸入住宅」を造ることこそ、日々研鑚する一流の板前さん仕事につながるような気がします。

資本主義的経営から日本的な心の経営に変わることが必要ですし、そうしなければ、幸せを感じて頂ける家づくりは出来ません。理想の家づくりの為に、年収を超えるような高いお金を払うお客さんは、きっとそれを望んでいるはずです。

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防火サッシの2014年問題をご存じですか?

国内サッシメーカーのお抱え団体であったカーテンウォール・防火開口部協会(カ防協)が、包括的に全ての防火窓を書面のみで防火認定品として適合審査をしていた処、2010年にこれらの防火性能が国土交通大臣の認定基準を満たさないことが判明した。(このニュースの詳細については、以前の記事をご覧下さい)

つまり、防火地域や準防火地域に建っている建物のアルミサッシの殆どは、十分な防火性能を有していない。

この件について、消費者がサッシ・メーカーや住宅会社に対して、訴訟やリコール請求を起こさなかったことは驚きだったが、来年以降に施工される防火サッシに再び脚光が当たることになる。

この問題に対し国交省は、経過措置として今年の12月末までは現行の包括認定品の使用を認めるが、2014年からは個別認定品への切り替えを義務付けている。各サッシメーカーが直接、製品毎に個別の試験を受け、「個別認定」という方法で大臣認定を取得しなければならないのだ。

現行品では防火性能がないことが分かっていたものを、耐火し得るものにしようというのだから大変だ。知り合いのサッシ屋さん曰く、防火サッシの価格は、従来の2.5倍程度に跳ね上がるのではないかと・・・。

勿論、防火地域や準防火地域ではない場所でこのようなサッシを使う必要はないし、同地域であっても「延焼の恐れのない部分」であれば通常のサッシを施工出来る。

最近、外壁に窓がないまっ四角(キュービック型)のローコスト住宅が流行っているが、窓を付けないことで防火の問題を回避しようという思惑がみてとれる。

但し、全く外からの光が入らない閉塞環境は、精神衛生上相当のストレスとなる為、防火の影響を受けない天窓(トップライト)を設けるようにしている。ただ、標準仕様は開かない天窓のようだし、建築確認を行う検査機関によっては天窓を防火規定の対象とするといった対応のところもある。なので、全ての問題をこの住宅の仕様でクリアすることは難しいでしょう。

私たち ホームメイドの輸入住宅では、網なしのガラスや断熱性が優れた樹脂や木製のフレームでありながら、個別認定を取得した輸入(又はOEM)の防火サッシを既に使っているので、こうした問題とは無縁ですが、今年の年末くらいからマスコミにも取り上げられるかも知れませんね。

昨日、消費税8%への増税のニュースが発表されましたがその陰に隠れて防火サッシの問題が現実化してくることをお忘れなく。

でも、2,000度にもなる火災に遭えば、窓のガラスなんて何れ溶けてしまうでしょうから、本当は防火認定なんて無駄な話だと個人的には思っています。だから、建築基準法が全て正しい訳ではないですよ(笑)・・・個人的な意見ですが・・・。

だって、こんなサッシを使わなければいけない国なんて、世界中見渡しても存在しないんですから。世界の高品質なサッシの輸入を出来ないようにする、非関税障壁とも言えるかも知れません。また、防火認定の為に窓枠に金属フレームを採用すれば、熱が伝わりやすくなって結露問題の発生や断熱性の大幅な低下を招くことを忘れてはいけません。(だから、ビルやマンションの国産サッシは、性能がひどいんですよねぇ)

それにしても、こうした情報を公開する住宅メーカーが殆どいないということは、悲しいことです。これじゃあ、いつまで経っても信頼される存在にはなれないですよね。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 国産住宅用防火サッシ、一斉に販売終了 (2011年8月25日)
<関連記事>: 窓の防火認定なんて、意味あるの? (2011年1月14日)
<関連記事>: 防火・準防火地域では、素敵なサッシは使えない! (2016年7月13日)

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雨が入ると、こうなってしまう

以前、ブリック・タイル(カルチャード・ブリック)をラスカットの下地に直に張り付けると、雨水が入り込んで構造をも腐食させてしまうというお話を書きましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか。

他社が建築した家で、トラブルが発生した実例がこれ。輸入住宅ブームの際は、このブリック・タイルが流行りましたねぇ。

ラスカットや外壁として張られた構造用合板が、既に腐ってしまい、中が空洞になっているのが分かりますね。カルチャード・ブリックを剥がしていない場所は、何ともなっていないようにも見えますが、実際の中身はボロボロだと思います。

防水紙も構造用合板の上に張ってあったようですが、気化した水が湿気となって、防水紙の内側にも入り込んだのかも知れません。勿論、防水紙に隙間があったことも考えられますが、こんなに広範囲に腐ってしまっていることを考えると内部結露以外考えにくいように思います。

湿式モルタルでラスカットの上に張るのでなく、胴縁で通気層を取っておいて、その上にコンクリート・サイディングを張ってからタイル張りすれば、ここまでのことはなかったでしょう。

カルチャード・ブリックにしてもジョリパットにしても直貼りで外壁に施工するのは危険です。パッと見同じで安いのがダメなのは、これで分かりますね。補修には、新築時の3倍のお金が掛かります。

外壁の補修でお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: レンガ・タイルは、将来メンテナンスが必要になる
<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1)
<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (2)
<関連記事>: ツヤが違います (2018年4月30日)

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この冬が、待ち遠しいでしょうねぇ

先日竣工した愛知県半田市の輸入住宅、K邸。

ここのリビングに設置した薪ストーブが、これ。分厚い鉄板の本体は二重構造になっていますから、表面は危険なほど熱くなることはありません。ここが安全性を重視する北米製の所以です。(と言っても、熱いですから注意は必要ですよ)

ストーブの内部には、耐火煉瓦が入っていますから、鉄の本体に直接火が当たることがないので、耐久性もバッチリです。

この薪ストーブは、結構人気があって、私たちのお客様で薪ストーブを入れたいという方の半分以上は、この製品をお使い頂いています。

ご覧頂いて分かるように、このおうちの外壁を積んだレンガを使って、薪ストーブの下と後ろを万一の熱から守っています。

本物のレンガは、厚みといい、雰囲気といい、素晴らしいですね。薪ストーブのアクセサリとして、ファイアーセット(お掃除道具等 4点)とウッド・バスケットを両脇に置いてみました。

この薪ストーブに火が入る12月には、ジングルベルの曲が流れているんでしょうねぇ。

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