お知らせ : ページ 260

ちゃんとメンテナンスして下さってますねぇ

今朝、名古屋市緑区のお客さんから車庫スペースを手直ししたいというご依頼を頂いて、お邪魔してきました。

2台分の屋根のない駐車スペースと1台分の物入れが存在しているところを、古い物入れを撤去して、大きな屋根兼ウッドデッキを車庫の上に載せたいらしい。

以前、このお客さんの紹介で、並びのおうちで同じような車庫デッキを造らせてもらったので、それをイメージして頂いているようです。予算的にちょっと厳しい感じですが、どうやったらご希望に近いものが出来るか、考えなければいけませんね。

打合せ後、その並びのおうちも見に行きましたが、ここのご主人が結構まめな人でご自身でデッキに防水塗装をしたり、古くなった柱材を自分で取り替えたりして、メンテナンスをして下さっています。(塗料は、PARAのティンバー・ケア、アクリル・レインコートを使用)

腐りにくいレッド・シダー(米杉)で出来ていますが、天然素材は環境に左右されますし、一生涯ノーメンテナンスなどというものはありません。

新しいSPF材だと、ちょっと色の違いが気にはなりますが、これはこれでいいのです。腐ってみすぼらしくなってからでは、メンテナンスにお金が掛かってしまいますし、運気にもよくありませんからね。

日本のお父さん、頑張って下さいね!輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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洋館をイメージさせるリビング・デザイン

白いレンガ積み外壁で建てた洋館、岐阜市N邸。こちらが、加藤設計さん撮影の第2弾です。

華やかな色のドライウォールの壁に、パラペイントで白く塗ったモール材をあしらってみました。床材は、ナチュラル・メープルの無垢木製フローリング。

クリスタルの照明器具やボタン留めされた背もたれのデザインが、クラシックなソファが洋館的なイメージを増幅させています。

そして、ワンポイントで入れたカーテンのオレンジ色が印象的。

キッチンや洗面・キャビネットのデザインとお揃いのリビング・キャビネットの上には、アンティーク・デザインで作られたテーブル・スタンドの照明が、さりげなく待機しています。

これらの照明器具は、私がお客様を連れてトロントに行った時に照明器具の専門店で一緒に購入してきた逸品です。普通の国産住宅だったら、こんなデザインは浮いてしまうんでしょうが、徹底的にデザインすればちゃんとコーディネート出来るという証しです。

家具類もこれからお客様が買い揃えていくんでしょうが、これからが楽しみですね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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和室と洋間との境目って、微妙ですよね

私たち ホームメイドが手掛ける輸入住宅でも、和室を造ることはよくあります。

家族にお年寄りがいらっしゃる場合や、奥様がお茶をたしなむといった場合、子供が小さくてお昼に添い寝をしなければいけないなどその用途は様々です。中には、法事などをするのに二間続きの和室が欲しいと言われる方もおみえでした。(まあ、昨今本家普請のご希望は、減ってきましたが・・・)

私たちは、ドアやフローリング、廻り子や幅木といった内装の枠材に至るまで自然素材にこだわりますから、無垢の木製のものを使います。そういったものは、無塗装の白木ですから、塗装しない状態では白木で出来た和室のような雰囲気が、少しだけありますね。

でも、洋間が無塗装のままという訳にはいきませんから、ダーク色やナチュラル色などのカラーで塗装するのですが、通常無塗装仕上げの和室と接する部分をどう処理するかが、問題となったりします。

写真の場合は、ドアの枠材をセンターで塗り分けして、ドアを閉めた時にどちら側から見ても納まりがいいように仕上げています。でも、この場合、ドアを開けた状態の時は、このように半分塗り残しているような印象を持つ人もいるでしょう。

ですから、場合によっては、塗り分けせずに、枠の部分を全て塗ってしまったり、全て塗らずに残したりもします。

どちらの場合でも、洋間側のケーシングと呼ばれる飾り縁は塗装をします。ただ、枠材を塗らない場合には、ドアを閉めた時にほんの少しだけ無塗装の部分が洋間側から見えてしまいますし、逆の場合は和室側から枠の塗装が覗きます。

どれが正解ということはありませんが、どれが自分に一番合うかを、よ~くビルダーと相談しましょうね。勿論、そんなことあまり気にならないということなら、お任せでも構いませんよ。

こういうディテールに気を遣ってこそ、プロのビルダーと言えるのです。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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上質な洗面デザイン

先日竣工したレンガ積み外壁の洋館、岐阜市N邸の写真を、友人の設計士 加藤さんに撮って頂きましたので、今後いくつかご紹介しましょう。

まず、今日は1階の洗面ルームのデザインをご覧下さい。

壁・天井のドライウォールは、淡いクリーム色のエリート・スウェード(パラペイント)を使いました。ここで注意しなければいけないのは、ツヤのない塗装をするということ。そして、木製ドアや窓枠・ドア枠、廻り子などは8分ツヤの白いウルトラ・セミグロス(パラペイント)を使いました。

場所場所で塗料のツヤを使い分けることで、高級感や上品さをインテリアに与えることが可能となります。

当然、洗面に設置された白いキャビネットのドアもツヤがありますから、見る人は潜在意識の中で、統一感を知らず知らずに感じてしまう訳です。

最近、私たちは、ダブル・ボウルの洗面のリクエストをお客様から頂くようになりました。そういう場合、化粧品やドライヤーといった小物、タオル類を入れるスペースも必要ですから、洗面カウンターはこのように伸びやかなデザインとなります。カウンターの上に取り付けたカナダ製の水栓金具もお洒落ですよね。

オーダーの大きな据え付けミラーと相まって、豪華な洗面空間が演出出来るのもダブル・ボウル洗面の特徴です。また、床には大理石デザインのタイルを使い、輸入住宅らしい雰囲気を醸し出しています。また、壁に設置した輸入の間接照明が、更にドライウォールの美しさをUPさせます。

デザインの仕方によって、金額以上の高級感を出すことも可能だということをこの写真でもお分かり頂けますでしょうか。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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NET情報は、古いものも混在しているから要注意!

私たちが調べものをする時、よくNETを利用する。と言うか、NETでしか調べなくなってきていると言っても過言ではない。

でも、よ~く見てみると、NETで検索した情報にはある欠点がある。それは、その情報が新しいものなのか、それとも古いものなのか、2つを比べた場合どっちが最新なのか、いずれも不明瞭な状況になっているということだ。

グーグルの検索エンジンというものは、ウェブサイトとして登録されている内容を全て一覧にして表示してしまう。だから、古い情報が、検索上位に上がってきているなんてことも少なくない。だから、NETに慣れない人などは、上位にある情報が正しいなどと勘違いしてしまう場合もあるだろう。

各サイトに、掲載した日付けが書いてあればいいが、そういうことまで気遣ってサイト構築している人は少ないのが現状だ。

勿論、情報や記事をサーバーにアップした時点で、データの更新日時が記録されているはずだから、それを元に順位付けするようなシステムをGoogleさんも考えていってもらわないとやたらと情報が増えていく状況では混乱が生じると思う。

私たち ホームメイドでは、この「お知らせ」ページで、普通のビルダーが語らないマニアックな記事を掲載しているのだが、ちゃんと日付けを入れている。また、時間を意識しないといけないその他の記事にも、日付けの記載を怠らない。

こうした気遣いって、大切じゃないかなぁ。勿論、ホームページ自体をまめに更新することも大切です。訪問頂いた皆さんも、時間軸を念頭に入れて知識を得るようにして下さいね。

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亜炭坑(亜炭鉱)跡の問題は、どうするの?

この話を最初に聞いたのは、もう10年くらい前だった気がするが、2月4日の中日新聞の朝刊1面で報道された。ずっと、放りっぱなしだったのに、何故今になって再度取り上げられたのか。

岐阜県の御嵩町にこうした跡があって、最近この坑道を全て埋め終えたという話をきっかけとして、各地の状況がどうなっているかという話になったのだろう。

ホームメイドのある愛知県日進市岩崎台は、実は亜炭坑の跡が、近くに存在している地域なのだ。跡がある土地は、近年区画整理などで開発が進み、宅地や商業施設なども広がってきている場所だったりする。

行政で調べれば、こんな話は簡単に分かると思うのだが、知ってか、知らずか、平気でここに家を建てて住んでいる人がいる。

まあ、何もなければ越したことはないが、大きな地震が直撃すれば、陥没や地盤沈下、水道やガスの配管の損傷が発生するのは目に見えている。

地域は、相当広い範囲に亘っているし、既に建物が上に載っているだろうから、岐阜県御嵩町のように完全に埋めることは難しい。

日進・長久手・名東区に住んでいる人や住みたいと考えている人は、一度調査をしてみて損はない。ことが起こった後に、行政や開発会社にクレームを言っても、後の祭。勿論、こうした場所は、全国にもあるだろうから、名古屋以外の地域の人もチェックして欲しい。

家を建てる時に地盤補強したから大丈夫なんて思っている人もいるでしょうが、補強した土地の下が亜炭坑跡だった場合は、表層補強が役に立たないかも知れないのだ。私たちの考えや情報公開の想いに共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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今年の春は、大気汚染対策?

最近、ニュースを賑わせているのが、中国の凄まじい大気汚染。でも、日本の昭和40年代なんかも四日市ぜんそくなどの病気が蔓延するくらい酷かった。(写真を見ると、昔の日本そのものですよね)

まあ、中国も後追いしているだけと言えば、それまでなんだが・・・。

そうは言っても、今の日本人がひ弱になってしまったせいか、花粉症やアレルギーぜんそく、化学物質過敏症、インフルエンザなど、空気に関する疾患を多く抱える国民になってしまいました。つまり、お隣の問題だからと言って、放ってはおけない状態になっている。

今回の大気汚染は、直径2.5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の微粒子状物質が、肺の奥や血管まで侵入しぜんそくや気管支炎、肺ガン、心臓疾患などの健康被害を引き起こすPM2.5問題が取り沙汰されている。

これは、工場で燃やされる石炭・石油の排気が浄化しきれていないこと、大量に増えた中国の自動車には厳しい環境基準が設定されていないこと、などが原因として挙げられるらしいが、それに加えて、温暖化で砂漠化が進行し、黄砂の飛散が大量になっていることが追い打ちを掛けている。

その上、今春のスギ花粉の飛散量が、昨年よりも相当に増えるという予想だから、虚弱体質の日本人には堪ったもんじゃない。こうしたことが呼び水となって、新たに病気を発症してしまう人も増えるだろう。

そういうことに敏感な人たちは、外気を室内に入れないようにする為に、高気密化した家を望むであろう。また、空気の清浄機能のある24時間換気システムの付いた全館空調を採用するかも知れない。

今回のことは、そういうことに対する要望が、増大するきっかけになる気がして仕方がないのだが、人間の技術というものは浅はかだということを心しておいて欲しい。

全てを室内で解決出来ればいいが、それは対処療法のごく一部でしかない。家族全員が外へ出ないで暮らすなどということは、不可能なことなのだ。まずは、そんな環境でもたくましく生きられる体を作る必要があるのではないか。

その上で問題を低減出来るように、中国に対して日本の環境技術を輸出・協力をしていくことが、原因療法であり、友好関係の強化にもつながると思います。

(他国に文句ばかり言ってても仕方ないですから・・・)

勿論、どうしても家の機能に頼らざるを得ないという深刻な人には、全館冷暖房システムは不可欠かも知れません。そういう人は、無理しないで私たち専門家にご相談下さいね。

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地盤補強に過信は禁物!

最近は、建築制度の改正で、新築前の地盤の調査が義務化されている。

住宅に対しての地盤強度ですから、ビルや公共施設ほどシビアではないですが、一定の深さで一定の地耐力があると認められない限り、基礎地盤の補強が要求される。

名古屋は、元来木曽三川等の土砂が長い年月掛けて堆積した土地柄だから、強い地震が来れば地盤が流動化してしまうような柔らかめの地盤であることが多い。名古屋郊外の東部丘陵地帯でない限り、なかなか堅い地盤を見つけることは至難の業。

そこで行われるのが、写真のような地盤補強なのだが、やり方は土地の状況によって変化する。主なものとしては、縦穴に砕石やセメントの改良剤を流し込む柱状改良と呼ばれる補強をしたり、杭を打ち込んで補強する工事をしたり、基礎の下になる表層地盤全体を改良剤と混ぜて固める補強などである。

確かにこうすれば、基礎の直下に対しては保険が掛けられるのだが、実際には深い地層からの変化や断層帯といった人間の力では解決できない自然の驚異が存在する。

また、固い地盤の下に、亜炭鉱(亜炭坑)跡などの空洞がある場合なども、どうしようもない。(東海地方では、こういう場所が結構存在する)

人間に出来る補強など、せいぜいこのくらいのことなのだということを覚えていて欲しい。自然に打ち勝つ方法など、あり得ない。

実際に地盤補強の保証となる対象は、地震ではないのである。普通に何もない状況の中で、地盤の沈下が発生しないということに対して、築後10年保証をしているだけなのだ。

そう、たった10年・・・。

多くの住宅会社が、地盤補強すれば地震に対して強くなるなどという根拠のない空言を言っている。まあ、それくらい一般の工務店は勉強していないから、仕方ないが・・・。

あの阪神大震災では、断層ラインではビルでさえ横倒しになっていたし、東北で起きた地震では山ごと崩れて風景さえ変わってしまったということを思い出して欲しい。絶対安全だった原発の炉だって、底が割れてしまったのだ。

だからと言って、何もしなくていいかと言えばそうではないが、住宅メーカーの軽口に過度の期待や安心をすべきではないと心しておくべきだ。

それより、多少家が壊れても、家族の命だけは何とか守れる家であれば、それで丸儲けだと考える気持ちが大切だ。家は、家族の安全と財産の保全を図る為の道具なのだ。

話は変わるが、住宅ビルダーの中には、セメント(コンクリート)の中に六価クロムが含まれるからセメントの改良剤もよくないというふうに、間違ってPRしているところもあるようだが、六価クロムが問題となったのは1990年代の話で、現在六価クロムを含有している製品は市場には存在しない。

彼らはまともに勉強していないから、話の時間軸がずれているのだ。もしそうなら、コンクリートを使わずに彼らは何を使って基礎を造っているというのか、教えて欲しいものだ。環境負荷の問題を利用して、意味なく消費者の不安を駆り立てる業者がいるのは、淋しい気がする。

家に関する保険の加入や見直しについて詳しく知りたいという方は、ご相談下さい。

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全館空調の温度設定

最近、私共の輸入住宅では、集中換気システム付き全館空調(全館冷暖房)システムを設置したいと希望されるケースが増えてきました。以前にもお話ししたように、ご家庭の室内で高級ホテル並みの快適性を実現出来るのが、この全館空調なのです。(この場合の換気システムは、第1種換気)

勿論、人間の作るものですので、長所・短所の両方を持っていることを忘れてはいけません。

いいこととしては、トイレや洗面、廊下など、通常居室と比べて温度のギャップがある場所でも、リビングと同じ温度が保たれていること、集中換気システムで空気中の埃や花粉なども除去されること、常時静かな運転なのでエアコンの音が聞こえないし、電気代も非常に少ないこと、機械類が屋根裏等に設置されるので、室内機が壁に露出しないことなどです。

逆に、あまりの快適性故に、外との環境ギャップが生じて免疫力などの抵抗力が落ちるかも知れないこと、室内が乾燥気味になること、フィルタなどの掃除を怠ると反ってダニや埃を増幅しかねないこと、などが弱点として挙げられます。(乾燥気味ですから、冬場の窓ガラスの結露なんて全くといっていい程ないです)

そういうことを踏まえて、健康管理をしたり、多くの植物を室内に置いたり、掃除を心掛けたりして注意すれば、素晴らしい居住空間を維持出来るということも言えますね。

要は、住み手の暮らし方次第という訳です。

ホームメイドの家は、セルロースや羊毛の天然系断熱材で中断熱してあるばかりか、レンガ積み外壁という外断熱も行っているので、他の住宅メーカーの省エネ性能とは格段に違いがあるのですが、お住まいの皆さんが設定されているエアコンの温度は、何度だと思われますか?

冬は、17~18度。夏は、28度前後なんですよ。

私の家(古い日本家屋)もそうなんですが、普通の家屋はガスや石油のファンヒーターを冬場26度、エアコンは夏場26度程度に設定していても何か寒気を感じたり、暑さを多少我慢しないといけない。

でも、全館冷暖房システムのおうちは、冬の17度でも半袖でいるくらいに快適ですし、夏の28度でも寒いくらいに思えてしまうのです。(特に、普段うちの倉庫兼事務所の建屋にいて、こうした家にお邪魔すると別世界に感じてしまいます)

不思議ですねぇ。

何故そうなるかと言えば、通常の個別冷暖房機では、同じ部屋でも床に近い部分と天井に近い部分とでは、温度が全然違うのです。だから、暖かさを感じる体の部位と寒さを感じる部位の両方が同時に存在するので、不快に感じるというのです。

全館冷暖房システムは、室内の空気を自然に対流させるように設計されているので、部屋の高い部分でも低い部分でも温度の変化がなくなって、抑え気味の温度設定でも快適に感じるという訳です。

因みに、名古屋市守山区のC邸は、大きめの輸入住宅でしたので、1階と2階とに分けて空調機を屋根裏に2台設置したのですが、以前住んでいたマンションの電気代が月5万円を超えていたのにここでは3万円台になったというから驚きです。勿論、空調は付けっ放しですよ。(奥様談)

まあ、嘘だと思ったら、私たちが建てさせて頂いたおうちにご案内しますから、確かめてみて下さい(笑) 私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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輸入の木製サッシは、窓開けと早めのメンテナンスが大切!

先日ご相談を頂いた輸入住宅の窓をメンテナンスする案件です。

こちらは、マーヴィン社のアルミクラッド・サッシ。屋外側がアルミで覆われている木製サッシだ。こういう構造のサッシは、アンダーセン社を始め、多くの北米の窓メーカーが採用している。(Andersenの窓の場合は、アルミではなく樹脂や木製の外枠です)

外部がアルミだから耐候性に優れていると思われがちですが、室内側の湿気が多い場合の結露水や強い風によって入り込んだ雨水が、木製部分とパッキン材の間に付着して抜けない状況になってしまうと、木部がこうして黒ずんでしまう。

黒くなるだけならいいのだが、放っておくと木が腐ってボロボロになる。木の奥の方までの腐れとなると、サッシュ(建具)ごと交換しなくてはならなくなるから大変だ。多くの場合は、雨の日の後に窓を開けてサッシ周りを乾燥させるという簡単な作業を怠ったことが原因だ。(この注意をお客さんに告知してないビルダーが殆どという現状は、寂しい限りです) これは、北米の窓に限らず、スウェーデンやドイツの木製サッシも同じ。

写真のMarvinのサッシは、まだ深刻な状況には至っていないようだが、そうなる前に防水塗装をし直して欲しい。

それには、カナダ パラペイント社のティンバー・ケア【PDF】をお勧めします。ドライウォール用と同じ水性アクリル・ペイントですから、無臭で体に優しく、木の呼吸も妨げない最高の木部用防水塗料です。

(木の呼吸作用を阻害するような塗料だと、無理に呼吸しようとして蛇のウロコのように塗装面にヒビが入ります。そうすると、塗装の防水・保護効果が機能しなくなります)

屋外用の木部塗料ですから、木製のウッドデッキや輸入玄関ドアのメンテナンスにも使えます。新築時に予め塗装しておけば、更に長持ちしますよ。(新築時に2度塗りすれば、5年の耐久性を誇ります)

ナチュラル・クリア塗装には、ティンバー・ケアの「アクリル・レインコート」がお勧めですが、木の劣化は然程でもないけど黒ずみが気になるという方は、白いペンキの「サイディング&フェンス」を塗ってみるのもアメリカンな感じでいいかも知れませんよ。

<関連記事>: 釣った魚にエサはやらない? (2017年11月4日)

また、雨水の侵入防止や気密の為に取り付けられているウェザーストリップ(防水用パッキン、シール材)についても、不具合があれば交換するようにしましょう。お手入れでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

尚、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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