お知らせ : ページ 261

給湯器・温水器は、冬場によく壊れます

最近、お客さんのおうちでガスの給湯器やエコキュートなどの電気温水器にトラブルが相次いでいる。

経験からすると、通常ガス給湯器などは、10年前後で壊れるという感じのようだから、お客さんのおうちの機器も仕方がないのかも知れない。

エコキュートについては、耐久性があるような話だったが、開発されて10年くらいだから、信頼性は薄いのだろう。だから、初期不良を含めてトラブルも結構あるみたいだ。
(私の自宅に設置されたものも、何度か壊れています)

何れにしても、冬場は気温の関係で水道が凍結してしまったり、お湯を多用したりする為に機器に負荷が掛かっているのかも知れない。だから、ちょっとおかしい時は、出来るだけ早めに修理の依頼をお願いします。

冬にお湯が使えないのは、辛いですからね。

それにしても、最近は、電気業界も落ち目になってきているし、部品供給も国外メーカーに任せっきりにしているのも寿命を早めている原因かも知れません。あとは、機器の複雑化・電子化で時折異常作動してしまうなんてこともあるようだ。

やっぱり、長く使えるようないいものを開発していくという理念でモノづくりを考えないと、日本の製造業はどうにかなってしまうね。

勿論、住宅業界も同じですが・・・。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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小さな小屋でも、立派なガレージ・ハウス

うちの輸入住宅の施工をして頂いている大工さんが、ご近所の人から請け負って、ちょっと前に平屋のガレージ・ハウスを建てました。

あまりお金が掛からないように、節約しながら造ったらしいのですが、結構立派な輸入住宅?みたいになっています。

だって、その殆どの資材が、輸入材ですもんね。オーバースライダーの北米製ガレージ・ドアも2台設置されています。

また、大きな窓からは日中陽ざしも差してくるので、ガレージ・シャッターを開けなくても作業が出来そうでいいですねぇ。

そうそう、ホームメイドからは、外壁用塗料のパラペイントを使って頂きました。爽やかなレモンイエローで、アメリカンな感じがします。やはり、白と黄色って合いますよね。

前に止まっているのは、友達の設計士のハーレーと大工さんのピックアップ・トラックです。

どちらもアメリカンでいいでしょ~~。こうしたデザインの建築やガレージの施工をご希望の方は、ご相談下さい。

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規格外

ファッション業界には、規格外のデザイナーとされるカール・ラガーフェルドという人がいるそうな。彼は、こう言った。「服があなたに合わせるのでなく、あなたが服に歩み寄らなければならない」

建築家、安藤忠雄が造る何とも住みにくそうな建物にも通ずるようなものが、この一言にはある気がする。

逆に、お客もいない状態で、自分たちの都合で建ててしまう建売り住宅も、お客にそう言って売っているのかも知れない。

前者は、いわゆるオートクチュール。後者は、既製服?でも、本当に同じなのか?それとも本当は違うのか?

建売住宅は、住宅メーカーが自分たちで規格を決めてそれを忠実に造っていく。でも、お客の生活スタイルといった細かな要求には応えられない。とは言え、お客は、自分たちの理想と引き換えにコストを優先するし、住宅会社がそれに応えていると言えはしないか。

そして、カール・ラガーフェルドにしても安藤忠雄にしても、彼らはお客の注文に応じてオリジナルで造っているはずだが、自分たちの美意識や観念を変えることがないのだろう。つまり、お客はデザイナーのそういう部分を求めて製作をお願いしている訳である。デザイナーの理想は、お客の理想でもあると言ってもいいかも知れない。

コストに焦点を当てていくか、理想に焦点を当てるか。どういったお客と一緒に仕事をしたいか、どんな家づくりを自分たちは目指しているか、によってビルダーのあり方も大きく変わってしまうんだろうな。

だから、私たちは、「歴史に愛される輸入住宅を造る」という高い理想を掲げて、仕事をしていきたいといつも思う。

これも一種の規格外か・・・?でも、こういう規格外の輸入住宅を自分の理想にピッタリと言ってくれるお客にとっては、規格通りと言えるのかも知れないですが・・・(笑)

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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日本のインテリアもペイントの時代に?

カナダの安全な水性塗料 PARA PAINTSで内装を塗装しようという啓蒙活動を、私たちはずっとやってきましたが、最近ケーヨーデイツーというホームセンターが、TVのCMで水性つやけしペイントの販売を宣伝し出した。

ビニールクロスの上から塗装して、部屋の模様替えをしようというストーリーなのだが、これを見て安価で簡単なペイント・リフォームをやってみようと考える人が増えるのは、大変いいことだと思います。ですから、大いに宣伝してもらいたいものです。

だって、こういうことって日本人は全然やれると思っていなかったのでしょうから、きっと新鮮で興味深いものになってくれるような気がしてなりません。

色のバリエーションはたった12色ですが、きっかけとしてはいいと思います。あとは、ドアや窓枠などを塗る際に使う8分ツヤのセミグロスがあるともっといいですね。

こういうリフォーム・リノベーションがブームとなって、2,400色があるパラペイントもどんどん問い合わせが増えるといいですが・・・(笑)だって、欧米では、こういうリフォームが一般的ですから。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

参考記事: パラペイントを使ったビニールクロスの部屋の模様替え

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軒裏の換気孔

屋根の軒には、こうした換気孔が設けられる。それは、屋根裏の部分や外壁の通気層に溜まった暖かくて湿気の多い空気を、屋根で一番高い棟部分から抜くために必要となる。出ていく空気だけだと、十分に抜けない。だから、空気がどこからか入る仕組みを作ってやる必要があるんだなぁ。

そういった意味で、雨が入りにくい軒裏に通気口があるのは、理に適っている。ただ、だからと言って、リスクがない訳ではない。台風のような暴風雨の場合、風が巻いて雨が下から上へと舞い上がってくることも考えられる。

これを回避するには、軒裏の換気孔を塞ぐしかない。万一起こるかもしれないことの為に、必ずやっておかなければいけない換気(通気)の仕掛けを設けないというのは、本末転倒。だって、屋根裏に湿気が溜まったら、そこにカビやダニが発生するばかりか、木材や金属も劣化します。自分たちの頭の上が、そんな状況になってしまったら嫌ですよね。そういう時は、仕方ないと思うしかないというのが、現状精一杯人間がやれることなんです。

所詮自然の摂理には人間の力は遠く及ばないということを、ちゃんと知っておいて下さいね。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(1) (2007年9月1日)

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ゴールド色のシャンデリア #1708PB

PCの写真を整理していましたら、こんなのを見つけました。

名古屋市昭和区八事で施工したレンガのお城、F邸の階段を下から見上げたところです。

1.2mの幅で両側のハンドレールを付けたはずですから、階段室自体の幅は1.8mあったと思います。でないと、直径1.2mを超えるようなシャンデリアは付かないですもんね。

真っ白なハンドレールと整然と並ぶ白いバラスター。そして、薄いピンクのドライウォールの壁が織りなす幻想的な写真です。

シャンデリアは、キャンドル型の白熱電球を20個近く付けていますから、豪華ですよね。でも、この照明器具は、既に生産が中止されています。今、北米では金色デザインのものが少なくなってきているのです。(白熱球も、どんどん隅に追いやられて淋しいですぅ)

私は、このクラシックなデザインが結構好きだったんですけどねぇ・・・。但し、・・・うちの倉庫には、たった1セットだけこのシャンデリアの在庫があるのです。いや~、もの持ちですなぁ(笑)

多分、そのうちこれが付けたいというお客さんが表れるでしょうから、その時まで大切に取っておきま~す!こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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#7400 Series, Wood Garage Door

ヨーロッパのお屋敷にある納屋が、3つ並んでいるようなデザインのWayne Dalton(ウェイン・ダルトン)社製木製ガレージ・ドア。

一見横に開く両開きのようですが、実際は上にオーバースライドするガレージ・シャッターなんですよ。非常に重い木製ですから、リフト・モーターやトーション・スプリングも強力なものを使っているはずです。だから、重厚感もあって、防犯性もいいのです。(外からガレージ・ドアを開けることは、不可能です)

ロートアイアンのフェイクのドア・ヒンジやハンマード・ノッカー(映画で玄関ドアを、鉄の輪でよくノックするのを見かけますよね)が付いていて、納屋のドアらしさを醸し出しています。

ドアのデザインをこうやってクラシックにしたり、北米のメーカーは遊び心がありますが、国産のシャッターは何故無機質なものが多いんでしょうね。ドアのガラスのデザインに合せて、建物の開口形状もアーチ状にするところも、手が込んでいます。

輸入資材の調達や輸入住宅の施工を希望される方は、ご相談下さい。

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高い技術があれば、レンガ積みに胴縁はいらない

住宅の構造体に外装材(外壁材)を張る場合、一般的に胴縁というものが用いられる。

レンガ積み外壁のように基礎から積み上げられるものと違って、サイディングやタイル張りは構造体に張り付くようにしか施工出来ないからだ。ただ、構造体にそのままサイディングなどを張ってしまうと、雨や湿気が外壁材の内側に侵入した場合、木材のカビや腐れが発生する。

だから、そういった外装材を木の薄板で出来た胴縁の上に釘で留めて、通気層を確保する訳だ。ただ、こういう場合の問題は、通常胴縁材は木材であり、胴縁にカビや腐れが発生する恐れがあるということだ。

そうなると、最悪の場合、外装材が脱落することとなる。まあ、20~30年で壊されることを前提にした住宅なら、そうなる前に家自体がなくなってしまうから問題ではないかも知れないが、100年住もうというなら気になるところだ。

また、サイディングやタイル張りといった外装材は、子泣きジジイのように非常に重く、構造体にとっては大きな負荷であり、地震の揺れに対しても不利という側面は否めない。

では、レンガ積みの外壁は、どうだろうか。先程も述べたように、積みレンガは基礎から積み上がってくる。

それも、通気層を確保するのに木で出来た胴縁は必要ない。カナダのレンガ職人の高い技術さえあれば、胴縁を入れなくても垂直・水平を確認しながら、1枚の面で出来たレンガ壁が出来上がるからだ。

レンガ積みの壁は、構造体から少し離れた位置に自立している訳だが、万一の腐食に強い亜鉛コーティングがされたブリックタイで構造体と緩やかに繋がれているから、地震の際でも構造体とレンガの外壁が同じ揺れ方をして崩壊を防ぐ。

カビや腐れ、構造体への負荷、脱落リスクの何れを取ってもレンガを積んだ外壁は、有利と言えるのではないだろうか。勿論、レンガ以外の外壁が悪いと言っている訳ではない。構造体を守るという点では、ちゃんと役目を果たしている。

だが、100年以上住むことを考えるなら、レンガ積みはリスクが最も少ない外装材であり、施工であることは間違いない。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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塗装の色は、微妙です

先日、パラペイントの注文を頂いた。

壁と内装枠やドアに塗るということで、壁用にはツヤなしの塗料、枠・ドア用には8分ツヤの塗料をそれぞれ調色して出荷した。その後、塗装を請け負った建築屋さんから連絡があって、枠・ドア用の塗料と見本サンプルの色とが違うとお客様から言われてどうしたものかという相談があった。

もしかしたらうちで調色の配合を間違えたのではないかと思い、塗料の出荷の際に記録で残してある塗料を確認した。それが、この写真なんだが、台紙の色の違いや均一に塗った状態のものとそうでないものとの違いこそあれ、ほぼ要求通りの色が出ている。

ただ、見本サンプルの色がツヤのない場合の色見本であり、実際に作ったツヤあり塗料とは光の反射で見え方が違って感じられる。

それは、絶対色の違いではなく、当たる光の加減や下地の状態の加減など、相対色としての違いなのだ。つまり、現場の状況や見る人の感じ方によって変化するという部類の色の違いと言える。こういう場合、塗料の製作側ではコントロールすることは不可能と言っても過言ではない。

特に、希望の色が極端に薄かったり、現場で隣り合う色が似た色合いだったりすると、希望の色が出ていないと思う可能性が高くなる。

そうかと言って、恣意的に調合を変えて調色しても、果たして好みの色となったかは分からない。やはり、私たち製作者側がやるべきは、絶対色の追究でしかないかも知れない。そういう色の不思議さが、ドライウォールの魅力でもあり塗装という難しさでもあるようだ。でも、一般の日本の皆さんは、塗装や塗料に慣れていないから大変です。

そこを理解することが、インテリアの豊かさなんでしょうね。私たちの考えや建築に共感され、Para Paintsの調達やドライウォールの施工を希望される方は、ご相談下さい。

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超低金利の昨今に、融資を受けない手はないだろうに?

Yahoo ニュースを見ていたら、現金で省エネ・耐震住宅へのリフォームをする場合に減税を拡充するという記事(朝日新聞デジタル)が掲載されていた。消費税増税によって冷え込むかも知れない消費を、何とか拡大させる為の手段だろうが、この低金利の時代に現金を出して住宅ローンを組まないなんて選択肢は、常識人ならないだろう。

確かに、円安で輸入する商品(食料品や石油製品)が値上がりし、インフレとなれば融資金利も上昇するかも知れないが、それでも以前の高金利の時と比べれば、超低金利と言わざるを得ない。パナソニックのような大企業でも、いつリストラや倒産の憂き目に遭うか分からない状況で、手持ちの資金をわざわざ使うという人はなかなかいない。

国民の眠っている預貯金を活性化させて、国内の経済活動に役立てようという気持ちは分かるが、預貯金がなくなるということは日本国債の信用の後ろ盾が減っていくということでもあるのだから、ギリシャのような将来の信用不安リスクが増大する。

国民に現金を使って欲しいということなら、融資の制度が活用できないようなものに減税をしてあげては如何だろうか。

カナダのように贈与税をゼロにして、親やおじいさんの財産を子供たちに渡すように誘導すれば、消費が比較的活発な若年層の不安を解消して、経済活動の活力となるのではないだろうか。

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