お知らせ : ページ 262

住宅ローン減税5年程度延長で調整 -NHKニュース-

新年度・平成25年度の税制改正を検討している政府・自民党は、来年予定されている消費税率の引き上げで、住宅を購入する人の負担が増えることから、ことしの年末で期限が切れる住宅ローン減税を5年程度延長する方向で調整に入りました。

消費税率引き上げ法では、来年4月に予定されている8%への税率引き上げで重くなる住宅購入の負担を軽くするため、必要な措置を講じるよう求めており、これを受けて政府・自民党では、税制上の措置などの検討を続けています。

その結果、新年度・平成25年度の税制改正にあわせ、ことしの12月末で期限が切れる住宅ローン減税を、来年の1月以降、5年程度延長する方向で調整に入りました。
さらに、10年間で最大200万円となっている減税額の拡大や、所得が少ない人には住宅ローン減税だけでは負担軽減が十分ではないとして、新たに現金を給付する制度を設ける方針です。

政府・自民党は、住宅ローン減税の延長を決めたうえで、今後、具体的な減税額や給付制度を検討し、今月24日に取りまとめる予定の新年度の税制改正大綱に盛り込むことにしています。

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薬剤でのシロアリ予防はあり得ない。最高の予防は目視!

昨年(2012年)、NHKでアメリカ・カンザイ・シロアリの日本上陸を懸念するレポート番組が放送された。

日本で一般的なヤマト・シロアリの繁殖には、多くの水分を必要とするが、アメリカ・カンザイ・シロアリはある程度乾燥した環境でも生息できるというのが通説のようだ。(南方系のイエ・シロアリについては長くなりますので、またの機会に書かせて頂きます)

そういった点で、アメリカ・カンザイ・シロアリはどんな環境にも対応する怖い生物のように宣伝され、一般消費者に過剰に対処の必要性を呼び掛ける住宅ビルダーが多く存在する。

でも、その多くがシロアリの勉強もせずに、ただ消費者の恐怖心理を煽って仕事をしているという感じは否めない。

まずは、シロアリの予防・駆除剤についておさらいしておきたいと思う。現在防蟻・防虫処理で主流なのは、非有機リン系で蒸発値の低い「ネオニコチノイド系」であると思われる。(勿論、その他にもたくさんの薬剤が存在していますが・・・)

これらの薬剤は、自然の生態系に影響を与えるという観点からヨーロッパでは使用が禁止されている状況にある。この問題のトピックスとなったのが、ミツバチが激減した原因の一つとされていることだ。

ただ、これが原因の一つかも知れないということで禁止したからといって、ミツバチの問題が解決されていないことを考えると、全ての罪を被せてしまうのは危険でもある。天敵の増加や生殖機能の減衰、動植物の生態バランスの変化などを、薬剤一つの問題で片付けることは難しいと思う。

次に、最近よく使われるようになってきたのが、ホウ酸塩系の薬剤(ボロン)である。これは、腎臓を持つ生物が過剰に摂取しても自然に排出する。だから、人間やペットには安全であるというものだ。だが、これを主張する人々は、シロアリ以外の生物にとって安全かどうかを考えていないことも問題だ。

シロアリのような下等生物(高等、下等というのは、勝手に人間が言っているだけですが)は、ホウ酸塩を過剰摂取することで細胞レベルでエネルギー代謝できなくなって餓死することが分かっている。代謝という生命の基本プロセスに作用するので、進化しない限りシロアリが免疫を獲得することはまずない。

だから、シロアリにはホウ酸塩が有効であるというのだが、ネオニコチノイド系薬剤にしろ、ホウ酸塩系薬剤にしろ、殆どが木材の表面に塗るだけであって、木材の中まで薬剤を浸透させるという加圧処理を施してはいない。(土台のみ、薬剤が加圧注入されたCCA材が使われることが多い)

写真は、ネオニコチノイド系薬剤を塗布した1階の壁の柱材をヤマト・シロアリが食害した様子だが、表面処理だけではすぐに突破されて、木材の中に簡単に侵入できることがこの写真でよく分かる。シロアリは毒を食べて死ぬのだが、次から次に生まれてくるし、害があろうがなかろうが、かじられるものをどんどん食べ続けるのが、彼らのDNAに刷り込まれた本能なのだ。

ホウ酸塩系薬剤の効果は、シロアリが薬剤の付いた木材を一旦食べて、それを排出できずに死ぬことを前提にしているのだから、ホウ酸塩系薬剤を塗布すれば食べられないというのは、妄想だと誰でも理解できるはずである。(食べ物が周りにない場合、死ぬから食べないという知能も持ち合わせていない)

また、アメリカ・カンザイ・シロアリには、ホウ酸塩系薬剤が効いたというレポートがアメリカで報告されているが、実験自体が自然の状態で行われていないという点で疑問が残る。

シロアリは、コロニーと呼ばれる蟻道空間を含めて生物として生息していると言えるのだが、シロアリ単体をそこから取り出してしまったり、コロニーの一部となった木材を切り出したりして、実験が行われているのが実情だ。その状態では、シロアリは混乱した異常な環境にあり正常な行動が取れないという点で、自然に存在する安定的なシロアリと行動が異なると考えるのが、正しいと思われる。

あと、気になるのは、先にも述べたように安全と言われるホウ酸塩系薬剤を塗布した構造材が一般化した場合、その家屋が解体・廃棄された時にシロアリ以外の虫や下等生物の生息にも大きな影響を与えないかという点である。シロアリは、本来枯れた木を土に戻すという役割を自然界で担っている訳だが、防蟻処理された材木が大量に廃棄されることで、シロアリが自然界で絶滅に追い込まれること自体を危惧すべきである。

先にも述べたように、腎臓を持たないあらゆる昆虫も、体内にホウ酸が入ると、代謝に必要な物質(補酵素)と結合する事で代謝がストップし、結果細胞そのものが餓死してしまうことも忘れてはならない。また、その効果は消えず、水によっても自然界に溶け出すのである。(雨に濡れることを前提に建築する2x4工法等の木造住宅では、雨でホウ酸塩が土壌に流れ出してその効果が薄まる)

まさに、ミツバチの二の舞になりかねないのだ。自然界には、不必要な生物などいないのであるが、人間のエゴで害虫にされている昆虫が、如何に生態系で重要な役割を果たしているかを理解すべきである。

私たちも薄いホウ酸を塗布したセルロースの断熱材を使うが、それは予防を目的としているのではなく、万一食害に遭った場合の進行を緩和・抑制することを目的としている。また、ホウ酸の難燃性を利用して、万一の火災被害の抑制効果も期待している。だが、度を越した使用や間違った宣伝は、いいことではない。正しい知識と節度ある利用が必要なのだ。セルロースの断熱材は外装後に施工されるので、雨に濡れることはないし、家が解体されてもリユースが可能なのだ。だから、必要以上に自然界に流出・廃棄されることもないのである。

ホウ酸は、自然界に存在する。しかし、産出する地域は小さく限られており、ゴキブリ駆除のホウ酸団子程度の使用なら広く環境に影響を与えることはない。だが、自然に存在するものは、全て安全だというのは正しくない。建物に使われて広範囲に被害をもたらしたあのアスベスト(石綿)も、ローマ時代から使われている自然素材なのだ。

不勉強で中途半端な知識しか持たない住宅メーカーや工務店が、なんと日本には多いことか。彼らが盲信を世間に流布するのは、非常に危険としか言いようがない。何ら調査もしないで予言を信じたり、マヤ暦の終末説で世間を煽る人たちと、どこに違いがあるでしょうか。

シロアリは、非常に弱い生き物なのである。蟻道をちょっと壊されてしまうだけで、それ以上先には移動できない生物だということを覚えておいて欲しい。

だから、家の基礎まわりを1週間に1回見て回り、蟻道が基礎に上がってきていないか確認すればそれでOKなのだ。勿論、半年か1年に1度は床下も覗いてみると更に安心だ。奈良法隆寺の木造建造物が千年建っていることは、蟻道さえなければ、薬剤を使わなくてもシロアリの被害には遭わないという証拠である。

もし基礎や床下に土で出来た細い道が不自然に上に延びていたら、それが蟻道であり、それを指で壊してしまえば、建物には侵入しないのである。

建物の床下が心配であれば、ベタ基礎にして土の中のコロニーと床下とを隔絶しておけば、いくら基礎の下にコロニーがあっても問題とはならない。(床下を持たないようなスラブ床の建物は、シロアリに対してリスクが大きいということでもある)

また、基礎の表面に発泡性の断熱材パネルを張る工法があるが、基礎とこのパネルとの間にシロアリが蟻道を作る場合、人間が目視出来ない状況が生ずることとなるから、これもリスクが大きいと考えるべきだろう。明るさが苦手なシロアリは、断熱パネルの表面には決して出てこないのだ。だから、外断熱工法で外装材と建物構造との間に発泡断熱パネルを施工することもリスクがあることを覚えておくべきだ。

シロアリは、柔らかな発泡性断熱材を簡単に食べてしまう。勿論、食べても栄養にはならないのだが、進化的に下等なシロアリはそんなことは分からないし、食べやすいからその侵入速度は普段より早くなるのである。

彼らは、食物ではない断熱材をも食べることから、お読みの皆さんも薬剤の塗布された木材が食べられることを容易に想像し得るはずである。

そして、日本に輸入される北米産の構造材の多くは、チャンバー内で高温乾燥されたKD材であるということを知っておく必要があるだろう。生物的に弱いアメリカ・カンザイ・シロアリが材木内にいたとしても、長時間高温状態の中にいれば死滅してしまうのだ。こうすれば、薬剤を用いる必要もないし、安全に駆除できるのです。

よって、2x4工法の輸入住宅に使う構造材に紛れて、アメリカ・カンザイ・シロアリが侵入することは全くあり得ない。古い木製家具を購入した消費者や価格の安い無乾燥のグリーン材を使う工務店だけが、そのリスクを心配する必要があるのかも知れないが・・・。

また、アメリカ・カンザイ・シロアリが日本国内で生息拠点を確保し、それを広げているという話を私は聞かない。つまり、マスコミや住宅メーカーがその危険を消費者に訴えているだけで、実態性に乏しいということも付け加えておきたい。彼らの多くは、私同様実際に自然界で繁殖している様子すら見たことがないでしょう。もし私の話に疑問を感じるなら、そう言ったビルダーに詳しく質問してみて下さい。(将来、そうなる危険まで否定はしませんが・・・)

上記を納得頂いた賢明な皆さんには、シロアリの生態をちゃんと理解し、シロアリを正しく怖がることが、最大の予防であるとお分かり頂けるはずである。

自然にシロアリが嫌がるヒノキやヒバを土台に使ったり、シロアリが侵入しにくいベタ基礎を施工したり、素材や構造を工夫をすることでのシロアリ対策は可能です。安全な環境でシロアリとも共存していく寛容さが、私たちには必要ではないでしょうか。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>:やっぱり、薬は体に悪そうだよなぁ~ (2013年5月31日)
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人間の作ったものは、手入れが必要

会社を興してすぐですから、もう10年以上経ちますが、相変わらず美しいレンガ積みの外壁を見せる東海市 F邸。

外観だけでなく、内装も相当気合を入れて作りましたから、本当によく出来たおうちだと我ながらしみじみ思う年の瀬です。

さて、今回、毎年恒例の年末のご挨拶にお伺いした際に洗面の水栓金具の蛇口から、水道がポタポタ落ちるというお話を伺いました。

カナダの水栓金具は、ゴムパッキンでなく、セラミックバルブを使用していますので、半永久的に交換する必要はないと言われていますが、水道に異物が混入しているとバルブに挟まってセラミックを傷つけてしまうことがあるのです。また、レバーを強く締め過ぎても破損します。

そうなると、蛇口から洩れてしまうことがありますので、今回もそういった原因かも知れません。カナダの水栓金具は、デザインも美しく、耐久性もあると思いますが、一生メンテナンスが必要ないということはありません。

どうぞ大切にお使い頂いて、少しでも長くその美しさを楽しんで頂きたいものです。その為の努力こそが、メンテナンスだと思います。

因みに、この写真に写っている輸入洗面水栓は、Aquadis(アクアディス)社製。輸入洗面ボウルは、Kohler(コーラー)社製アーティスト・エディションのプレーリーフラワー・デザインです。家のメンテナンスでお困りの方やこうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<作品紹介>: レンガ積みの家 憧れの洋館 ~F邸~

<関連記事>: 微妙に違うセラミック・パッキン (2015年5月23日)

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親の近くに住んであげたい。

今は元気な両親でも、将来体力が衰えたり、片親になって一人で暮らしたりするかも知れないと思うと、先立つものは不安ばかり。また、両親の協力なしには、自分たち子世帯の生活が大変な時代でもあります。

そこで、同居も考えるのですが、やはり自分の奥さんやご主人のことを考えると、世帯を分けて両親の近くの場所で生活することが、お互いに一番気楽ですね。

都市部であれば、宅地もマンションもあるでしょうが、私たちの会社がある日進市のような名古屋市郊外となると、土地があっても農地や山林の市街化調整区域が殆どです。つまり、農地ですから価格は安いのですが、農地転用の許可を取って、宅地化してからしか住宅は建てられない。

でも、その許可要件が厳しくてなかなか難しいケースが多く、農地を持っている地主の方でも容易に娘夫婦を呼び寄せて住まわせるなんてことが出来ないというお話を伺います。

そんな時、お役に立つのが、私たち ホームメイド。

今まで難しいといったケースでも、土地の状況、家族の成り立ちなどを詳しくお伺いし、私たちが持つ独自のノウハウをフル活用して建築許可が可能か判断します。許可された場合は、ホームメイドで家づくりをして頂くことを条件としますが、許可されなかった場合は、申請費用すら一切頂きません。

少子高齢化の社会を迎え、親や孫、若い夫婦など、多くの家族と近くで住まう方法を一緒に考えてみませんか?勿論、私たちの家づくりに賛同頂くことも大切ですが・・・。

親御さんの近くで子供と一緒に暮らしたいとお考えの方は、ご相談下さい。

<関連記事>: ずっと娘に近くにいて欲しい (2012年3月15日)

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国産キッチンを輸入キッチンに!

国産のシステムキッチンの扉は、塩ビ仕上げやMDF(木くずを圧縮して固めた板)が主流なので、時間が経つとどうしても見栄えがくたびれてしまいます。

そんな時、キッチン・キャビネットを丸ごと交換しなくても、キッチンを簡単に、それも素敵にリフォーム出来る方法を考えました。

題して、「キッチンのプチ・輸入リフォーム」。それは、キャビネットの扉だけを本物の木製輸入ドアに交換するというリフォームです。木の種類やドアのデザイン・色もこんなに豊富にあります。勿論、ここに紹介したもの以外にもたくさんあるんですよ。

一つひとつのドアのサイズやドア・ヒンジを取り付ける穴などの位置等をお知らせ頂ければ、1ヵ月半程度で製作出来ます。

それが届いたら自分で取付けするだけで、本格的な輸入キッチンに早変わり。採寸や取付けまでご希望であれば、出張費を頂きますが手間いらずでリフォームすることも可能です。

例えば、幅2,550mmのI型キッチンでパインの輸入ドアに代えるなら、200,000円~(消費税・送料・採寸費・取付け費は別途。将来価格が変動する可能性もありますので、お問い合わせ時にご確認下さい)です。

これって、結構すごくないですかぁ?必要あれば、輸入のドアノブも別途ご用意出来ます。

新築時に国産システムキッチンをこの輸入ドアに交換するなら、大手キッチンメーカーの最高級バージョンと見間違えるかも知れませんね。

こんなお洒落な輸入キッチン・ドアで、ご自宅を素敵にリノベーションしてみませんか?キッチン同様、国産の洗面化粧台も輸入洗面に出来ますよ。

新築をご計画の方や輸入住宅へのリフォーム・リノベーションをご希望の方は、お問い合わせ下さい。

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住宅ローン減税、3年延長へ…自民税調方針

自民党税制調査会は、2013年末で期限が切れる住宅ローン減税を3年程度延長する方針を固めた。

消費税率が14年4月と15年10月の2段階で引き上げられるため、住宅購入者の負担を軽くする。減税できる金額の上限も、現行の200万円(13年分)から300万~500万円に引き上げる方向で、13年度税制改正大綱に盛り込む。

政府は、住宅ローン減税の恩恵を十分受けられない中堅所得者を対象に給付金を支給する制度の創設もすでに検討している。この制度と合わせて、消費税増税の景気への影響を和らげるようにする。

住宅ローン減税は、住宅ローンを組んで住宅を買う人がローン残高に応じて、所得税と住民税の納税額を減らすことができる制度。

(2012年12月22日 読売新聞)

また、詳細決定しましたら、お知らせしますね。

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LIXIL 「INAX」洗面化粧台 オフト/PTシリーズ 『抗菌』誤表記

洗面化粧台「オフト」「PT」シリーズで、陶器製洗面器に誤って「SIAA」表記のあるシールを貼り出荷していたとして、お詫びとお知らせを報じた。また、オフトシリーズについては総合カタログの一部ページで、陶器部に誤って抗菌と記載していた。陶器製洗面器の機能上になんら問題はなく、そのまま使用できる。(R+編集部)

リコールプラス 関連記事:
LIXIL 「INAX洗面化粧台 オフト/PTシリーズ 『抗菌』誤表記」 お詫び

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マーヴィン社製 掃出しサッシのウェザーストリップ

スライディング・パティオ・ドアのことを日本では掃出しサッシと呼ぶのですが、今回ドアの枠に取り付けられた防風・防雨用のウェザーストリップ(気密パッキン)の交換の相談を頂いた。

Marvinは、元来アルミクラッドの窓を主として製造して、外側は耐候性に優れたアルミを用い、その内側を木製にするといった手法で造られています。最近では、グラスファイバー・クラッドの類いも製造するようになりましたが、やはり内部側は木製に拘っています。

そういった点では本当に温かみがあって、日本人にはお好きな方が多いように思います。

ちょっと、前置きが長かったですね(笑)

さて、ウェザーストリップについてですが、以前ダブルハングの窓でもお話ししたように、プラスチックやゴムで造られた気密材ですから、いくらガラスがLOW-E被膜で紫外線をカットしているからといって、日に当たった状態ではそのうち劣化してきます。

そう、ものには寿命というのがあるんです。そんな時は、今まで雨や風の侵入を防いでくれて有難うと言って、取り替えしましょう。こうしたウェザーストリップは、木部のスリットに一部を差し込んで取り付けられているだけですから、部品さえあれば誰でも簡単に取り替えることが可能です。

ですから、部品の供給先だけ確認しておけば、恐れることは何もありません。でも、家を建てた施工業者が輸入資材に明るくなかったり、取扱いを止めてしまったりしたら大変です。

輸入住宅業界に長く携わっているということは、お客様から見れば安心感を持ってもらえる大きな要素かも知れませんね。輸入サッシでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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東邦ガス 風呂給湯器一部 経年劣化で焼損の恐れ

TOHO GAS 「ノーリツ製 ガス風呂給湯器(屋外据置型)」

ノーリツが1988/04~2001/03に販売した「ガス風呂給湯器(屋外据置型)」で、長期間の使用による機器内部の水漏れ等でガスパイプが腐食し、微量のガスが漏洩して機器が焼損する事象が東邦ガスの都市ガス供給区域外で発生。東邦ガスでは、そのうちの一部機器を自社ブランド品として1988/04~1997/07に販売している。同社ブランドでは同様の事象は発生していないが、ノーリツと連携して、該当機種の利用者にダイレクトメールを送付し、安全な使用のための注意と任意の有償点検を呼びかける。

・対象機器:
東邦ガス型式      製造年月
NIOA-16PC 1988年4月~1995年10月
NIO-16PD  1988年4月~1995年10月
NIOA-16PC 1988年4月~1995年10月
NIO-16PD  1988年4月~1995年10月
NIOA-24P  1988年4月~1995年10月
NIOA-16PD 1992年4月~1997年7月
NIO-16PE  1992年4月~1997年7月
NIOA-24PB 1992年4月~1997年7月
NUOA-24   1988年10月~1994年3月

TOHO GAS 「ノーリツ製 ガス風呂給湯器(屋外据置型)」 お知らせ&注意喚起の詳細サイト:
東邦ガス 家庭用ガス機器に関する大切なお知らせ

お問い合せ先:
 1)東邦ガス・ノーリツ フリーダイヤル 0120-209-910
 2)受付時間 午前9時~午後5時30分(土日祝日、年末年始を除く)

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PARA ティンバーケア 定点観測

2009年9月と2010年07月に会社の外に放置した柱材の様子を報告しましたが、冬の雨上がりの今日の様子をご紹介します。一番グレーがかった無塗装のものは、ヒノキとは言え、やはり割れやささくれ、汚れ(カビ)が一番ひどい状況になっています。(向かって右から2番目)

(昨日の雨の水分を含んでいるので、更に乾燥すると割れはもっと大きくなると思います)

それでも、3年もの間風雨に曝されている訳ですから、ヒノキは大したものですねぇ。

次に、シケンズを塗ったウリン(左から2番目)は、元々の色のダークパープルが薄っすら緑がかって苔むした感じです。また、割れについても木の成分として含まれていた木蝋が木口の表面に浮いてきて雨などの侵入を防いでいるのか、側面のクラック以外は大きく割れている様子は現在もありません。

ウリン本来の耐候性が、大きく貢献しているのでしょうね。

そして、両端のティンバーケアを塗ったヒノキですが、塗装のハゲがあるものの、割れについては以前と殆ど変化がありませんので、今でも塗装が割れを抑制していると言っていいと思います。また、表面はツルツルしていますので、防水性能も全く落ちていないのでしょうね。

3年間、風雨に曝された状況としては、いい状態です。だから、ウッドデッキや輸入の木製ドアやサッシに塗ると効果がある訳です。暴露実験を実施して、ここまで耐久性を実証出来る塗料は、PARA ティンバー・ケアならではだと思います。

各種パラペイントをご希望の方は、お問い合わせ下さい。

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