お知らせ : ページ 271

ドライウォールの施工には、この凹みが大事

ドライウォールを知らない工務店、手を抜きたいクロス屋さん、彼らは石膏ボードの両はじ(エッジ)が殆ど四角のベベルエッジというボードを使います。(ベベルエッジのボードは、数ミリ角が落としてある石膏ボードです。)

私たち ホームメイドや欧米のビルダーたちは、そんなボードは使いません。というか、そんな石膏ボードは、欧米では販売すらされていないのです。正しい施工方法を知っているビルダーは、常にエッジのラインが大きくえぐれたようになっているテーパーエッジと呼ばれる石膏ボードを使います。

ドライウォールの施工がスタートした岐阜市 N邸で撮ったテーパーボードの写真が、こちらです。

ボードとボードとのジョイントの線が横に走っています。これは、ドライウォールの基本中の基本、ボードを横張りしているからなんです。そして、その両側に薄いラインが入っているのが分かりますか。そう、ここからボードが凹んでいるという証拠です。

これくらいクッキリ見えるくらいですから、天然石膏のパテも相当量入ります。このボードの凹みは、ジョイント部分を強くする為の専用の紙テープ(ドライウォールテープ)を入れる時に、石膏パテにテープの接着剤の役目を負わせることを目的としているからなのです。

国産の化学石膏のパテと違って、欧米の安全な天然石膏のパテは、紙の繊維と石膏とが化学反応を起こして一体化します。また、水で練っただけの天然石膏ですから、パテが乾くまで長い時間が掛かってしまいますが、柔らかく柔軟性があるので多少の振動ではクラックが入らないという特徴を持っています。逆に、揮発性化学物質を含んだ化学石膏のパテは、揮発して数時間でカチカチに固まってしまいますから、少しの衝撃でも割れが入りやすいのです。そして、施工時間短縮の為に、天然石膏のパテを使わないビルダーさんは、紙のテープでなく、プラスチックで出来たメッシュテープを使います。

予め裏に糊が付いたメッシュテープは、紙で出来た石膏ボードの表面に直接貼られます。それは、石膏のパテをボードに塗ってから貼ると、パテの水分でうまく接着しないからです。

つまり、テープをボードに張ってから化学石膏のパテを上から載せるので、テープが全くパテと絡まない状態ですから意味がないものとなってしまいます。分かりやすく説明すると、鉄筋コンクリートの中に入れる鉄筋は、コンクリートがある程度の厚さで鉄筋を覆うことで強度を出すのですが、この鉄筋がコンクリートの表面に施工されていたら、どうでしょう。パテに絡まないテープが弱いということは、このことからもお分かり頂けると思います。

テーパーエッジのボードや横張り工法、天然石膏のパテや紙の専用テープ。これらのどれを欠いても、施工手順を守らなくても、正しい施工とは言えません。でも、この下地施工は、クロスや塗装で仕上げてしまうと、どのように施工したかはお客様には分かりません。

正しいドライウォールの下地施工は、信頼出来るビルダーの証ですし、輸入住宅の美しいインテリアを作る秘訣です。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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お客様には直接関係ありませんが、・・・

アトランティック カナダ ツアー報告の第3弾は、この黒いメッシュ材。日本初公開ですよ!

最終的には、壁の下の方に見えるグレーの2枚の板材(外壁材)の内側に隠れてしまうので、家の外観として全く見えない材料ですが、これが大変なすぐれものなんです。このメッシュ材は、樹脂で出来ているのですが、メッシュの交点部分に短い突起が付いています。また、その突起のいくつかには、ビス用の穴が明いているという形をしていました。

つまり、突起があるから空色の防水紙の上に載せると、そこに隙間が生じます。そこに外壁材を張れば、見事に通気層が出来るという訳です。そして、メッシュ材は、一定間隔でビス留めされますから、重い外壁材が上からのしかかってきても脱落することはありません。

壁体内結露を防止するのに、壁や屋根に通気層を取るのは今では当たり前のことになっていますが、日本では木製の細長い板材(胴縁)を一定間隔に打って施工します。ただ、この薄板(胴縁)が防水紙に密着するので、そこに水分が滞留する可能性が生じますし、そうなると胴縁が腐ってくるというリスクが出てきます。

これなら樹脂ですから、そういう心配は全く要らないという訳です。まあ、コスト削減の為に通気層を一切取らないで外壁を施工するという手抜きをするビルダーさんも少なくなっていると思いますが、見えないところにこういう手間暇を掛けることが大切なんですね。

そうそう、ここの防水紙も私たちが使っているDOW社のウェザーメイト・プラスでした。タイベックを使わないところをみると、彼らもちゃんと分かってますねぇ。今回の内容は、家づくりマニアの人は、面白いかも・・・・。

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こんな玄関ドア、一度付けてみたい

今日は、カナダ建材視察ツアーで見たものを紹介する第2弾。

国産のドアに限らず、輸入住宅のドアも最近は画一化してきております。その原因の多くは、輸入住宅ブームが去って輸入建材屋さんの販売量が減った為、商品のバリエーションを少なくしたこと。

また、多少品質が落ちても素人目には区別が付かないので、北米よりも中国で作らせた方が安くて利益率もいい。だから、今の輸入住宅の家は、どこも同じで楽しくありません。

私たちもコストを考えた戦略はとっていますが、それを最優先させるのは、私たちの理念に反します。まずは、品質、そしてデザイン。今回の旅はそれを再認識させられたと思います。

お客さんは、安さを求めているのではない。感動や満足感を求めているし、その過程での家づくりは、エンターテイメントでなければ楽しくないと、私は思っています。

どうですか、この玄関ドア。両サイドにサイドライト(子扉)が配されたフルサイズのダブルドア。そこに美しい曲線を描くトランザム(国産で言う欄間)。素敵ですよねぇ。外側のドアは、表面の凹凸をなくし、家具のような鏡面塗装で紫がかったグレーに仕上げられています。いや~、カッコいい!

そして、その裏側である内側は、一転して男性的な木目のオークを全面に出してクラシックで豪華なインテリアにもマッチするように仕上げられています。勿論、国産のようなプリント印刷でなく、本物の木製ですよ。

ここまでやれるデザイン性と豊富な材料は、カナダだからこそ。まあ、相当高価なドアでしょうが、きっとその金額を出しても惜しくないと感じさせる逸品だと思います。

まあ、こんなドアや建材を紹介出来るのは、ホームメイドくらいでしょうね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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ど真ん中にいますぅ

カナダ大使館・領事館からお誘い頂いた輸入建材視察ツアーから戻って、昨日から出社しております。

ツアーで頂いた資料や写真の整理もままならないまま、日々の仕事に追われる毎日。そんな中、カナダ大使館より一緒に同行頂いた担当の方から、現地新聞記事のコピーが1枚送られてきました。

ツアーが開始された日に、カナダのプリンス・エドワード島(PEI)の無垢材で造る内装材屋さんに伺った際に、撮られた写真が掲載されました。

まだ、旅の初めの頃ですから、皆さん顔が元気です。日本から資材バイヤーが大勢来るなんて、そんなにないことなんでしょうねぇ。

本当に平和な島なんでしょうね。いい記念になりました。

皆さんも輸入住宅を建てて、一緒に行ってみませんか?
私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

関連ページ: カナダ無料招待ツアー

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カナダの外壁用レンガは、クオリティが全然違う

カナダ州政府及びカナダ大使館から招請された資材視察ミッションで、アトランティック・カナダに来て今日で4日目。

ずっと集団行動で建材会社の見学をしてきましたが、今日は初めての単独行動。現地の主催者が、参加者の希望を聞いてそれぞれが行きたいという場所に連れていってくれたのです。

ということで、ニューブランズウィック州のモンクトンからトライアングルキッチンとショーブリックの2社へ行ってきました。昔、トライアングル社はそれ程カタログも充実しておらず、田舎のキッチン屋さんといった感じでしたが、相当クオリティが上がっていました。

まあ、価格や梱包、輸送等の問題を今後チェックしていかなければなりませんが、使えそうな気がします。

それはさて置き、今日は積みレンガを製造しているShaw Brickの話をしたいと思います。このメーカーは、赤毛のアンで有名なプリンス・エドワード島(PEI)に程近い場所にあり、PEIの赤い土と同じ土壌の粘土を使っています。

遠く赤毛のアンの故郷の土が、自宅のレンガ外壁になるなんて、何てロマンがあるんでしょう。それだけでも素敵ですよね。

この会社には、以前も行ったことはあったのですが、今回は工場内を詳しく見せて頂きました。ここで見たものは、本当に貴重な経験となりました。

話を聞いて驚いたのは、圧縮強度と水の浸透率。圧縮強度は55MPa以上だそうですから、Psiに直すと約8,000Psi。ある高圧洗浄機の最大吐出圧力が7.5MPaだそうですから、その約7倍以上の力が掛かっても大丈夫ということになります。

これは、高く積み上げるレンガにとっては、非常に重要なチェックポイントです。

また、製品として許容される水の浸透率は、冷たい水に24時間浸けて8%を越えないというレベル。ですから、雨で濡れただけでは、30分もしないうちに乾いてしまうのも頷けます。赤レンガでのデータですが、24時間レンガを水に浸した状態で吸水率は1~3%ですから、雨ごときでは何ともないと言えるでしょう。まさに、陶器の土鍋と同じです。

これを可能にしているのが、カナダの赤い粘土と高温の焼き入れです。粒が細かく粘土に含まれる空気が少ないので、焼くとその粒子が溶けて更に密度が上がって堅くなり、雨などの水が入り込む余地がなくなるという訳です。

他のシリーズのレンガと比べて赤いレンガは、比較的短い時間で焼成するらしいのですが、それでも3日間窯に入れて焼き上げます。最初は、500℃の状態で入れるのですが、ゆっくり温度を上げて最終的には2,000℃近い温度となります。

ゆっくり温度を上げて長い時間でないといけないのは、最初から高温だと温度が中まで伝わる前に表面が焼けてしまいます。その場合、表面が焼けても中身はしっかり焼けません。料理と同じで、中心部が生焼けになるのです。

都度の焼く工程でサンプルを取り出して、状況を確認しているそうですが、今回はそれを見せてもらいました。この鉄のように真っ赤に焼けたレンガを見るとすごい手間を掛けていいものを造ろうとしている姿勢が窺い知れます。

こうして手間暇を掛けて造られたカナダのレンガが、海を渡って皆さんの輸入住宅の外壁に使われたら、きっとご縁や愛着を感じますよね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>:何故、コストが高いカナダ製レンガを使うのか? (2011年4月14日)
<関連記事>:アーチにすれば、崩れない (2015年8月5日)

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本当にあったマックロブスター

三菱商事時代の先輩でFacebookつながりの大曽根さんから先日教えてもらったアトランティックカナダ限定のマクドナルド、マック・ロブスター。

メチャ忙しいファクトリーツアーですので、まあ食べる機会はないだろうと思っていましたが、長い車での移動の途中でランチにマックへ寄ることに。で、ついに見つけました、マック・ロブスター。

また、かにカマみたいなもんだろうと思っていましたが、中身は本物でした。いやービックリした。どうか、赤毛のアンに憧れてプリンス・エドワード島を訪れる皆さんは、是非これを食べに来て下さいな。

但し、期間は夏限定のようですので、販売の有無を確認してからお越し下さいな。因みに、今日はNew Brunswick州に来ました。

私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
カナダ無料招待ツアーも実施しています。

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う~ん、何だかリゾートだワン!

昨日、カナダ東海岸の建材会社の概要紹介と顔合わせのミーティングを終えて、今日から本格的に各社を回るファクトリーツアーが始まりました。

まあ、うちのような零細ビルダーはそんなにたくさん買い付けるなんて出来ないので、気楽に情報収集をしていましたが、ずっと車の移動で何もしていないのに疲れました。

まあ、建材がどうこうと言っても、専門的になり過ぎるかも知れませんので、そういうお話はボチボチさせて頂くこととして今回のツアー中は、カナダのデザインをいろいろご覧頂くこととしたいと思います。

まずは、宿泊先のホテルの部屋。赤毛のアンの故郷、プリンスエドワード島のリゾートホテルということもあってインテリアも上手にまとめられていますでしょ。壁は黄色く見えますが、実際は少しグレーが入ったベージュのドライウォールです。白熱灯のスタンド照明に照らされると温かみが増した感じで美しいですよね。

当然、天井には照明が付いていませんから、このスタンドだけの明るさで雰囲気を創り上げています。ベッドは、私一人でもクイーンサイズ。トラディショナルなデザインのヘッドボードやサイドスタンドの家具が、シンプルな中にも落ち着いた景色を創り出しています。

真っ白なシーツでも、結構いいですよね。

次の写真は、お隣のノバスコシア州にあるロッジの前の風景です。ここでは、今日夕食を食べました。海に面したコテージの前は、一面の芝生。勿論、柵なんて野暮なものはありません。そこに色とりどりのリゾートチェアが海を向いて並んでいます。

実は、写真を撮った時間は、既に午後7時を回っています。日の長さは、さすが北極に近いです。いや~、何て豊かな風景なんでしょうね。別に特別高級なものを使っている訳ではないですが、カナダのゆったりとした暮らしが十分伝わってくるそんな一枚ですね。

百聞は一見にしかず。日本に居ては分からない何かを感じに皆さんも私とカナダに行きませんか。今年も家づくりを前提としたツアーキャンペーンをやっています。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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いい練り具合のモルタルです

先日、ブログ記事で砂の質がいいというお話をさせて頂いた岐阜市の輸入住宅 N邸の外壁レンガ積みの現場。

レンガ積みに必要なセメントや砂、消石灰、異形鉄筋などは、通常現場近くの土木建材屋さんで購入します。それは、すぐに持ってきてもらえるということの他に、重量物なので遠くから運んでもらえないという理由があるんですね。

この岐阜の現場でも近くに建材屋さんがないか探して、そこでいろいろお願いするということになったのですが、現場に材料を置いておくスペースがない時に自分のところの土場を使ってもいいよ、なんて言ってくれるくらい人のいい社長さんでした。

やっぱり、岐阜の人ってやさしい人が多いのかなぁ。

さて、本題に戻って、カナダのレンガ職人たちが仕事をスタートさせた当日、建材屋さんが砂を運んできてくれたのですが、粒が見えないくらいキメが細かい砂でした。名古屋の方では、もっと粒が大きめのものしか手に入らないので、いつもこんなもんだなと思っていたんですが、今回のものは見た途端明らかに違っていたので、ビックリでした。

で、ミキサーにセメントと消石灰、砂と水を混ぜてモルタルを練った訳ですが、半練りの柔らかな生クリームのようにモチッとしてるんですよ。表面にも大きな砂の粒は、全く見受けられません。

こういうモルタルは、砂にセメントがよく絡まるし、隙間がモルタル内に出来ませんからレンガの接着強度が上がります。モルタル目地の仕上がりも非常に美しいはずですよ。

いつもこんな砂を使って施工出来るといいのですが、そこはいい材料屋さんと出会えるかどうかの運次第。ご縁ですね。ここのお施主さんは、本当に得しましたねぇ。やはり、砂がいいのは、長良川が近いからでしょうか?

それにしても、砂やモルタルのことまで書ける輸入住宅ビルダーは、他にいるんでしょうかねぇ(笑) レンガ積み輸入住宅の建築を希望される方は、ご相談下さい。

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外壁のレンガ積み、施工開始!

昨日は、本当はお休みでしたが、外壁レンガ積みの初日とあって、はるばる岐阜市まで1時間半を掛けて出掛けました。

一昨日も宿泊先のセッティングの為に岐阜に行って、その足で常滑の空港まで車を飛ばしレンガ職人をピックアップ、また岐阜へとトンボ返りしました。

その間、カナダ人たちに夕食を食べさせ、ガソリンを入れ、英語でアパートのエアコンの取り扱い説明や周辺地域の買い物案内をし、布団まで敷いてあげて、ビールを差し入れし、もうクタクタ。そして、深夜にうちへと帰った訳ですから、昨日も大変な一日でした。

今日は現場に先に行っていた現場スタッフから、レンガ積み用の専用コテがないから、会社にないかとか、水平器が使い物にならないから、途中で買ってきて欲しいとか、ブリックタイ用のビスが欲しいとか「そんなこと、前もって準備しておけ」ということも、取り敢えず言うことを聞いて持っていきました。

でも、まあ何とか仕事はスタートしましたよ。それにしても、相変わらずレンガ職人たちは、緻密に計算してレンガの据え付け位置を確認していました。最初が肝心ですから、きっちりやっている姿は、やはりプロですねぇ。

そうそう、この現場はひとついいことがありました。それは砂です。すごく細かくて、触ると土のようなんです。レンガ積み用のモルタルは砂が細かければ細かい程、強度も上がり、見た目も美しく仕上がります。また、詳細は、またブログに書かせて頂きます。

最後に、私 村瀬は、26日より6月6日までアトランティック・カナダとトロントへ出張に行って参ります。その間、現地での視察状況をレポートしますが、こちらも乞うご期待。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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ディスプレーにすると実感ありますよね

以前、知り合いのキッチン・リフォームの会社から依頼されてカナダのキャビネット・ノブをたくさん供給させて頂いたというお話を書いたと思います。

その後、それらをお客さんに見て頂けるように、ディスプレーボードを作成してショールームに飾って頂いているそうですが、私たちもそれを真似して、ディスプレーをこんな感じでやってみました。

こうしてやってみると、大きさや質感、手に触った時の感触などが伝わってなかなかいい感じです。

輸入キッチンの扉のノブを決めるにしても、カタログばかりでなく、こうして実際にディスプレーにしてみると発見がありますね。きっと、輸入住宅を建てたいというお客さんにも喜んで頂けるような気がします。

知り合いのリフォーム会社さんもいいところに目を付けられたもんです。灯台下暗し。今回は、勉強になりました。

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