日本の住宅メーカーは、やたらと性能や仕様について力説します。しかし、多くの場合、それらはどこのメーカーでも手に入る当たり前のものであることが殆どです。
耐震性が低い住宅がどこにあるでしょうか。本当に安全かどうかは別にして、健康住宅の指針であるF☆☆☆☆(フォー・スター)等級の内装材を使用していない家などどこにもないですよね。太陽光発電もしかり、オール電化もしかり・・・。
私たちのレンガ積み外壁やドライウォールのインテリアなどといった差別化出来る商品を持っているビルダーなど、今の世の中いないと言ってもいいでしょう。
だから最後には、大手は大量仕入れでコストが安いだとか、大きな会社はブランド力もあり、信用出来るとかの話でお客様を説得します。でも、住宅メーカーで100年の歴史がある会社などありませんし、安かろう悪かろうでは、いくらコストを抑えた金額でもその価値はありません。
お金を出すだけの価値って、何なんでしょう?
それは、家づくりの楽しみと出来たものへの満足度にあると言えるかも知れません。それは、お客様自身で抱いていた想像を、遙かに超えた家になっていることが必要です。そう、自分が出したお金以上の出来栄えが要求されるはずです。
そこには、ビルダーのデザイン力やセンスがなければいけません。これは、お金を出せば、絶対買えるものとは言えません。
でも、お金を出さなきゃ、買えないものではあるはずです。絵の具の固まりである絵画や美しい声のポップ・ミュージックは、何億という価値を生み出すこともあるでしょう。感じるものにこそ、人間は大きな満足や癒しを得るのです。洗練されたデザイン・センスや感動が必要な方は、ご相談下さい。
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