お知らせ : ページ 234

ドライウォールの高度なテクニック

住宅の壁や天井は、普通1つの色(1つのパターン)のものしか使いません。

それは、私たちが輸入住宅で施工するペイント仕上げ 「ドライウォール」であっても、ビニール・クロスの仕上げであっても同じですね。

でも、北米のリノベーションTV番組でも有名なインテリアデザイナーの「Sarah Richardson」は、同じ空間であっても壁の色を塗り分けるテクニックを紹介しています。

写真にあるように、壁のコーナー部分を利用して微妙な色の変化を付けています。一見すると、壁が陰になって色が変わっているように見えますが、実はそう感じるように見せているのです。

また、陰と言えば黒やグレーを思わせますが、彼女は淡いブルーの入った色を持ってきているのがお分かりですか。実際にどう見えるかよりも、どう見せるかに重点を置いているんですね。

また、チェア・レールを使って腰の高さで塗り分けしている部分も、安定感を出す為に腰より下の壁は少し濃いめ(暗め)の色を使う気遣いもしています。これは、落ち着きを無意識に感じさせる仕掛けです。

欧米のようにインテリアをペイントで仕上げる文化がある生活って、本当に豊かですよね。こうしたテクニックを最初から使う必要はないですが、まずはペイントで仕上げるドライウォールに挑戦してみましょう。

インテリアのリフォーム・リノベーションでクロスの上からでも、こうしたペイント仕上げは出来ますから、敢えてクロスを張り替える必要もありません。勿論、ペイントは何度でも塗り直し、塗り重ねが可能です。だから、失敗してもまた塗ればいいだけなのです。

ペイントでの模様替えなら、輸入の水性塗料と時間さえあれば、誰でも簡単にガラッとインテリアを変えられるんですね。

パラペイントを使ったSarahのこうしたインテリア・デザインは、彼女のサイト「Paint pick me up」でもご覧頂けます。

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今回は、根太(ネタ)レス工法

通常、2x4工法では、土台の角材の上に床根太と呼ばれる140mm高の2x6材で下地を組む。その上に床合板を施工すると1階の床が完成する。

その際に使われる構造用合板は、普通のメーカーであれば12mm厚、私たちなら15mm厚の少し強度を高めた耐震床合板である。

ただ、最近は玄関のアプローチ階段の上がりを少しでも減らして、お年寄りにも優しい家づくりを提案することも多くなってきた為、敢えて床根太を組まずに、直接土台の木の上に床合板を載せる根太レス工法を採用するケースが増えてきている。

勿論、床根太を使わない分、少しお値打ちに仕上がるのだが、床下地がない分、構造床合板で強度を上げてやる必要が出てくる。だから、そういう場合、ホームメイドでは無垢のフローリング(15~20mm厚)よりも厚いサイズの24mm厚という構造用耐震床合板を使う。

そうすると、床下地140mm+通常の床合板15mm-根太レスの床合板24mm=131mm 分、1階の床高を抑えることが可能となる。おおよそ階段の1段分だから、バリアフリーではこれは大きい。

でも、水害の危険がある地域でこれをやってしまうと床上浸水のリスクが大きくなるという側面もある。

だから、そうした地域にお住まいのお客さんとは、その判断について相談することが絶対なんだが、そんなことを全く話もしないビルダーが殆どだろう。

豊川市 N邸は、基礎の立ち上がりも150mm幅にした。通常は120mmだから、これも耐震強度的には強化となる。

そして、基礎パッキンから洩れる光をご覧下さい。このくらいしっかりした通気が床下全面に取れていますから、床下の湿気でシロアリが来るという心配は殆どありません。(勿論、ベタ基礎ですし・・・)

また、土台にも木曽ヒノキの芯材(一番中心の堅くて匂いの強い部分)を使っているので、ホウ酸塩系やネオニコチノイド系などのシロアリ駆除剤を使用しなくても大丈夫だと考えています。(やはり、シックハウス症候群やアレルギーの方が深刻ですから・・・)

(シロアリは、食べるものがなければ、ヒノキだって金属だって噛り付きますが、そこに行きにくいような工夫をしてやれば、他の食べ物へと方向を変えてしまうはずです。それくらいシロアリは弱いし、家以外にも食べるものは存在します)

シロアリが侵入しにくい環境を自然に作り出し、法隆寺のように長く使われる建物を造ろうというのが、私たちの輸入住宅です。(古いお寺で、薬剤が使われて長持ちしたなんて話は聞いたことがないですよね)

それから、床合板の下には、50mm厚の断熱スチレンボードが入れてある。だから、1階の床断熱層は、50mm断熱ボード+24mm床合板+20mm無垢パイン・フローリング=94mm(約10cm)もの厚みになるんですよ。

ライフサイクルを考えた強度と耐久性、自然の摂理に逆らわない施工って大切ですよね。余分なことはしない、無駄なことはしない、必要なことはとことんやる。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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耐震用帯金物は、慌てて留めない

2×4(ツーバイフォー)の木造構造体が出来上がった豊川市のレンガの家 N邸。

この次に外壁で行う作業は、耐震用の帯金物の留め付け。最初から金物を留めることはしない。石膏ボードや屋根材を載せて暫く経ってから最後に留める。

それは、建物に本来掛かる重量負荷と出来るだけ同じくらいの重りを構造体に背負わせて、垂直方向に沈ませる。(建方工事直後は、屋根や内装の資材も施工していない最も軽い状態ですから)

もしそのまま軽い状態で留めてしまうと、どんどん荷が掛かってきた時に金物が緩んでしまう。強い地震の上下振動があった場合、緩んだ金物は強い引き抜き力に耐えられず伸びたりちぎれたりしてしまうから、いざという時その役目が果たせない。

だから、時間を掛けて十分な荷を掛ける必要があるんだが、短期間に施工する現代の建築ではそれがないがしろにされる。大手住宅メーカーでは、2ヶ月程度で完成させる住宅もあるようだが、そんな工期はまともな建築では考えられない。

30年ももたないようなローコスト住宅ならまだしも、100年以上の耐久性をコンセプトにしている輸入住宅はそれでは出来ない。

早い安いうまいは、牛丼屋だけでいいのではないか。

そうそう、帯金物の取付け位置は、柱材などの下地があるところじゃなきゃダメですよ。面材のMoissや壁合板だけじゃ十分釘が留まりませんからね。これがいい加減だと、帯金物を入れる意味はありません。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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トリプルガラスの輸入断熱サッシが付きました

夏場の外壁(構造)面結露を防止できる特殊な片面透湿防水紙、ウェザーメイト・プラス。写真に写っている薄いブルーのシートがそれなんだが、こうした防水紙は国産には存在しない。

だから、私たちはわざわざ北米から輸入しているんだなぁ。

このシートを張った上で窓を取り付けるのだが、その時も雨水が窓の隙間から侵入しないように一定の決まりごとに従って施工する。窓の四方の施工でもその気遣いがよく分かる。

窓上は、敢えて防水シートを巻き上げてあるのが分かりますか。これは、窓に付いている釘留め用のフィンの上に防水紙を後から被せる為に巻き上げているのです。

その他の三方は、フィンの下に防水紙を入れていますね。こういう施工をすると、防水紙の下になる構造部分に雨水が侵入するリスクが低くなるのです。

また、北米では常識ですが、窓上のフィンには釘を打ちません。ここを留めてしまうと、構造がその重さで縮んできた時に窓上から歪みが生じてしまうのです。こうなると、窓の開け閉めも難しくなってきます。

そして、ここ豊川市N邸で初めて採用した国内最高性能のダブルLOW-E2断熱トリプルガラスの輸入樹脂サッシ。

外壁面から大幅にサッシのガラス面が飛び出しているのが分かりますか。(サッシ枠全体が壁より出ています)普通のサッシなら、外壁面とほぼ同じ位置にガラス面が来るはずだから、3重ガラスの厚みがどれ程あるか想像に難くないですね。また、重いガラスを支える窓のフレームを同様に厚くしないと、枠強度も出ないですよね。

数値や理屈だけでなく、実用でどれくらいの断熱・保温性能を発揮してくれるか楽しみです。当然、防犯性も高くなります。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: トリプルガラスの輸入樹脂(PVC)サッシ(2013年10月5日)

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白い構造用耐震・耐火面材 モイス

豊川市で建方(構造体)工事が完了したレンガ積み輸入住宅 N邸。いよいよ1月下旬からは、カナダのレンガ職人による外壁のレンガ積み工事が始まります。

この写真は、先日お客様と配線打合せを行った際に撮ったものですが、素晴らしい天気に建物も輝いていますねぇ。総2階のシンプルなデザインは、構造的にはバランスもよく耐震性能でも有利な形状ではないでしょうか。

特にこのうちは、アメリカの住宅のように掃出しサッシといった大きな窓はありません。当然日本的なベランダ(バルコニー)もありません。ですから、開口部による壁面の欠損も少なく、防犯性も比較的高い建物となります。

そして、外壁がいつもの構造用耐震合板(針葉樹)でなく、白いパネルの素材が張ってありますよね。

これは、岐阜市のN邸や半田市のK邸でも施工した構造用面材 モイス(Moiss)です。レンガ積みの外壁でも充分な防火性能があるんですが、建築確認機関の中には何故かその内側の構造体にも防火性能を要求してくるところがあるんです。

最高2,000度の窯で3~5日も焼かれたカナダのレンガが燃えるはずはないんですがねぇ・・・?やれるもんなら、誰か私たちのレンガを灰にしてもらいたいものです。

まあ、ちょっと過剰な話ですが、それにケチを付けたところで許可されない状況となるだけですから、ダブル防火構造ということでよしとするしかありませんね。

さて、次は特殊防水紙のウェザーメイト・プラスを張って、ダブルLOW-E2・トリプルガラスの輸入サッシを取付けます。その模様は、またの記事にて。

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年末年始のお休みのご案内 (Notice of New Year Holiday)

2013年ももう終わりに近づいて参りました。よいこともそうでなかったことも忘れ、新たな気持ちで前向きに進んでいきたいものですね。

The end of 2013 will come soon. We would like to go ahead with a positive thought to the future, even though there are many affairs until now.

さて、12月30日(月)~1月5日(日)の期間、ホームメイドでは冬季休暇を頂きます。この前後の時期は業務も過密となりますので、お急ぎの方は早めにご相談をお願いします。

Dec. 30th thru Jan. 5th, close our office due to a New Year Holiday. Please contact us ASAP, if you are in a hurry.

では、皆さんにとってよいクリスマス、よい年の瀬、よい新年となりますことをお祈りしております。感謝

I wish a happy Christmas and a happy new year come to you and your family.

Yuzo Murase, Home Made Company

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Certainteed社製 輸入サッシ、メンテナンスの続報

2013年12月3日にペアガラスが割れて、交換出来るかどうかを相談されたという記事を書きましたが、昨日神戸の芦屋市へ実物確認に伺ってきました。いや~、やっぱり名古屋から車で行くと遠いですねぇ。片道2時間半の道のりでした(笑)

地元の建築屋さんやガラス屋さん、サッシ屋さんから何れも窓の全交換以外対処出来ないと断られ、困っていらした処、私のブログを見つけて頂き、どうしても来て欲しいというご依頼だったので、私たちが行かなきゃどうしようもないですもんね。

事前に送って頂いた写真を見て、ガラスを外すことはそれ程難しくないと判断出来たので、予定の通り無事目的を達することが出来ました。

ガラス押えとなっていたガラスの四方に取り付けられた樹脂製のトリム材を外し、ガラス全体を露出させたところで、ガラスを採寸。

そこまでのところでお客様を呼んで、この状態なら地元の業者さんでもガラスを入れることは可能だと思いますが、どうされますかとお話ししました。でも、お客さんはこの状態でも最後まで面倒をみてやってくれるか不安なので、ホームメイドにお任せしたいと言って頂きました。

今回、国内のガラス会社が、ガラスに入っている既存の飾り格子を使ってペアガラスを作ってくれることに応じてくれなかったので、割れたガラスの格子を持ち帰って加工する必要がありません。

ですから、既存のガラスはそのままですので、ガラスの製作期間中も心配なくお部屋をお使い頂けます。(ペアガラスの内側のガラスは、割れていないですから)

あとは、ガラスを寸法通りに作ってはめ替えるだけですので、その期間少し時間は掛かりますが、ご相談頂いたお客様も安心されたと思います。

最後に、再度トリムを元に戻し、引き違いのもう1つの窓のガラスのサイズを確認して作業完了。

帰り道は、少し遠回りして夏場にアルミクラッド・サッシのガラスを交換した三重県津市のYさんの輸入住宅に様子見と年末のご挨拶へ伺いました。(こちらのおうちを手掛けたビルダーさんが倒産して、ずっとメンテナンスしてもらえる会社を探しておられました)

取り敢えずメンテナンスしたところは問題ないようですし、わざわざ遠い処を来てくれたということで、ワインまで頂き感激でした。

時間やお金の問題じゃなく、お客さんと気持ちの伝わる仕事がしたいものです。でも、こんなんで私と工務の2人が丸1日潰れてしまっては、全然儲からないですね(笑)
お困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: 年末までに直したいなぁ? (2013年12月03日)
<関連記事>: 輸入サッシのガラス交換、完了 (2014年4月7日)

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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Milgard社製上げ下げ窓 交換用バランサー入荷

既に国内から撤退してしまっている北米のサッシメーカー Milgard(ミルガード)。

お値打ちな輸入樹脂サッシとして、90年代の輸入住宅の多くに採用された窓ですが、輸入住宅ブームが去ると同時に貿易商社の多くも輸入資材の販売・サービスから手を引いた。

また、施工した工務店・ビルダー、ハウスメーカーも面倒を見ないでアフターサービスから逃げてしまい、末端のお客さんは途方に暮れるといった状況が生じている。

そんな熊本のお客さんからご相談頂いたのが、このバランサー(バランスとも言う)。上げ下げ窓(シングルハング、ダブルハング)の両側に取り付けられていて、窓の開閉を軽くスムースにする部品なんだが、10年もするとバネや吊りヒモが劣化して切れてしまう。

この交換用バランサーは、消耗品なので北米ならどこでもすぐに手に入るものなんだろうが、メーカーや窓の仕様によって大きさや形状が様々存在する。

だから、日本に住んでいる一般のお客さんでは、調達するにも伝手や相談相手がいない。

まあ、そんなこんなでいろいろメールでやりとりをしてようやく入手出来たのが、この新しいバランサー。将来他の窓の交換用も含めて、6本調達しました。

でも、間違えないで下さいね。国産サッシの場合は、時代が代わると部品自体が調達出来なくなりますから、更に厄介かも知れないということを・・・。

私たちのようなマニアックな輸入住宅ビルダーを見つけるお客さんにも感心しますが、自社とは関係ない資材を探して調達する人間も変わりものです。これが出来る会社は、日本にもそうそういないでしょうね(笑) お困りの方は、お問い合わせ下さい。

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<その後のお客様からのメール> 2013/12/15

さっそくバランサーを取り付けたところ無事に取り付けることができ、窓も前のものに比べるととても動きが良くなりました。

本当にありがとうございました。また何かありましたら、よろしくお願い申し上げます。

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古いものには味がある

とかく日本では、建物が古いとゴミのように扱われる。

皇后美智子さんのお里である正田邸の建物も、つい何年か前に周囲の反対を無視して取り壊された。戦前のモダンな洋館建築で、日本の価値ある財産だと私は思っていましたが、保存する金と価値がないと判断されたのは残念だ。

有名建築家の設計による赤坂プリンス・ホテル新館なども、やはり耐用年数が来る前に壊されました。(海外だったら、多分新品同然なんでしょうね)

結局、戦後の日本で建てられた建物が、安普請で耐久性が低く、デザインもその場の流行だけを意識したものとなってしまったことで、20年もすると色あせてしまうものだったことが、建物というものの価値を異常に低くしてしまった原因なんでしょう。

ただ、そうした現代日本でも、価値を見出し、古い洋館を残そうとする人たちも多く存在する。先日名古屋市近郊のとある洋館を見る機会があって、その窓を撮った写真がこちらです。

木製の窓枠に古いガラスがはめ込まれていました。ガラスには気泡が入っていたり、厚みが違って少し歪みがあったりしていましたが、まだまだ現役。多少、割れてヒビが入ってしまったものもありましたが、それでも補修して使われています。

今の多くの皆さんにとっては、ゴミ同然なんでしょうが、古いものを大切に使い、後世に文化を継承する使命感をこの洋館からは感じます。そう、この伝統的なデザインこそが、歴史なんです。こういうことは、歴史のない新興国にはないものであり、一旦失われると取り戻すことは出来ません。

多くの人には理解されないかも知れませんが、私たちもそういう使命感を持って、建築に携わっていかなければなりませんね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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今年の冬は、これと一緒にご挨拶

またまた、年末にお客様のおうちを定期訪問させて頂く時期が参りました。この輸入住宅の仕事をさせて頂いてから、お盆と年末の年2回のご挨拶は一度も欠かしたことがありません。

それも、今まで建てさせて頂いたおうちの全てを回るというのですから、大変なんですよ(笑) 何か家のメンテナンスについて相談事がありましたら、その際おっしゃって下さいね。

さて、今回のご挨拶のお供は、この携帯スリッパ。

スリッパは折りたたんでコンパクトに収納。
裏面は滑り止め加工で安心です。
収納ポーチもお揃いでエレガント!

上品な薔薇とリボンのデザイン。授業参観や会合には、おしゃれなこのスリッパをスマートに持っていけます。履き物のない会場や備え付けのスリッパを履きたくない時は便利ですよ。

私が皆さんのおうちに行くのを、楽しみにしていて下さいね。

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