お知らせ : ページ 244

今日は、メンテナンス・デー

早朝より工務の三上と営業スタッフの松葉が、三重県津市にある輸入住宅 Y邸へ輸入サッシのガラス交換の作業に行ってしまいました。

また、そのおうちの一部屋をウォーク・イン・クローゼットに改造する計画もあるので、その詳細検討をしてくるはずですから、帰りは遅くなると思います。

私は私で、随分前にお願いされていた輸入の洗面水栓のセラミック・バルブ(カートリッジ・バルブ、セラミック・パッキンとも言う)が手に入ったので、名古屋市守山区の輸入住宅C邸に一人で伺ってきました。

新築して4年になるのですが、内装・外装どちらも新築当時の美しさのまま。

大切にお使い頂いているなぁと思いましたが、バルブの不調で洗面の吐水口からお湯がポタポタ漏れてしまう。そこで、カナダの水栓メーカーにお願いして、バルブの部品を調達しました。

でも、少し錆びついてきたのか、それとも工場で組み上げた際に強く締め付けすぎたせいか、バルブが固くて外すのに苦労しました。ようやく外して新しいバルブに交換し、お湯を流してテストを実施。バッチリ直りましたぁ!

水道屋じゃないのに、よくやりますよね。まあ、零細企業は社長も職人もありませんから・・・。輸入住宅は、面倒をみてくれる人がちゃんとしていれば、長持ちしますよ~。あと、こうした止水パッキンは、キッチンの輸入の蛇口にも付いていますから、同様のトラブルはこの部品を疑って下さい。

さあ、次の修理・メンテナンスは、東海市F邸のバルブです。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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輸入サッシのペアガラスを交換

アルミクラッドの輸入サッシのガラスの点検・修理に、三重県津市に行ったという記事を4月2日に書いてから随分経ちますが、他の部分のメンテナンスも同時にやりたいというご依頼を頂いていたので、施工するのが遅くなってしまいました。

ペアガラスが内部結露を起して随分曇っていたのですが、見事クリアに外が見えるのが分かりますでしょうか。上手に木枠を外して、ガラスの部分だけを取り替えましたので、窓全体の雰囲気は以前の美しいまま。

サッシメーカーも分からず、どんなふうにガラスが入っているかも手さぐりの状況でしたが、わざわざ愛知県の名古屋からお呼び頂いた甲斐があったというものです。

日本では、クーラーや冷蔵庫などの家電を含めて、ちょっと壊れたらすぐに全部買い直しとなる習慣が根付いてしまいましたが、愛着のあるものはずっと使い続けたいというのが人情ですよね。それもいいものなら尚更です。

私たち ホームメイドはそういう思いを出来る限り大切にしたいと思います。確かに面倒なことではありますが、こんな豊かなデザインの輸入サッシをわざわざ国産に換えてしまうのは忍びないですよね。だから、今後も輸入住宅の修理・メンテナンスを続けていきます。

私たちと同じ思いをお持ちの方は、お問い合わせ下さい。出来る限り対応致します。また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事(1)>: 2013年4月2日 輸入住宅の出張メンテナンス 続編
<関連記事(2)>: 2013年3月31日 輸入住宅の出張メンテナンス
<関連記事(3)>: 2013年6月30日 ようやく窓の部品が入荷しました!
<関連記事(4)>: 2013年7月16日 オーニング・サッシの部品の交換
<関連記事(5)>: 2013年7月17日 曇ったペア・ガラスが外れました

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あふれる選択肢:あなたはどう選ぶか?

先日、NHKでコロンビア白熱教室という番組を再放送していた。内容は、人間は選択という自由を与えられた時、どうなるかというものでした。

番組で紹介されていた例ですが、食料品店の試食コーナーに24種類のジャムと6種類のジャムを並べたそれぞれの店の場合を比較すると、来店数では多種を揃えた店と少品種の店との割合が6:4。でも、売り上げは、品揃えが少ない方が6倍もあったという。

人間は選択をしたがるものだが、選択肢の数があまりにも多くなると、選ぶこと自体をやめてしまう傾向にあるらしい。つまり、選択に対する人間の情報処理能力には限界があるのだ。

毎日、何百もの選択肢の中から選んで生きて行かなくてはいけない現代社会。選択肢が多すぎると、それだけで圧倒されて、時には押しつぶされてしまうというのだ。当然、あるものを選択するということは、その他の大多数の選択を捨てるという決断です。だから、明確な意思を持たずあれもこれも欲しいという人にとっては、選択は苦痛であるかも知れません。

私たちがドライウォールで使うパラペイントは、2,400種もの色が存在する。また、Kichler社の照明器具でも数千もがカタログに掲載されているし、私たちのお客様が自身の家づくりで選ぶ資材は、膨大である。

つまり、番組の内容に照らし合わせれば、全てをそのままお客さん側に一度に提示してしまうと、混乱して当初の目的とは異なった選択をしてしまう恐れがあるし、そういった状況の中選択してもお客さんの満足感は得られない。(あちらの方がよかったかもと、後悔するのが関の山だろう)

確かに、大手住宅メーカーのように「洗面化粧台は、この3つの中からお選び下さい」という感じで選択肢の幅を限定すると、コーディネーションが苦手と思い込んでいる人にとっては、楽で満足感も得られやすいという側面もある。

ただ、好みや目的、家づくりのテーマが、ある程度はっきりしていて、既存のものにそれを見出すことが出来ないと感じている人には、私たちのように多くの選択肢があることは魅力的です。

だからこそ、私たち 建築のプロは、お客さんの好みを分類し、それに合ったものを多くの中から予め絞り込んで提示して差し上げるという手間を掛けないと、いい選択をしたという満足感を与えられないのだと思います。

人間は、せいぜい7つの選択肢くらいしか一度に認識することが出来ないそうです。そういうことを理解しながらリードしていけるキュレーターが、この建築業界に何人いるでしょう?

多様なことは素敵なことですが、それをうまくコントロールしてあげてこそ、いい家づくりが可能となります。だからこそ、価格以上にいい人との出会いやご縁が大切なんだと思いませんか。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: デザインにこそ価値があります (2014年6月17日)
<関連記事>: 壁照明の光で遊ぶ (2014年5月9日)
<関連記事>: 色は、遠近感をも表現する (2014年3月24日)
<関連記事>: 色は、性能 (2014年1月9日)
<関連記事>: Margot Austin’s P.E.I. Cottage (2013年7月24日)

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高級なローコスト住宅は、何故ないのか?

ローコストとは、同じ品質でも他より安いというのが本来の意味だと思います。単に安いというのは、ものが悪くて価格もそれに応じているということです。

さて、最近のローコスト住宅メーカーは、どちらでしょうか。

確かに、広告・宣伝では装備が充実しているとか、スマート・ハウスや長期優良住宅に対応しているとか、太陽光発電付きとか一見いいもののように見えますから、高品質・低価格だと思っている方も多いことでしょう。

でも、それはただの見せかけでしかないのです。

100年以上という長期間住めるいい住宅が、長期優良住宅の定義であるはずですので、そこに使われるフローリングは10年で表面が剥がれてしまうようなものであってはならないと思います。

では、ローコスト住宅の床材は、合板のように剥がれない無垢材を使っていますでしょうか。

外壁を塗り直しが一切要らないレンガ積み外壁にしたり、手間の掛かる高品質なドライウォールのインテリアにしたり、屋根に天然スレートを使ったりするメーカーがあるでしょうか。

ホームメイドと同じ品質で造るローコスト住宅を、私たちは見たことがありません。私たちの家づくりは、単に手間や時間、技術が必要というだけですから、同じ品質でローコストに造る住宅メーカーがあってもおかしくありません。

それとも、彼らは本物を施工したローコスト住宅を標準化出来ないということでしょうか。そこには、利益を上げる為には、無駄な時間や費用を使いたくないという心理が見え隠れします。だって、私たちの会社より規模も大きくて、優秀な社員も豊富ですから、大手メーカーなら簡単にやれるはずでしょ。

消耗品である設備の豪華さは、家本来が持つ品質とは何ら関係がありません。ただ購買力の問題だけです。

ロレックスの腕時計のように、子供たちに残したいと思わせるようなものが、真の高品質です。だから、その価値を認めて中古のオークションでも高値が付くのです。

20年後のローコスト住宅が、不動産の中古市場で高値で売買されると思いますか?今の不動産市場を見て、それが妄想だと理解出来る人は賢明です。

私たちは、将来ゴミとして扱われるような日本の家づくりを変えたいと努力を続けます。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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レンガが窓より出っ張っています

厚さが90mmもあるカナダ製のレンガ。やぱり、本物は重厚感がありますねぇ。この写真だと、レンガがベタ基礎の上に積まれているのも分かりますね。(スライス・ブリックだと、基礎の立ち上がりが露出してしまいます)

レンガを模した薄いブリック・タイルは、窓の枠の横に接着剤で張るだけですから、窓と外壁が横並びで平面的になってしまうのですが、本物のレンガ積み外壁は窓に奥行きを作ります。

また、窓下に付いたグレーのボトム・シル(窓カウンター)が、カッコいいでしょ。

それにも増して素晴らしいのは、1個1個積んでいるはずなのに、レンガの外壁の水平・垂直がビシッと出ていて気持ちいいことです。まるで、1枚のレンガの大きなパネルを張り付けたみたいですよね。

これが、カナダのレンガ職人の技術です。また、精度の高いカナダのレンガでなければ、こんな綺麗には積めません。

それにしても、これが新築の住宅には見えないですよね。既にアンティークの域に入っている気がします。

レンガ積みの輸入住宅っていいですよね。家づくりで本当にレンガを積みたいという方は、ご相談下さい。

ホームメイドは、美しいレンガ積み外壁が施工出来る日本屈指のビルダーです。

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アメリカンなインテリアだねぇ

白い窓枠にミント・グリーンの壁。アメリカではよく見受けられるようなインテリア・デザインですが、ここ日本では新鮮ですよね。

ツヤありのパラペイントを塗った白い枠とツヤなしのパラペイントを塗ったドライウォールの壁とのコントラストは、お洒落そのもの。

白い壁にダーク・ブラウンの枠が取り付けられた廊下側からドアを開けた瞬間、その光景は一変します。こういう場面場面での変化があると、生活にも楽しさが生まれるはずです。

勿論、こうしたデザインは、ただのベースでしかありません。カーテンや家具、インテリアの小物が添えられることによっても感じ方は変化します。

色で遊ぶ。こうしたおうちに住むことでそんな文化が子供たちにも育まれることを切に願います。10年後、自分で壁をまた塗り替えしたくなるような輸入住宅になって欲しいものです。

ビニールクロスやその他の壁材では、出来ない芸当ですからね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。尚、Para Paintsの塗料は、ビニールクロスの上からも塗れますから、クロスをドライウォールのように仕上げることも可能です。

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窓の高さにレンガの段(高さ)を合せる

竣工に向けて、いよいよ大詰めに入った半田市の輸入住宅K邸の施工。内装の納めも順調に進み、照明器具や水道の施工をする状況となりました。

外部も足場が外れ、レンガ積み外壁の美しい外観が姿を現しています。そこで、地味ではありますが、こんな写真を撮ってみました。

さほど面白味のない平面的な外観のように見えますが、こういう単純なデザインにこそ施工の難しさが隠れているのです。

よ~く見て頂くと分かりますが、窓の大きさや位置は全て一定ではありません。場所に応じて、それぞれ異なっているのがお分かり頂けますでしょうか。

窓の両サイドは、レンガを窓までの距離に合せてカットすれば納まりますが、出来るだけカットが少なくなるようにレンガ職人は目地幅を調整しています。

勿論、こうした調整は、人間の目で明らかなくらいだと格好がよくありません。ですから、窓にぶつかる随分手前からミリ単位でターゲットに対して調整を始めます。

最も難しいのが、窓上の位置にレンガの高さの合せることです。窓の上にレンガを載せる為にL字の鉄筋を入れるのですが、レンガの高さが丁度窓上に合わないと、鉄筋下と窓上との間に隙間が生じてしまいます。また、これを無理に調整しようと、モルタル目地の高さを少なくしたり多めにしたりすれば、見た目に違和感が生じます。

それを高さの違う窓全てで合うように考えていかなければいけないのです。でも、写真では窓上に隙間のある窓は存在しませんし、目地も揃って見えますね。簡単なようですが、これがちゃんと出来ているというレンガ積みの家はなかなかないと思います。だって、レンガを積んでいるのはこの面の外壁だけじゃないですから、問題は更に複雑です。

(まあ、レンガ積みの家自体が少ないので、ホームメイドの輸入住宅は最高峰の技術で建てられていると言っても過言ではありません)

きっと後世の人が見ても、カナダのレンガ職人の技術の高さに驚くはずです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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史上最高気温は、どこ吹く風?

お盆休みを利用して、郡上市高鷲にある「ひるがの高原」に来ています。ここは、先般亡くなった家内の叔母の持ちものだった別荘です。だから、今はいとこの所有なんだけど、今年もお邪魔しています。

ここ、高鷲や白鳥でも34度といった気温を記録していますが、山の上の方では30度を下回ります。勿論、夜になれば20度前後になりますから、クーラー要らず。

でも、地球温暖化の波は、こんなところにも押し寄せてきているのか、年々白樺の木も少なくなってきている気がしますし、以前は見かけなかったカブトムシも別荘の網戸にくっついていました。

それにしても、昨日高知県四万十市で41度を記録したというニュースは、どういうことなんでしょうね。だって、アスファルトもないし、美しい川が流れているような田舎ですよ。絶対都市化した場所の方が、暑いように思うんですけどね。

さて、今日はフモトに降りて温泉でも入りに行こうかなぁ。

明日、名古屋に帰りますが、37度なんて気温に耐えられるかなぁ。名古屋圏の都市機能をここに移せば、もっと産業や仕事の効率が上がるのに・・・・。

世の中では、高気密・高断熱で断熱性能を上げる工夫をしたり、全館空調で室内の空気を整えたり、スマート・ハウスを推奨したりしているんだが、そんなことするのが馬鹿げてきます。人間の浅知恵で考えたいろんな技術を使うより、自然を利用した方がいいことを行政の役人たちは考えないのかなぁ?

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ここまで収納があると要らんもんも増えるよな?

カナダのインテリア雑誌サイトに掲載された子供部屋。吊戸棚の下端を境にして、ドライウォールの壁の上下をブルーとオレンジの塗装で塗り分けています。

吊戸棚とベース・キャビネット、そしてフローリングは、ナチュラルな無着色のウッドを用いて、明るいデザインを作り上げています。また、ブルーの壁に合せて、ベッドやイスも薄い水色のものをアレンジしているところが、お洒落ですね。

日本では学習机と本棚が一般的なセットですが、北米では学習机などという特異な用途の家具はありませんから、こうして造り付けにすることも多いのです。それにしても、壁一面が収納だったり、ディスプレー・カウンターだったりするなんて、贅沢ですよね。

これだけあると、相当いろいろなものが入りますが、私のような貧乏性だとどんどんものが溜まってしまい、ゴチャゴチャな子供部屋になってしまうでしょうね。そういう意味では、親御さんが収納上手・捨て上手でないと整理の出来ない子供に育ってしまうかも知れません。

限られたスペースをいかに有効に使えるかを学ばせるには、もう少し収納が少ない方がいいでしょうね。さて、皆さんはどう思いますか?こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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玄関ドアで、室内の広さが想像出来ますか?

アイアンの飾りが全面ガラスのドアから華やかに浮き上がる。室内が見えないようにする為か、ガラスはエッチングされていて想像力を掻き立てられます。それにしてもこの玄関は大きいですよね。多分、日本でこれをやれる家があるとは思えません。

輸入の玄関ドアの高さは、2m。その上にあるトランザムのガラスは90cmの高さはあるでしょう。つまり、玄関ドアだけで、高さが3mもある家なのです。また、ダブル・ドアになっていますから、ドアの幅は1.8m。

私がこのドアを施工する輸入住宅をプランするなら、玄関ホールは高さ5.5m、面積は少なくとも12畳の吹き抜け空間にするでしょう。また、シャンデリアは幅1.2m、高さ1mもあるクラシックなデザインのものを選びます。私だったら、敢えてトレンドのクリスタルは控えます。

そして、玄関ドアの正面に位置するのは、サーキュラー階段か、幅広の階段の途中にある踊場から左右両方に上がっていける階段を設けるでしょうね。まあ、ここまでの玄関ドアなら、まさにそこはお城です。

ここのドア・メーカーは、ファイバーグラス製のものを専門で作っています。スタンダードなものは、白く下塗りした状態で出荷されますから、このように赤い塗料で着色することが可能です。

こんなバーガンディ・レッドを塗るなんて、日本人だと勇気がなくてなかなか出来ない決断ですよね。内装を清楚な白で造るなら、きっと玄関ドアの赤はアクセントになるでしょう。こんな想像をさせる資材があるのは、やっぱりカナダですねぇ。

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