お知らせ : ページ 252

やっぱり、薬は体に悪そうだよなぁ~

日本でも製造されているネオニコチノイド系農薬3種の使用を、2013年12月から原則禁止するとEUの欧州委員会が発表しました。また、ネオニコチノイド系殺虫剤の「アセタミプリド」と「イミダクロプリド」は、人間の発達中の神経系統に影響を及ぼす可能性があるという。

最近激減しているというミツバチに有害な農薬を禁止にしたという点で、生態系や環境に配慮したというニュースなんですが、実はこの薬剤は日本の住宅のシロアリ対策に使われる防蟻処理剤でもある。

ミ〇ワホームなど、大手住宅メーカーは、HPでも安全性が高いと言って、これを防蟻処理(シロアリ対策)に使っていますが、こういうことを分かって使っているのでしょうかねぇ?

当然、大手も使っているからということで、中小のビルダー・工務店でも一般的に使われているのですが、昆虫だけでなく、神経毒として人体にも影響があると言われています。

日本の住宅の多くは、30年程度が寿命ですから、解体時には薬剤が塗られた建材が自然界に廃棄・拡散されることになります。勿論、薬剤の保証期間は5年というのが一般的ですから、解体時ではその効果は限定的と言えるかも知れませんが、その間住宅の中にいる家族たちは、この薬剤が揮発した空気に曝され続けるのです。

写真を見ると、基礎から窓下までのおおよそ1mの高さにオレンジ色の防蟻処理剤が塗ってあります(薬剤は、緑色や透明のものもあります)。場合によっては、外側だけでなく、室内側の壁にも塗っています。私なんかは、くさい臭いで目や頭が痛くなります。

住宅メーカーの論理からすれば、基準通りの対策をしているのだから、万一シロアリが出ても責任の対象外だというクレーム対策でしかありません。実際には、食べるものがなければシロアリは薬剤が塗ってあっても食べるのです。そして、どんどん死んで、また新たにどんどん生まれます。

精神的な不安や生殖機能の低下など、昨今の社会問題は、どこから来ているのでしょうか。全てが今の住宅事情から生じているとは言いませんが、その一端を担っている可能性は否定出来ません。

また、比較的人間には安全と言われるホウ酸塩系の薬剤も、シロアリ(虫)を含めた生態系に影響を与えることを考えると、住宅での無秩序な大量散布には反対すべきでしょうね。(限定的な少量の施工まで文句を言うつもりはないですが・・・)

誰しもシロアリさんに家を食べられたら嫌ですが、薬剤に頼らない自然の摂理を活用したシロアリ対策をすべきではないでしょうか。欲が全てに勝るというのは、人間の煩悩なんでしょうかねぇ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>:薬剤でのシロアリ予防はあり得ない。最高の予防は目視! (2013年1月4日)

<関連記事>:防蟻処理をしなくても、日本の寺は建っている (2014年7月13日)

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クロス張りは、アクセント程度に

普通の住宅メーカーだと、インテリアの通常の仕上げは、ビニールクロス張り。ですから、ドライウォールをお願いしようものなら、目が飛び出る程の追加料金が掛かります。私たち ホームメイドでは、内装の壁や天井に色や風合いが美しいドライウォ-ルを施工するのが一般的。

どうしてなんでしょう?

それは、私たちが本物の輸入住宅を目指しているということと、体に安全な素材で家づくりがしたいという思いがあるからなんです。

そう、儲け(利益)や手間(面倒)といった施工業者側の都合を優先すれば、クロス張りなんでしょうが、美しさや安全性といったお客様側のメリットを優先すれば、必ずドライウォールになるはずです。

でも、お客様の中には、可愛らしい花柄のクロスを使ってみたいという希望をお持ちの方もいらっしゃいます。そういう時は、私たちも局所的にクロスを使うことを了解します。

確かに全てドライウォールにした方がよりよいとは思いますが、それは私たちの勝手な思いであって、お客様の夢を無視するようなことは、本来の家づくりではありません。

四角四面で物事を考えず、多少の遊びも家づくりには大切な気がします。

ただ、ビニールクロス自体に化学物質が含まれている問題や施工時の接着剤の問題、将来の縮みによるクラックや張り替えの問題について、お客さんにしっかり説明しておくことを忘れてはいけません。メリット・デメリットの両方を理解して、それでもやりたいということなら、それを出来るだけ叶えてあげることも私たちの役目です。

それが本当のプロではないでしょうか。だから、ノンポリで何でもイエスというだけのビルダーには、気を付けて下さいね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

(写真は、愛知県東海市にある洋館、F邸です)

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増税前ですが、新築・リフォームは余裕を持って

2014年4月に消費税率が5%から8%に上がる。金額の大きな住宅の購入を検討されている皆さんにとっては、増税前に家づくりをしておきたいというのは人情ですよね。

だって、3000万円のおうちであれば、5%なら150万円、8%なら240万円を消費税として納めることとなる。つまり、3%の上昇で90万円も費用加算しなければいけなくなるということです。

取り敢えず、財務省曰く、経過措置として今年の9月までに建築の契約を済ませておけば、2014年4月以降に住宅の完成がずれ込んでも消費税は5%のままでいいということらしいですから、少しは気が楽ですよね。

一般的な住宅メーカーの場合は、契約から着工、そして竣工(完成)までおおよそ4~5ヵ月程度ですから、逆算すれば10月契約でもまだ間に合うかも知れませんが、ホームメイドのように輸入資材を一からお客さんと決めていくような輸入住宅ビルダーは、半年という時間を頂いても全然足りないなんてことが殆どです。

だって、レンガ積みやドライウォールの施工を含めて、ほぼ手作業のオーダーメイドばかりですからね。

そういった意味では、お話を始めるタイミングの期限は、そろそろ迫ってきているのかも知れません。ただ、よく心して頂きたいのは、家づくりは慌ててやってはいけないということです。仕事も荒くなりますし、デザインを考える時間も少なくなります。

第一、需要が増える消費税前は、需要が供給を上回るでしょうから、国産資材の価格や施工賃の上昇も起こるはずです。そういった費用が5%も上がってしまえば、消費税の3%アップなんて問題外なんてことにもなるはずです。

そんな状況を考えれば、消費税が上がった後に需要が極端に下がるはずですので、材料費を含めて値下げされる時を狙うのも賢い選択となるかも知れません。(こうなると、半分賭けですが・・・)

消費税問題だけでなく、アベノミクスによる景気の上下、為替レートの動向、住宅ローン金利の状況、減税制度の拡充、という複合要因で資金計画は決まりますから、誰でも一概にこの時期がいいと決めつけるのは難しいですね。

ならば、自分自身のライフサイクルから見て、今このタイミングでと直感した時が、本当は一番なのかも知れません。私たちのような建築屋の口車に煽られないで、しっかりご自身の計画を遂行することこそ素敵な家づくりにつながるはずです。

そうそう、運よく消費税のタイミングになりそうな方は、家本体だけでなく、その後の外構工事についても契約に入れておくといいですね。9月以降に外構工事を別途お願いすると、来年の4月に外構工事が終わった場合、それだけ8%の消費税が掛かってきますから。

ちょっとしたことですが、これもささやかな増税への抵抗です。

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久しぶりに東京駅仕様でプランしますかぁ!

半田の輸入住宅の現場へもお連れしたお客様と、今日プラン前の聞き取り打合せをさせて頂きました。

先週までは、スタッフ総出で半田でレンガを運んだり、セルロース等の断熱入れをしたりと、デスクワークをすることもままならない状況でしたが、ようやく今週からは落ち着いて仕事が出来る状況です。

お客様との打合せは、おおよそ2時間。今の暮らしぶりを伺った上で、新しい家での過ごし方をイメージしながら、どんなお部屋にしたいか、どんな要素が必要かなどを確認させて頂くのですが、一緒に暮らすご両親への配慮や防犯、断熱性、空調、浴室の温度等、様々な質問も伺いました。

せっかくの家づくりですから、誰しも分からない部分をクリアにしていきたいですよね。そういうことって、本当に大切なことなんです。勿論、それにちゃんと応えられなければ、プロフェッショナルじゃありません。

そういうやりとりの中で、お客様はビルダーへの信頼を確かめて頂き、私たち ビルダーはお客様がどういう家づくりを目指していらっしゃるか、家づくりの目的は何なのかなどを模索していくのです。

そんなことをやっていくと、そのうち以心伝心のようにお互いがどのように考え、どうしたら楽しいかが分かるようになってきます。

家づくりが、一種の修行のようであるというのも、その辺りにあるのかも知れません。

さて、今回はお客様から100年住み続けられる家というテーマを頂きました。予算の問題もありますが、久しぶりに天然スレートの屋根レンガ積み外壁ドライウォールのインテリアをやってみたいというリクエストです。

まさに、JR東京駅の赤レンガ駅舎を彷彿とさせる洋館仕様です。何年か前にもやらせて頂きましたが、これは日本で考え得る究極の建築デザインの一つだと思います。

そういうお客様の熱い想いが伝わってくる輸入住宅にしたいですねぇ。また、プランが完成しましたら、記事に書かせて頂きますね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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古い国産のアルミドアは、防犯対策を!

キッチンや脱衣室、ベランダ等から外に出る為の勝手口ドア。

家の奥さんにとっては、洗濯物やゴミを出したりするのに大変便利なものですが、皆さんが便利なものは泥棒にとっても侵入しやすい場所であるのです。

特にアルミの薄板で出来たドアなら、ロックセットのラッチ部分を隠すドアガードも、バールのようなもので簡単に折られてしまいます(写真)

また、ガラスやドアの下部分のアルミパネルも蹴破ったりすれば、造作もなくドアを開けられるのです。よくガラスに防犯フィルムを張るという人もいますが、これも着火用の簡易バーナーさえあれば、シートが溶けて意味はなくなってしまいますね。

そこで今回対策したのが、こちら。

ドア全面にアイアンの面格子を取付け、ガラスの内側にも白いメッシュの金属パネルを入れました。ドアガードも黒く塗装したステンレスのものを取付けましたから、見た目も美しく強度もバッチリ。

あとは、ドアノブ自体を耐ピッキング性能のあるものに交換すれば、おおむね対策は完了です。

ドアに限らず、アルミサッシも国産のものは侵入しやすいですから、防犯性が気になる方は早めにご相談下さいね。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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住宅設備や、場合によっては家電も保険で?

昨日、屋根材の剥がれが保険で直せるかも知れないという記事を書かせて頂きましたが、更に追加で皆さんにお話しさせて頂きたいと思います。

最近、夏冬に限らず多くなってきたのが、局地的な豪雨とそれに伴う落雷です。これも地球温暖化の影響でしょうか。で、落雷した際にあたり一帯が停電になって、場合によっては電線を雷が伝って、家の電気機器を壊してしまうなんてことが多くなってきました。

そんな時、家財に保険を掛けていれば、保障を受けられるのですが、多くの場合、家本体の保険は入っていても家財にまで保険を掛けているというケースは少ないと思います。家財の保険って、保険料が結構高かったりしますからね。

そこで、仕方なしに自費で買い替えをする訳ですが、家の保険で賄えるものもあるのをご存知でしょうか。(保険会社の考え方や規定の違いによって、賄えない場合がありますので、その点は注意が必要ですよ)

例えば、インターホンやエアコン。一旦取り付けてしまうと自分たちでは手軽に取り外しが出来ないものなどは、実は家本体の一部として認められ、保険が適用出来るケースが存在します。(窓付けの簡易エアコンは、適用外のようです)

そういった意味では、簡単に移動出来る家電は、その対象外になることが多いのですが、例えば製氷機付きの冷蔵庫で給水管に接続されているようなものは、自分たちでは場所を移動させることは難しいですね。

そういった半固定式のものは、保険の適用が考えられます。

殆どの皆さんは、仕方なく買い替えていたと思いますから、そんなこと考えてもみなかったでしょ。災害時の補修については、天災だからと諦めずに一度私共のようなプロのビルダーに相談してみて下さいね。

但し、先程も述べたように保険が適用されるかどうかは、被害の状況や保険会社の個々の判断に依りますので、必ずしも全て保険が効く訳ではありませんからね。そういった意味では、間に入ってくれる人の交渉能力が大切かも知れません。

家に関する保険の加入や見直しについて詳しく知りたいという方は、ご相談下さい。

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屋根等の台風被害は、保険で直せるかも?

今日、私共 ホームメイドでお願いしている保険屋さんが、たまたま保険料の集金にいらした時に、皆さんの参考になる話をしてくれました。

私たちが輸入住宅で施工しているアスファルト・シングルという屋根材は、アスファルトを薄い板状にして、その中にグラスファイバーを練り込んであるものなんですが、台風のような瞬間最大風速が強い風が下から巻き上げてくるような場合に、しばしばこの屋根材を引きちぎってしまうことがよくあるようです。

グラスファイバーで強化してありますから、余程の風ではそんなことは起こらないはずなんですが、家が置かれた環境によっては、突風や竜巻など予報よりも強い風が吹くなんてことも往々にしてあるものです。

輸入のアスファルト・シングル材の下地には、アスファルト・ルーフィングという防水シートが施工されていますから、雨漏りに至ることがなかったりしますので、屋根材の剥がれに気付くことが遅くなるかも知れません。

そういう場合でも、保険会社によっては事情をちゃんと説明出来る私たちのようなビルダーが交渉すれば、補修費を負担して頂けるところもあるようです。

アスファルト・シングル葺きに限らず、もし皆さんのおうちの屋根で屋根材の剥がれがあるようでしたら、一度私たちにご相談下さい。もしかしたら、メンテナンスの費用を自分で捻出する必要がなくなるかも知れませんよ。
(加入状況によっては、保険求償出来ない場合もありますので、詳細はご加入の保険会社に確認下さい)

屋根の修理や家に関する保険の加入や見直しについて詳しく知りたいという方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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レンガ運びは、1日に3パレットが限界です

セルロースや天然羊毛による室内の断熱工事の準備を進めながら、カナダのレンガ職人の外壁工事をサポートをする為に、ホームメイドの複数のスタッフが朝早くから夕方遅くまで愛知県半田市の現場で作業をしてくれています。スタッフは皆、私と同じ50歳ですから、毎日の肉体労働は相当きついと思います。

そこまで頑張らなくてもいいのにとも思いますが、工程のスケジュールを守る為に努力を続けてくれています。そういう無私の姿勢に頭が下がる思いです。

勿論、私も一緒に作業に加わることもありますが、会社が留守になって肝心のお客様への対応が滞ってしまっては、小さな輸入住宅ビルダーの仕事が成り立ちません。だからこそ、私が記事に書くことで、こうした彼らの頑張りを皆さんにもお伝えしたいと思います。

写真の彼が持っているブリック・ハンガーは、一度に5個のレンガを運べます。1個当たり4kg以上ありますから、20kg以上を持ち上げています。

ここに山積みされたレンガは、1パレット当たり400個。それを1日で3パレット分建物の周囲に持っていきます。計算すると、実に5トン近いレンガを手で運んでいるんです。

合理化・効率化の時代に、普通こんな仕事やってられないですよね。楽して儲けたいのが人間ですから、如何に私たちがバカげたことをやっているかお分かりでしょう。

でもこうしたことをやらないと、私たちの作品が100年以上の歴史を刻むことが出来ないのです。私たちの家づくりには、高い理想と理念があるのです。(でも、みんな体大丈夫か・・・?)

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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いや~、覚悟にビックリしましたぁ

先週の土曜日に、東京からご夫婦が家づくりの相談にいらしたということを書きましたが、何と今日(正確には昨日の夜頂いたメールで)正式に設計プランニングをお願いしたいというご依頼を頂きました。

ナチュラルなイエロー系のレンガ積み外壁と緑の屋根が印象的な名古屋市天白区のH邸の実際の外観を見て頂いて、外構を含めてご自身のイメージにピッタリだとおっしゃられていましたが、まさかこんなに早くご決断を頂けるとは思っておりませんでした。

でも、世の中には、ビビッ!と来る時ってあるんですよ。私もお会いした際に、いい人だなぁ~と直感しましたから。

また、私がお話ししたことに対して、すぐに的確に返事を返してくれますし、お互い共感する部分がたくさんあった気がします。家づくりには、こういう価値観の一致がなきゃダメなんです。

こういうのって、やっぱりご縁なんでしょうかね。それにしても、予定現場はちょっと遠いですから、私たちも覚悟してやらなきゃいけないですね。

小さな輸入住宅ビルダーの私たちへの過分なご厚意を感謝します。まず、始めの一歩をしっかりと踏み出しましょう!

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断熱材も、天然素材

先日は、天然素材のセルロース断熱材を壁などに吹き込む為の布張りについて書きましたが、今回はセルロースを十分に吹き込めない、柱の間隔の狭い場所などに使用する天然ウールの断熱材が、愛知県半田市の輸入住宅 K邸に入ってきましたので、ご紹介しましょう。

羊毛の断熱材には2種類あって、全くのバージン・ウールと再生されたものを使います。私たちは、エコロジーやリサイクルを考えて出来るだけ再生ウールを使うようにしていますが、再生ウールは生産量が限られる為、メーカー在庫がない場合などには、バージン・ウールも使います。

これらの断熱材は、見た目の違いこそあれ吸放湿作用や断熱性能、調温性能、吸音性能などの性能に違いはありません。当然、セルロース同様天然素材ですから、アレルギーの原因にもなる室内の嫌な臭いや有害化学物質も吸着してくれます。

ただ、再生ウールは、毛足が揃っておらず、短い毛のものも存在する為、バージン・ウールに比べて、裁断バサミでカットするのが結構難しいという性質を持ちます。まあ、これは施工上の問題だけですから、お客様に特別不具合はありませんが・・・。

こうした断熱材を触ってみると、毛布の柔らかな手触りが感じられます。そりゃ、同じ素材ですからその通りですよね。毛布をまとった暖かなおうちだと思うと、素敵じゃありませんか?皆さんのおうちにも如何でしょうか。レンガ積みの外壁で外断熱、そして、天然ウールやセルロースで中断熱。ダブル断熱で全て自然素材ですから、安心ですよ。

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