お知らせ : ページ 254

誰しも、資産価値が上がるものには投資をしたい

最近、アベノミクス効果で景気が上向いてきているという。株価も上昇し、今まで我慢して持っていた株の含み益が増加したり、新しく購入したものの価値が上がったりで、資産に余裕のある人たちが投資や消費に積極的なのだ。

そういった意味では、住宅産業も活性化して売上げが大幅に増えている会社も多いのだろう。当然、来年は消費税のアップも控えているので、その分前倒しに家づくりをしようという機運も強くなっている。

だが、そうした外部要因による活況だけでは、また環境が変化して不景気になれば、売上げが下がってしまう企業が大半だろう。

その反面、夢とある程度の資産があるお客様は、あまり景気に左右されない。チャンスと必要性があればいつでも住宅を建てるし、好きな車も買う。だが、そういう人たちは、価値の見い出せないものや価値が目減りするものには投資をしない。価値というものに対して、鼻が利くと言ってもいいかも知れない。

安いことに越したことはないが、価値のない安いものを買うなんてバカはしない。自分が出したお金以上の価値があると判断したものであれば、多少高くても進んで投資するものなのだ。そういう状況を「安い」と呼ぶのである。

だが、日本の住宅はどうだろう?どんな大手住宅メーカーが100年住宅をPRしても、それに呼応するお客様が大幅に増えることはない。

それは、投資に見合うだけの価値をお客様が感じていないことが原因だ。そんな状況の中、何故住宅ビルダーはレンガ積み外壁ドライウォールの内装、美しいデザインに取り組んで住宅そのものの価値を上げていかないのか?

もしそうすれば、赤レンガの東京駅のように100年の耐久性や大きな価値が生まれるはずなのに・・・。

結局、効率化や高い利益率を目標として、手間・暇を掛ける家づくりに対して目を向けない経営が、資産価値の上がる住宅を造れない日本を創り出している気がしてならない。私たち ホームメイドは、投資以上のリターン(満足感や再販価値)がある家づくりを、今後も目指していかなければならないのである。

さて、皆さんがこれから建てるおうちは、投資に見合った価値があるでしょうか?それとも、・・・?
こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 釣った魚にエサはやらない? (2017年11月4日)

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この照明器具、どんな感じで光るんだろう?

Kichler社の照明器具の新しいシリーズが出ましたので、お知らせします。

アンティーク・ホワイトという色なんですが、難破船で長い間風雨に曝されていたというイメージで、色が更に落ちてしまっているデザインになっています。また、シェードの周囲には、モザイクのように小さな貝殻が整然と並んでいます。

照明器具の下には、薄い乳白色の円盤パネルが張られているようで、ダイニングテーブルの夕食を優しく照らしてくれそうです。

この写真からは、照明の上部がどうなっているのか分かりませんが、下と同じパネルが張ってあるのか、それともオープンになっていて、天井方向を明るく照らして間接照明の効果を狙っているのか、何れにしても取り付けるまでのお楽しみがあって、面白いですね。

もしかしたら、貝殻自体の厚みが薄くなっていて、薄っすら光るのかも知れません。さてさて、どんなふうに光るんでしょうねぇ・・・?

私だったら、少し長めの6人掛けのテーブルを置いてそこにこの照明器具を2つ並べて設置するでしょうね。

この照明器具は、シリーズものとして他にもいろいろなバリエーションの照明器具がありますので、海を連想させるデザインの輸入住宅にしたいなら、持って来いです。このシリーズの他の照明器具については、またの機会にご紹介させて頂きます。お楽しみに。

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窓の上には、レンガ用のL字鋼を入れます

カナダのレンガ職人による外壁レンガ積みも随分と仕事が進んできました。

ということで、今日はゴールデンウィークのお休みにも係わらず、当社スタッフのミカちゃんが、L型のアングル鉄筋をサンダーで切って、錆止め塗装をしてくれています。

ホームメイドは、お金のない小さな会社ですから、何でも自前でやらなきゃいけないんですねぇ。

愛知県半田市の輸入住宅 K邸は、窓の数も随分ありますから、L型鋼を入れる箇所も結構あるんです。何故なら、レンガ積みを施工するのは、建物の全ての外壁だからです。

(普通は、見栄えだけでレンガを用いるので、建物の正面だけに施工するなんてこともするのでしょうが、それでは建物の重量バランスが崩れてしまいます。ですから、建物の4面全てにレンガを積んで、耐震性を高めなければいけません)

この鉄筋は、窓の上に積まれる重いレンガを支えて、窓にレンガの重みが掛からないようにする役目を果たします。

ですから、それに耐え得るだけのしっかりした鉄筋でなければ、いけませんし、将来に生じる錆が出来るだけ出ないように錆止めの下地塗装も念入りに行います。

こういう地道な仕事があって、美しいレンガ積みの輸入住宅が出来上がるという訳です。

何事も努力と気遣いが、いい仕事を支えています。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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中小企業ビルダーは、辛いなぁ~

外壁のレンガ積みが行われている愛知県半田市の輸入住宅 K邸。今日もスタッフと一緒にゴールデンウィーク前の現場作業をしてきました。

カナダのレンガ職人が一人でレンガを積んでいるので、私たちは彼が仕事をしやすいように家の周囲にレンガを持っていってあげるのが、仕事です。

1パレットで約400個。それを3パレットですから、1,200個を高台に上げて、それから周囲に散らした訳ですが、おおよそ全部で5トンという重量でした。3人掛かりでしたが、まる一日運びっぱなし。もう腰と腕がもげそうです。でも、これって全体の10分の1程度。いや~、死にますね。まあ、これだけの大きさのレンガですから、外断熱の性能は凄いですよ。

こんなことやる住宅ビルダーの社長なんていないでしょうね(笑)でも、こういうことをやっているから、輸入住宅の経験と知識は人一倍、いや3倍以上あるんです。やってみなければ分からないことって、たくさんありますから・・・。それにしても、いつまで若い人と同じようにやれるのかなぁ?

それにしても、この家は格好いいですよ。きっと、100年したら半田の重要文化財になること、間違いないですね。

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本物の玄関ドアは、もっと重厚感がありますよ

先日、玄関ドアが入荷したとお伝えした、愛知県半田市でレンガ積み外壁を施工中の輸入住宅、K邸。

既に玄関ドアは現場に運ばれ取付けを終えましたが、周囲にレンガが積まれた状態の方が、ちゃんとイメージ出来るでしょうから、今回はカタログ写真でお見せします。

と言っても、色やアクセサリーが豊富にある為、写真とデザインが同じでも、全く同じものではありません。そこが、国産のものと違う楽しさですよね。

写真のドアの色は、少し塗装が剥げた感じを出す為、ラスティック仕上げになっています。どっちか言えば、北欧のバイキング的な雰囲気でしょうか。

K邸のものは、もっと濃い色のマホガニー。ですから、中世の古城をイメージさせてくれる重厚感があります。勿論、写真のものでも十分重い感じは受けますが・・・。但し、このドアは、以前にもお話ししたように本当の木ではありません。ファイバーグラスで出来ているんですねぇ。

皆さんは、ステンドグラスの入ったエレガントなドアが好きですか?それとも、こういった個性的なドアがお好きでしょうか。ほんと、輸入の玄関ドアって、面白いですよね。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: お城のドアにもクリスマス・リース (2014年12月30日)

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雨でも現場は動いている

今日もお客様をお連れして、築12年のレンガの家と現在レンガ積み外壁を施工中の愛知県半田市 K邸の現場へ伺ってきました。

築12年ともなると、普通の家でしたら随分とくたびれてくる部分もあるんでしょうが、東海市のF邸はそんなこと微塵もありません。反って、レンガ積みにしてもインテリアのドライウォールにしても、アンティーク感まで出てくるので、どんどんよくなる気がします。やっぱ、本物の輸入住宅っていいですねぇ。まさに、洋館です。

ホームメイド設立間もない時の初期の代表作と言えますね。ほんと、Fさんにはおうち共々お世話になります。お連れしたお客さんともいろんな話が弾んでしまい、2時間が経過してしまいました。その後、お時間が少しあるとのことでしたので、半田の現場へ。

新築現場は、土を掘り返して擁壁や基礎を造るもんですから、雨が降るとどうしても足元が悪くなります。

そんな中でも、カナダのレンガ職人は、黙々と仕事をしてくれていました。そんな真面目な姿をご覧に入れることが出来て、よかったと思います。(雨は既に止んでいましたが・・・)

また、室内では、電気屋さんが電気配線の工事をしていました。こちらも「こんなに電線がたくさん入っているとは思わなかった」とビックリされていました。そう、現場はいつも発見と改善の連続なんです。

お客様の靴も汚してしまい、大変申し訳なかったですが、いい体験をして頂けたのではないかと思います。これに懲りずに、また現場に足を運んで下さいね。

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通気機能のない基礎パッキンもある

基礎パッキンというと、床下を常に乾燥させる為の通気材として使われますね。また、基礎と土台の木が直接接してそこが結露することのないように、間に基礎パッキンを入れているという仕掛けも存在します。

昔は、立ち上がり基礎の一部に開口を設けて、そこに金属製の換気口をはめるのが一般的でしたが、基礎パッキンの登場で基礎ラインを欠損させることなく、床下全体の通気・乾燥を実現出来るようになりました。

ただ、一つ課題があるのは、家の中(室内)で床下がない部分があるということ。それは、玄関内の靴脱ぎ(土間)。日本では玄関で靴を脱いで上がり框(かまち)で1階のフロアへ上がります。つまり、欧米のように1階のフロアと玄関土間とが同じ高さにないのです。

玄関土間の床が、基礎パッキンより低い高さに来る場合、通気機能のある基礎パッキンだと風が室内に入り込んでしまい断熱性が保てません。もしそこを内側で塞いでしまうなら、通気を失いますが外側は穴が明いた状態となります。

空気の流通があるからこそ、シロアリ等が嫌がる状況が生まれるのに、穴だけ明いた状態なら被害のリスクが高くなります。そこで敢えて通気をしない気密のある基礎パッキンが必要になるんですね。

また、逆に、玄関土間の床が基礎パッキンより高い位置に来る場合、土間下地のコンクリートが基礎パッキンに被ってきますから、この場合も通気しない基礎パッキンの方がいいと思います。

ただ、この部分だけ本当に通気をしなくてもいいのかと言えば、私はよくないと感じます。だって、玄関土間だって家の一部ですから。シロアリや耐久性、住み手の感覚を考慮して、改善すべき点はいろいろありますが、常に前進してベターなモノづくりをしていきたいものです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 通気を促す基礎パッキン (2007年3月30日)

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レンガ積み 施工動画(2)

以前、岐阜市のN邸でアーチの部分を積む様子を動画でアップしましたが、今回も愛知県半田市の輸入住宅 K邸に来たカナダのレンガ職人のレンガ積みの様子を、携帯で撮影しましたのでお見せします。

玄関ポーチの小さな外壁部分ですが、足場など撮影の邪魔になるものが少なかったので、レンガ職人の手元もよく見えます。

鉄筋を入れたり、垂直を確認したり、レンガの目地になるモルタルを通気層へ落とさないように、うまく専用ゴテを使ってレンガの上に載せていくところなど、簡単なようで熟練が必要な仕事を黙々とこなしていきます。

また、載せたレンガにモルタルがしっかり噛むようにコテなどで叩いている様子や水平を見ているところも確認頂けます。1個1個、1ライン1ライン、丁寧にレンガを積むから、出来上がったレンガ積みの外壁が1枚のパネルのように仕上がるのです。

こういう現場の様子は、近くで見ていても飽きないですね。こうしたデザインの建築施工をご希望の方は、ご相談下さい。

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INAX (現:LIXIL)「温水洗浄便座 Kシリーズ」 点検&修理

2003年4月から2013年1月まで製造した温水洗浄便座「Kシリーズ」の内、フルオート便座機能を有した機種において、使用開始から10年前後の使用で、フルオート便座機能(便座・便フタの自動開閉機能)が作動しない不具合が発生することが判明。
この不具合による安全上の問題はないようですが、LIXILにて無償で点検及び修理を実施。

詳細:LIXILからの大切なお知らせ

問い合わせ先:0120-179-429  受付時間:9:00~17:00(平日)

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レンガ積みが、自立しているのが分かりますか?

丁度、外壁の一番端のところがありましたので、写真を撮ってみました。

構造部分は、立ち上がり基礎で、その外周にレンガ積みの外壁(外装材)が施工された様子です。見事にレンガの裏側が見えていますね。つまり、レンガの外壁(外装)が直立していて、基礎にもたれ掛っていないということを表しています。

普通、サイディングやタイルの外壁材であれば、構造壁に張り付いていますから、壁にとってはサイディングやタイルの重量が、大きな負担となります。家自体が、重い鎧を着させられているようなもんですね。

でも、本物のレンガ積みなら、構造壁は楽ちん、楽ちん。

勿論、万一レンガが倒れ込まないように、構造壁からブリック・タイと呼ばれる引っ張り金物を出して、レンガの目地に差し込んであります。(この写真では、あまり分かりませんが、他のレンガ積みの記事で、その状態をご覧頂けます)ガッチリ挟まれたブリック・タイで構造壁とレンガとを緩やかに繋いでいるという訳です。また、レンガの外壁に縦筋や横筋を入れて耐震補強をしてあるのも、この写真でよく分かりますね。

また、レンガを自立させて、レンガの内側に通気スペースを作りますから、流れる空気に構造壁は常に晒されます。だから、外壁面の内部結露が発生しない仕掛けが出来ているんですね。

技術レベルの低い職人だと、レンガを施工する際のモルタルをこの通気層内にたくさん落としてしまうのですが、カナダのレンガ職人は殆ど落とすことなく積み上げますから、レンガの裏側も綺麗ですね。こういうことでも、技術の高い職人かどうかが分かります。

私たち ホームメイドが、わざわざカナダから職人を呼び寄せて施工する意味が分かりますでしょうか。

そうそう、このレンガの厚さやレンガに明いた穴にも注目して下さいよ。約90mmの厚さと中空の穴によって外断熱を実現しているんです。

如何でしょうか、レンガ積みの外壁には、非常にたくさんの仕掛けや技術が導入されていますね。こういう細かな気遣いが出来ないから、他の住宅メーカーは、レンガ積みに手を出そうとしないのです。私たちの多大な労力や技術は、皆さんにお出しする見積の金額以上のものになっているはずです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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