お知らせ : ページ 257

輸入住宅の出張メンテナンス

明日、三重県津市まで輸入住宅の修理とメンテナンスで出張する。このおうちは、建てている最中に施工会社が倒産してしまい、図面の引き渡しも何もない状態で今まできたという。

だから、輸入サッシのメンテナンスが必要となっても、メーカー名も品番も、どういった経路で輸入されたものかも分からない。そんな状態だから、きっとどこの工務店からも対応出来ないと断られてきたんじゃないかと思う。どこも面倒でお金にならない仕事なんて、したくないですから。

でなきゃ、わざわざ愛知県の小さなビルダーに連絡して頂けるなんてあり得ないですね。

でも、写真をメールで送ってもらったり、サイズを連絡してもらったりすれば、状況確認などの遠隔操作が可能です。本当に便利な時代ですねぇ。今回、まだ輸入のサッシ・メーカー等詳しいことは分かっていませんが、それで部品の検討は付きました。

ただ、それだけ調達すればいいかと言えば、それは分かりません。だって、悪くなった部分があるということは、窓以外の他の部材にも不具合や潜在的な問題があるかも知れません。だから、直接お会いして家を見させて頂くことをする訳です。片道2時間程度掛かりますが、是非お話をしたいというご希望ですから頑張って伺いますよ。

ただ、どうしても出張費は必要となります。でも、輸入住宅業界でこれだけの知識や経験のある人間はなかなかいないでしょうから、出張費以上の価値は必ずあると思います(笑)

お話をして、これからはトラブルがあっても何とかなるという安心感を持ってもらうことだけでも、それはお金には代えがたいことですからね。

輸入サッシの修理・メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事(1)>: 2013年4月2日 輸入住宅の出張メンテナンス 続編
<関連記事(2)>: 2013年6月30日 ようやく窓の部品が入荷しました!
<関連記事(3)>: 2013年7月16日 オーニング・サッシの部品の交換
<関連記事(4)>: 2013年7月17日 曇ったペア・ガラスが外れました
<関連記事(5)>: 2013年8月20日 輸入サッシのペアガラスを交換

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奈良日帰り

一番下の子供が、奈良の大学へ入る。

金もないのに、私立に下宿までして行かせるのはどうかと思うが、親元を離れて一人苦労するのは貴重な経験だと思うから、やりたいことをやらせてやりたい。私も昔東京の大学に憧れて、無茶した時代もありました。

そして、昨日、私の休みを利用して、私と家内、子供の3人で下宿先へ。スタッフのミカチャンが会社のトラックを掃除しておいてくれたので、それを借りて荷物を運んだ。要らんもんも積むから、荷台は結構一杯に。

下宿のアパートでは早速荷物を開けて、ゴミになったものはまたトラックに載せる。組み立て式の机やイスなどを作っていたら、もう夕方の7時過ぎ。寺、行きたかったなぁ・・・。

子供は、iPhone5でテザリングが出来ることを確かめてPCのセットアップも完了。この為に、半年前に買った4Sを機種変更した甲斐はありましたが、もったいなかったなぁ。親は、まだガラケーだというのに・・・・トホホ

皆で近くのショッピングセンターで買い物がてら夕食を取って、さあ名古屋へ。それも私一人だけ。

息子よ、この恩を忘れるな。恩は、親じゃなく社会に必ず返してくれよ。支えてくれた多くの人たちがいるんだから。

持ち帰ったゴミの分別は、私とダッコの2人で先程完了!サンキュー、ダッコ。

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小型携帯バーナーで溶けてしまう、防犯フィルム

先日、お客さんのおうちに泥棒が入ったという記事を書かせて頂きましたが、取り敢えず窓に面格子を取り付ける方向で防犯対策を進めております。

でも、キッチン・ダイニングの透明な窓に面格子を付けるのには若干の抵抗があるようで、ガラスに防犯フィルムを貼ることも検討していらっしゃいます。

丁度そんな時、日経ホームビルダー2月号を見ていたら、防犯フィルムが3分15秒で突破されたという記事があった。キャンプの食事の際に使う携帯用バーナーがあれば、ちょっとした道具さえあれば、フィルムは簡単に溶け出してしまうらしい。(詳しいやり方は、泥棒さんも読んでいるかも知れないので書けませんが・・・)

以前からこういうことは分かっていましたが、短時間にそれも音を出すことも殆どなくやれてしまうということを実験で確認した事実は、ちょっと衝撃的でした。

そのお客さんには、そういった情報を提供してあげて再度どうするか考えるとのことでしたが、頭隠して尻隠さずにならなきゃいいがなぁなんて思います。まあ、確かに窓越しに面格子が見えると、どっちが牢屋に入ってるか分からなくなっちゃいますよね。悩むところです。

まあ、どんな窓でも入る時は入るんでしょが、抑止力としてはやはり国産より輸入サッシがいい気がします。

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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Vermont Brick, University Range

北米への入植が始まった200年以上前。バーモント州あたりで素朴なレンガを作って、建物が造られた。その当時使われたようなレンガを再現したのが、このレンガ。

まるで柔らかな水っぽい粘土をそのままレンガにしたような丸みを感じる素朴さは、アンティークそのもの。また、風雨に曝された感じの表情もいいですねぇ。こうしたデザインを彼らは「Water Struck」と呼んで、長年の水跡が付いた状況を表現しているようです。

勿論、本当に古いレンガという訳ではありませんので、その強度や耐久性は、他のHanson社の外壁用積みレンガと変わりません。

でも、これだけグニャグニャした形のレンガだと、レンガ職人も水平・垂直を出すのに苦労するでしょうね。あと、大きさがいつものMAXサイズよりちょっとだけ小ぶりですから、たくさん積まなきゃいけない点も面倒かも知れません。

でも、こういう凹凸感が好きな日本人は、多いと思います。本当に200年前のレンガを使って建てた雰囲気が出ますよね。まるで数百年そこに建っていたかのような印象です。

ただ、このレンガは作るのに多少時間や技術が要りますから、ちょっとだけ価格が高くなることは諒解して下さいませ。その分価値は、十分にあると思いますから。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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Canadian Brick, Boston

名前からイメージするのは、何と言っても歴史でしょうか。

Brownというカラー・カテゴリーに入るレンガですが、時代が経ってすすけたようなダークさを醸し出しながら、少し黄色いライトな部分も感じさせる微妙なさじ加減の色ですね。

また、通常Hanson社の外壁用レンガで、時代がかった感じを出す際には、レンガの表面をざらつかせた感じにするのですが、このレンガは平らでスムースな印象になっています。逆にこうした表情は、クラシック・ブリックをイメージさせるのかも知れませんね。

実際に、カナダの住宅でレンガ積みに使われたという写真を見ると、そのクラシックさがよく分かります。

100年前に建てられた輸入住宅と言われても、遠目に見る限り納得してしまう感じがします。

こうしたデザインは、今の国産住宅では到底真似できるものではありませんが、これこそ普遍的と言われるものであり、時代が変わってもデザインが陳腐にならない所以でもあります。

レンガ積み外壁の建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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バスタブの傾斜が、欧米らしい

春を迎え、カナダのバスタブメーカーも新しい商品を出してきています。今日は、そのうちで特徴的な1つをご紹介しましょう。

名前は、リリウム。ラテン語でユリの意味。

そう、デザインが、ユリのように扇形になっているのがお分かりでしょうか?これだけ鋭角的に傾斜したバスタブは、アメリカやカナダでもそれ程多くないでしょう。

背もたれの傾斜は、背筋を伸ばし寝転ぶようにお湯に浸かることを意識しているはずです。また、腰が前の方へ押し出される分、前方の壁にも足が付けやすくなるでしょうから、安定した状態で湯舟に入ることが可能となります。これだけ背筋が伸びると結構いいストレッチになるでしょうね(笑)

日本の浴槽の場合、寝て入るというより、座って入るという意識ですから、どうしても深めの浴槽が必要になります。また、その分お湯を入れる量も必然的に多くなります。

お二人が浅めの浴槽に寝転んでゆったり向かい合わせで入るという感覚は、如何にも欧米らしい発想のバスタブです。

こちらは、埋め込み式のタイプもありますが、フリー・スタンディングのバスタブ露出型もあるようです。

但し、フリー・スタンディングの場合は、ジェットバスのオプションはないようです。だって、システム配管の露出は格好悪いですからね(笑)

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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手彫りのマンテル Westchester

以前ご購入頂いた関東のビルダーさんから、今回このタイプのマンテル(マントルピースの飾り枠)の引き合いを頂いた。

白い大理石の Mondovi (残念ながら、現在は廃番)とは異なり、こちらは無垢の木を削って模様を浮き上がらせています。それも手彫りだそうな。彫刻の手間が掛かっていますよねぇ~。

普通の日本人なら、この木目を生かしたステイン塗装をしたいと思うんでしょうが、北米の人たちの多くは、これを漆のような黒やペンキのような白で塗装します。

勿論、木目塗装も根強い人気はありますが・・・。

そういうベタ塗りの塗装って、単純な故にクラシックなイメージが演出出来る気がします。

特に、本物の木に塗るというのがいいんですよね。プラスチックや金属などが下地の場合と比べて、明らかに質感が違います。少し木の肌合いが、薄っすら見えたりするなんてことも無垢材ならではの楽しさでもあります。

このマンテルは、両サイドや上端のカウンター・シェルフだけでなく、床部分の火の粉除け台座「Hearth」も付属してくるから、素敵で施工も手間要らずです。今回、このマンテルは部屋の装飾として使用するのですが、勿論、暖房(空調)としてインサート・タイプの薪ストーブを入れることも可能です。

皆さんのおうちにも如何でしょうか?

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ホームメイドが使う土台の木は?

以前の記事で、私たちが施工する土台(コンクリート基礎の上に最初に載せる構造木材)の木は木曽ヒノキやヒバですという話を書きましたが、その実物比較をご覧に入れましょう。

まずは、写真左の木曽ヒノキ。全体的に薄っすらピンクがかっていますね。木の中心部である心材は固くて赤みが強く、そのまわり(辺材)は柔らかくて白い。ですから、この赤いヒノキは、土台には持って来いってことですね。(写真は、以前当社の現場で使った余りですから、土台をつなぎ合わせる為の加工が施してあります)

写真右のヒバ(通称:アスナロ)は、北米ではCedar(杉)の一種と思われています。ヒノキと比較するとよく分かりますが、全体的に白く、Blue Stainと呼ばれる青い染みが入っているのが特徴的です。この表情は、ポプラにも見られますが、ポプラには匂いがありません。

そして、固さはヒノキもヒバも同じと考えられていますが、私たちが愛知県半田市K邸で施工中のヒバ(写真)は、寒い場所に生えていたのか、年輪が細かく比較的固い印象を受けます。

ヒノキは、檜風呂に代表される通り、フィットンチッド効果で人間を癒してくれる。でも、特定の虫たちはこの匂いが嫌いらしい。

ヒバは、ヒノキよりも強い匂いがある。日本人の多くにとってはいい匂いと感じる人が多いのだが、ヒノキチオールという油分の匂いなのだ。ヒノキに由来する成分だが、実はヒバの方が数段多く含んでいる。

木材としては大変優秀な木で、「ヒバ普請」はシロアリ・ダニ・ゴキブリ(シロアリは、ゴキブリに近い種族)を寄せつけず、3年間は蚊が入ってこないと昔から言われているくらいなのだ。また、この木材はよく水湿に耐える。耐朽・保存性は高く、地中・水中での耐性はヒノキに優るとも言われている。

私たちが、どうしてヒノキやヒバを土台に用いるか、お分かりになりましたか?防虫・防蟻の薬物を使わなくても、こうした自然のものがその役目を十分果たしてくれるのです。また、基礎辺りは土(地面)に近い分、湿気に曝されるリスクもありますので、こうした木材は最適という訳です。

こうした自然の摂理をうまく利用出来る住宅ビルダーは、そんなに多くはいないかも知れません。まず、こうしたことを知らないし、説明出来ないのが普通ですから。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 土台に使うならヒノキの心材を (2011年1月31日)

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猫足のバスタブで、リノベーション

15年前に建てさせて頂いたおうちのリノベーションを計画中と先日の記事に書かせて頂きましたが、そのおうちではこんな猫(ライオン)足のバスタブを使う提案をしてみたいと思っています。こんなバスタブは、映画やドラマの中でしか見たことないですよね。

勿論、私自身もこんなクラシックなデザインのバスタブを施工するのは初めてですが、面白いですよねぇ。

温まるのも洗うのも、シャンプーするのも全部この中です。頭を載せる部分がちゃんと高くスラント(傾斜)していますから、ゆったりも出来ますね。

当然床は濡れても大丈夫なように施工しますが、国産ユニットバスのように味気ない、プラスチック防水ではないですよ。きっと、大判のタイルにも合うはずです。

こんなバスタブには、テレフォン型のシャワー水栓が定番ですが、そこまでやれば完璧です。そうそう、湯舟にバラの花びらなんて、如何でしょうか?

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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Canadian Brick, Heritage Grey

こちらは、白っぽいグレーのレンガですが、素地の赤い粘土の色が薄っすら表面に透けて見えて、ピンクがかったちょっと可愛らしいカラーをしています。また、少し時代を感じさせる為に、Heritage Brownと同じように表面のデザインをクッキーのようなザラザラした感じに仕上げています。

私たち ホームメイドの輸入住宅では、MAXと呼ばれる大きなレンガをよく使います。というか、今までそのサイズのレンガしか輸入していないのです。

幅260mm、高さ80mmもありますから、他社のレンガタイル(スライスブリック)張りの外壁と比べても、相当迫力がありますね。また、厚みは90mmもありますので、外断熱の効果も期待出来るスグレモノです。

最近では、豊田市M邸や昭和区八事F邸でも使いましたが、写真の岐阜市N邸のように、まるで白いお城や洋館のような佇まいになります。

積み始めでは、目地に入れるモルタルの色が濃いので、グレーの色が強く出るのですが、目地が乾いてくるとレンガの色も段々白っぽくなってきます。

外壁の色が変化するなんて、レンガ積みならではの面白さですね。こんな石のようなイメージのレンガは他にはありませんから、本当に格好いいと思います。塔屋の外観にもよく合いますね。本物のレンガ積み外壁は、「永遠」というキーワードもピッタリです。

こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: Canadian Brick, Heritage Brown (2013年3月4日)

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