お知らせ : ページ 258

カナダ製のWasher & Dryer は、場所取るなぁ

先日、とある輸入住宅のお客さんからカナダの洗濯&乾燥機を入れたので排気用のダクト配管を取付け出来ないかという依頼があった。

国産のドラム式洗濯乾燥機だと1台で両方の機能が付いているのが普通だが、北米のものは洗濯と乾燥、それぞれ1台ずつ担当するのが一般的だ。まあ、何れかの機能がおかしくなっても国産のものは高い価格で交換しなきゃいけないんだけど、別々に分かれている分価格は安いし、壊れた方だけ交換すればいいから、経済的ではある。

でも、こんなに大きなものが2つ並んでいると、クロ-ゼット1つ潰さなきゃいけなくなる。(デザインはまあまあだね)

掛け布団や毛布など、全て自分のところで洗う習慣のカナダやアメリカだと、こんなに大きなものが欲しいんだろうね。それにあちらでは外に干せないからね。

排気については、国産のものは湿気った空気を水に戻して洗濯排水の管に出してしまう方法(水冷式)があるようだが、北米の乾燥機はダクト排気。どっちがいいかは分かりませんが、北米のものの方が構造はシンプルだろうね。

何れにしても、こういう依頼が来るっていうのは、輸入家電を施工しているホームメイドだからなんだろうなぁ。

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今日は、半田市でレンガ職人と打合せ

先日、カナダのレンガ職人からメールがあった。今、日本に遊びにきているから次の現場で打合せしようと言う。

え~~っ!何しにきてるのぉ~?なんて思ったら、先回岐阜市の仕事の際に知り合ったロシア人の友達のところへ来ていたらしいんだ。勿論、自分がやった岐阜市の現場も、ちょっとだけですが見てきたらしい。日本語を話せないカナダ人が、岐阜でロシア人女性と知り合うなんて、凄いことです!

で、今日現場を見がてら彼と打合せをしてきました。雨が降った後なので、ベタ基礎の中は水浸し。基礎工事の職人さんやうちの現場監督が一緒になって、水を外に掻いて出していました。

現場を見たカナダ人は、結構大きいし、高台にあってロケーションもいいねぇなんて言ってましたが、レンガや材料を上に運ぶのが大変だなんてことは、すぐに分かったことでしょう。

でも、文句も言わず、ニコニコしていたのは、女友達も一緒に来てくれたからかも知れません(笑)その後、施主のお客さんのところにも挨拶に行って、宿泊先になる部屋もチェックしてもらいました。

いろいろ手間暇掛けてやってきましたが、今まで順調に来られたのは、裏にある神社の神様のお蔭かも知れません。勿論、彼らもお参りに行きましたよ。

さて、次の工事は、いよいよ構造を組み上げる建方工事です。4月後半戦にはまた来日しますので、乞うご期待!

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タイヤ交換は、結構大変でしたぁ

ちょっと前に息子の為に買ってやったロードバイク。私のと同じで安物だけど、初心者には十分な性能です。事情があって今まで乗ってなかったんだけど、そろそろ春だし乗りたいというので、タイヤに空気を入れ直した。

そしたら、タイヤがリムから外れて、中のチューブが飛び出してきてパンク。どえらいデカイ爆発音でしたぁ。フレンチバルブのタイヤは、空気圧が半端じゃないからね・・・。

で、チューブをヤフオクで落として、もしかしたらタイヤの問題かもと思い、自分用にストックしてあった新品も用意して作業開始。

まずは、チューブを交換してみたんだけど、リアはギアやディレイラー、チェーンもあって面倒くさい。苦労しながら交換を終えて、ゆっくり空気注入。そしたら、やはりタイヤがリムから外れてきた。

仕方なく、最初からやり直し。タイヤも交換することになったんだけど、最近のタイヤは板ゴムのようになっていて丸くないから、車輪に装着するのがメチャ大変。2時間半でようやく写真のようにきれいに交換出来ました。お蔭で出社前に筋肉痛でした。

息子よ、早く自分でやれるようになれよ(涙)

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また、コラム記事を書かせて頂きました。

2x4工法のポータルサイト、「家なら2x4net」にコラム記事を寄稿
しましたので、お時間のある方はお読み下さい。

私のコラム記事:
全館空調の空気清浄機能は、必修か?

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今年もこの日がやってきた!

東日本大震災から2年。ここ数日、TVでも多くの震災特集が流れています。あの日から何か日本は変わったような気がします。

震災当日、建設業の許可要件である事業年度終了届を提出する為、名古屋城の丸の内にある庁舎にいた。終了届は、会社の決算内容を報告する為のものなので、毎年決算後のこの時期に提出している。だから、あの日をいつも思い出す。

ビルの5階だったから、相当長くゆっくりと揺れました。お役所の担当の人もこういった経験が初めてだったのか、心ここに非ずといった状態で書類のチェックをやっていたという感じを受けました。私自身は、近場で結構大きめの地震が起きたんだなぁと思っていましたが、まさかあんな遠い三陸沖が震源だったなんて思ってもみませんでした。

未だに更地の状態だったり、ガレキが散乱したりしている被災地を見ると、自然を侮った人間の無力さを思い知らされます。

そんな折、今年は5年毎に更新手続きを行わなければいけない建設業許可の書類を持っていつもの役所に伺いました。事業終了届は毎年、更新手続きは5年毎。結構、建設業を続けることは大変ですし、面倒も多いんです。

こういうことを繰り返しやらなければならないので、多くの工務店は、煩雑な手続きを行政書士に代行をお願いしてやってもらうんだけど、作成から提出まで全部自分でやっている。お金の節約と経営状況のおさらいには、もってこいという訳だ。

でも、あの日と同じ3月11日に更新手続きに行くのって、何か感慨深いものがありますねぇ。

日頃から私たち建築屋は、地震に強い家づくりと称してどのような構造にしたらいいのかを常に考え、お客様にも提案をしている訳だが、そういうことの重要性と自然に対して我々は無力だということとを矛盾しながらも両方訴えていかなければいけないと私は思う。

どうぞ皆さんもそういうことを心しながら、素晴らしい家づくりをしていって下さいね。

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ブドウがデザインされた輸入照明

これをアメリカで購入したのは、もう15年くらい前になる。

前に会社勤めをしていた時に、初めてお客さん家族を連れてアメリカ シアトルに家の資材を見に行った。その際、気に入って買ってきたものの一つがこれだった。

当時は、カントリー・デザインが流行り始めていたが、フレンチっぽいロートアイアンの製品を日本で見つけるのが大変だった記憶がある。

そんな折に、とあるショップで一点もののこの照明を見つけてすかさず手に入れた記憶がある。写真は、つい先日撮らせて頂いたものだが、その美しさには古さを感じない。

この薄暗い雰囲気やドライウォールの天井に映るブドウのツルの影。当時の私としては、冒険したデザインだった。

だって、間接照明を一般家庭に持ち込むなんてことは、今の大手住宅メーカーですらやっていないことですし、地方の小さな工務店の営業担当だった私がやるなんて、誰も思っていなかった。

壁や天井のドライウォールもこのお宅が初めてだった。Jeffというアメリカのドライウォーラーとも知り合って、アメリカのペンキや積みレンガも輸入した。英語も輸入業務も私以外誰も出来ないという状況の中、果敢にチャレンジしたのが、この名古屋市緑区白土のレンガの家 S邸だった。

今回、ご家族が新たに加わるという状況で、再び私がこの輸入住宅のリノベーションをデザインさせて頂く。まだまだこれから資材や色をチョイスしていく段階だが、また新たな挑戦をしていきたいと思う私です。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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耐震性アップは、まずは基礎から

今は宅地が基準以上の固さでないと、地盤改良や柱状改良の施工が要求されますが、ただこれは地震などが起きていない普通の状態での地盤沈下や不同沈下(均一に沈下しない地盤変化)の発生について、地盤保証するものでしかありません。

つまり、一旦地震が発生したら、地盤沈下や地盤の流動化が発生しても責任は負えないというのが、今の土木技術の限界でもあります。以前にも書きましたが、安全神話(?)さえあった原発の炉心でも割ってしまうのが地震の力ですから、地盤改良程度の補強で何とかなると思う方が、平和過ぎると考えるべきです。ましてや、東海・東南海・南海地震が連動して起こるような巨大地震では、どうしようもないはずです。

こうした状況の中、私たち ホームメイドは、建物(木造住宅)の直下にある基礎を最後の砦だと思っています。

外装材としてレンガを積んだとしても、木造構造の2x4輸入住宅は比較的軽いですから、ベタ基礎という舟の上に乗っていれば、地震という波の上で揺れるだけで建物自体は基礎の上に直立したままでいられると私は考えています。つまり、ベタ基礎というベースを如何に強くするかが大切なのです。だってここが、耐震性の1丁目1番地ですから。

今施工中の愛知県半田市K邸の基礎は、斜面に隣接する土地柄ということもあって、極端に頑丈なものにしています。おそらく、これだけ鉄筋の間隔(ピッチ)を狭くしたり、鉄筋量を多くしたりすることで、それに伴うコンクリートも、膨大な量を投入した現場は他にないでしょうね。

勿論、強度だけでなく、土壌からの水分や湿気を抑える為にきれいに防水・防湿シートを張ってありますから、建物や基礎が地盤からの湿気に曝されることはありません。(とは言っても、100年後までの防水性はないでしょうが・・・)

こういった丁寧な仕事こそが、見積や契約の内容に反映されていない、私たち 施工者の良心であることを忘れないでいて下さい。価値が高いものには、高いなりの訳があるのです。

ただ、これだけの施工をしても、自然の力に対しては無力かも知れません。それ程、自然は偉大なのです。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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茶室(和室)を語る輸入住宅ビルダー?

以前、近くにある陶芸資料館に行った際に、抹茶(薄茶)が飲めるというのでお邪魔した茶室。そこを写真に撮らせて頂いた。

実は、私は大学時代、茶道研究会に所属していて、ちょっとだけですが、お茶の作法も理解している。そんなことで、和室(茶室)に関して、施工を含めて関心があるんですねぇ。

さて、ここはいくつもの茶室が用意されていて、趣向に合わせて雰囲気を楽しむことが出来るという面白い建屋になっている。その中の一つを紹介しましょう。

この部屋は、気軽にお茶を楽しむ為に作られた茶室ですね。伝統的なしつらえを構成しながら、装飾も軽快な感じに抑えられている。そう、誰でもが気楽に飲んで下さいね、という亭主(お茶を振舞う人)なんだろうなぁというデザインです。

中央に黒い床框のある床の間。床板を用いず、畳床にして畳が奥の方にもつながっているような広がりを感じさせます。昔、板床じゃなきゃ、本式の和室じゃないなんて言っていたお施主もいましたが、そんなことはないのが分かりますね(笑)

床の間の左に本勝手の平書院を配した床脇をもってきています。天袋から降ろした吊り棚も面白いですね。こういう形は「敷き込み袋棚」と呼ばれています。本来、書院は何かものを書く場所として設けられたのですが、時代が経つにつれて、装飾的な意味合いが大きくなりました。つまり、床の間を引き立てる為のアクセントと言えるかも知れませんね。

床の間の右は、空調機を入れる為の空間になっています。組子格子を入れて目隠しをしてありますが、ちゃんと空気が通るように目を粗くしてあるのはいいですね。ただ、正客(お客たちの代表者)の方は、ちょっと風が当たり過ぎるかも知れません(笑)

亭主は、床脇の前でお茶を立てる訳ですが、空調機の前あたりに並んだお客たちからは、お茶を出す亭主の向こうに、陽が差すお庭が見えて風情が感じられる工夫が垣間見えます。

また、畳のヘリは、茶室らしく「黒ベリ」を使い、カッチリした空間であることを意識させます。

まあ、語り出すと、書ききれなくなりますから、和室を解説する続きは、またの機会に致しましょう。ということで、輸入住宅で本格的な和室を造りたいという方は、ご相談下さいませ。

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雨水利用の時代だねぇ

もう15年前くらいだろうか、一時期雨水利用についていろいろ勉強させて頂いたことがある。当時は、集中豪雨が問題になり、都市型災害として問題化していたということも、私の研究意欲をそそった。それを元に雨水利用システムを1軒のお客さんに導入させて頂いたのですが、それ以来本格的なものを採用させて頂いたことはありませんでした。

通常、名古屋あたりでは雨水は汚水と一緒に捨てられてしまう。つまり、下水の処理場に本来浄化する必要のない雨水まで流入する訳ですから、処理の無理・無駄が多くなる。

そんなことで雨水利用の促進を図ろうと考えたのですが、途中独立・起業をしなければならなくなり、ここ10年以上目に見える成果を上げることはありませんでした。

そんな折、近くのホームセンターで小さな雨水利用の展示がされているのを見た。多くは、雨樋からの水を分岐して、タンクに溜めるというものだがこういうものが一般の消費者の目に触れるところで売られているというのは驚きだった。

まだまだ一般化していないと思っていた私が、逆に皆さんより遅れていたような気がします。

都市に於ける人工のダムの役目も果たす雨水利用ですから、太陽光同様環境を考えていきたいという方は、是非やってみて下さい。勿論、ご相談頂ければ、応援しますよ。こういうのは、大好きですから。

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Canadian Brick, Heritage Brown

レンガの家と言えば、赤レンガを思い起こす人は多いですよね。レンガは、通常粘土を焼いて作りますから、赤土が多く用いられたという経緯でイメージが付いてしまったんでしょうね。

でも、その赤さが人の心を何とはなしに落ち着かせてくれるのは、やはりDNAに染み込んだ自然との関わり合いがあるからでしょう。

そんな赤レンガですが、私共 ホームメイドのお客様が選ぶ外壁用積みレンガで一番多く選ばれるカラーでもあります。ただ、赤レンガでもHanson社のレンガは、たくさんの種類が存在します。その中でも一番人気なのが、このHeritage Brown。

伝統的な赤レンガの表面をクッキーのようにざらつかせて、火で焦げたような黒いレンガを混ぜています。窯の火が強い時に焼けたレンガが混ざったというイメージでしょうか、それとも風雪に曝された古びたレンガをイメージしたのでしょうか。

このレンガを使った私共の輸入住宅で代表的なのが、愛知県東海市にあるF邸です。隣接する日本家屋や古いケヤキの木にも馴染んでしまう、そんなアンティークなデザインです。

左右対称のシンメトリーなデザインは、中部大西洋ジョージアンと呼ばれるスタイルです。やっぱり、ジョージアンの外壁は、レンガ積みですね。

この写真は、築2年後の2003年に撮影しましたが、今でもこの佇まいのままですし、100年後も同じであって欲しいですね。

こうしたレンガ積み外壁の輸入住宅を建築したいという方は、ご相談下さい。

<作品紹介>: レンガ積みの家 憧れの洋館 ~F邸~

<関連記事>: Canadian Brick, Heritage Grey (2013年3月17日)

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