お知らせ : ページ 273

建物にとって、レンガ積みの外壁は軽い

レンガ積みを知らない人は、よくレンガは重いので地震で建物が壊れるという方がいらっしゃいます。確かに、レンガ自体は非常に強度があって重いと思いますが果たしてどうなのでしょう。

ヨーロッパなどでは、レンガ積みと呼ばれる建物の場合、構造の壁そのものがレンガで造られます。いわゆる組積造と呼ばれる建物ですね。でも、北米のカナダでは、木造である2x4工法の構造体の外側に外装材としてレンガを積みます。つまり、ヨーロッパの組積造のような構造そのものでなく、私たちのレンガ積み外壁はただのカバーでしかないのです。

ですから、建物本体のような構造強度は必要ないとも言えるのです。建物のカバーですから、もし地震でレンガがダメージを受けても、建物の構造本体には影響がありません。レンガを積み直せば、それで元通りという訳です。積む面倒はあるかも知れませんが、建物内での生活に支障をきたすような構造的な問題は起こらないのです。

ただ、ホームメイドのレンガ積み輸入住宅が、ヨーロッパの組積造と違うのは、レンガに開いている穴の中やレンガとレンガの間に、鉄筋をたくさん入れて耐震性を上げてあるという点です。つまり、崩れにくくなっているのです。

また、断面図をご覧頂くと分かりますが、レンガはしっかりしたコンクリートの基礎の上に積み上げられます。重量が掛かっているのは基礎だけで、内側にある構造本体とはお互いを引っ張り合うBRICK TIE(引っ張り金物)で緩やかにつながっているだけなのです。

つまり、木造の構造体に接するか接しないかというギリギリの場所に、レンガを積んだ塀が立っているというイメージがレンガ積み外壁です。また、ロケットとそれを支える発射台の関係が、レンガの外壁と構造体の関係とも言えますね。

それに引き換え、コンクリートのパネルで出来たサイディングと呼ばれる外壁材やレンガを模したタイルなどは、建物本体にぶら下がるように張り付いています。つまり、常に建物の構造は、外壁材で重いと感じる状態となっていますし、地震の際にはその重さが揺れのエネルギーを増幅させる結果となります。せっかく軽くなっている構造体を、外壁材が重くしているのですから、更に耐震強度を上げなければならなくなるというイタチごっこです。

皆さんだって、重い鎧をいつも着ていたらどんなに大変でしょう。建物は何十年もその状態ですから、建物自体に歪みが生じてしまうのは当然ですね。重い体重の人は同じ速度で走っても、軽い人と比べて止まるのに時間が掛かります。重い建物は、地震の揺れでも加速度が大きくなるのです。2x4の木造で出来た構造体からすれば、レンガ積みの外装の方がはるかに軽く快適なのが、お分かりいただけますでしょうか。

自然の摂理に逆らわず、その大いなる力を受け流すように考えられているのが、このレンガ積みであり、木造の2x4工法であるのです。どうですか、目からウロコでしょ(笑)

そうそう、言い忘れたことがありました。それは、レンガ積みの壁を中途半端に造ってはいけないということです。建物の四面全ての壁をレンガで積むことが大切です。地震の際には、四面のそれぞれの壁がお互いに支え合って耐えるのがレンガ積み外壁です。もし一面しか積まないとそこだけ地震の加速度が大きくなり危険です。人に見られる壁だけレンガを積もうという格好付けは、やめて下さいね。

塗装の塗り替えが必要ないレンガ、JR東京駅のように100年の耐久性があるレンガ、構造体にとって負担のないレンガ、断熱性がある厚いレンガ、デザインが美しいレンガ。お金を掛ける値打ちがあると思いませんか。

費用も時間も掛かりますが、その後のメンテナンス費や耐久性を考えれば、子供たちに残してあげられる財産になると思いませんか。豊かな社会にするには、こうした考えが必要だと私は思います。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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今回、構造用面材として初めてモイスを使ってみました

2x4工法(枠組み壁工法)は、外壁部分全体に構造用合板を貼ることで耐震強度を上げる工夫をします。通常住宅メーカーが使う9mm厚のものでなく、ホームメイドでは強度の高い12mmの針葉樹合板を使います。それは、コストよりも品質や耐久性を重視しているからです。

レンガ積みの外装を予定している岐阜市の輸入住宅 N邸でも同様の施工をしようと考えていたのですが、確認申請の際に、「カナダ製のレンガは日本の防火認定を取得していないので、外壁ラインに防火材を入れるように」との指導があった。

こちらの主張は言いましたが、ここでケンカしても仕方のないことなので、素直に聞き入れました。でも、2000度で焼いた厚さ90mmもあるレンガ(カナダのレンガはアフリカのような日干し煉瓦じゃないですよ)が、耐火材じゃないなんてナンセンスも甚だしいですよね。「燃やせるもんなら、燃やしてみろよ。燃やして崩れるかどうか、試してみろよ」なんて言いたいです。

まあ、お役所仕事なんてこんなもんですが、日本で認定されていないものは、カナダで防火材であっても認めないという態度は、非関税障壁以外何ものでもありません。

さて、そこで私たちは、国内で新しく開発されたMOISS(モイス)という壁用耐火面材を、構造用合板に代えて採用しました。MOISSの主成分は、バーミュキライトという天然の粘土鉱物で、厚さは9.5mm。12mmの構造用合板と比べると少し薄いですが、強度計算上は下記のように同等となります。

厚12mm 構造用合板/釘CN65(長さ65mm)/釘間隔@100mm: 4.0の壁倍率
厚9.5mm MOISS/釘CN50(長さ50mm)/釘間隔@75mm: 4.0の壁倍率

これを見ると、MOISSの方が、細くて短い釘をたくさん打ち、柱材と面材とを更に一体化させて強度を出していることが分かりますね。因みに、通常の住宅メーカーが施工する2x4住宅だと下記倍率しかありません。(木造軸組工法は、更に低い値となる傾向にあります)

厚9mm構造用合板/釘CN50/釘間隔@100mm: 3.0の壁倍率

あと、MOISSのいいところは、吸放湿作用性能があり、有害物質を吸着させる効果があるというところです。そういった点では、私たちが使うセルロースや天然羊毛の断熱材と同じ働きをしてくれるので、アレルギーやシックハウス対策としてはいいと思います。

こうしてみると、MOISSはいいことばかりのようですが、価格もそれなりに高くなります。また、素材が堅い分、割れやすいという点を忘れてはいけません。(柔軟性があるものの方が、他から加えられた力をいなす能力が高いのです)新しい素材故に、長期使用時の劣化度合いも不明ですので、多少のリスクについての覚悟も必要ですね。

まあ、どんな素材を使っても長所も欠点もありますから、それを見極めて何を施工するかを決めたいものです。その為の情報を皆さんにも提供していこうというのが、この「お知らせ」記事の趣旨でもあります。

そうそう、面材に釘を打つ時は、釘の頭が深くめり込まないようにすること、間隔を明けないこと、所定の釘であることが強度を上げる必要条件となります。今回は、ちょっとだけアカデミックな内容でしたね。

私たちの知識や経験、情報公開に対する姿勢に共感され、家の施工を希望される場合は、ご相談下さい。

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5月末から、ブリックカッターも始動です

現在、岐阜市で建方を行っているN邸。まだまだ外壁にレンガを積む段階にはありませんが、カナダの職人の渡航手配を含めて準備を始めました。

土曜に工務の三上が、長く使っていなかったエンジンカッターを相当苦労して整備してくれました。

日本ではこんな道具にお目に掛かることはありませんが、トロントのレンガ積み工事では当たり前にこの機械が使われます。ハンディタイプのこのカッターは、結構な重量があるのですが、彼らにとっては置き式のタイプより使い勝手がいいそうです。

日本のカッターは、直径10cm程度の小さなものしかありませんので、大きなレンガを切断するなどということは事実上まず不可能です。これなら、レンガをいくつか並べて一辺にカット出来ちゃいます。

今回、建物の形が八角形になっていたりしますから、レンガを斜めにカットすることが多くなります。だから、作業の上ではこの道具が重要な要素になるんですね。

まあ、こんな道具を自前で持っているのは、ホームメイドくらいかも知れませんが・・・。

関連ブログ記事: ハンド・ブリック・カッター (2009年02月10日)

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とうとう蘇るんですねぇ

赤いレンガ積みの外壁で出来たJR東京駅の丸の内駅舎がほぼ完成した。まだ、足場の残るところもあるみたいだけど、100年経ってもその美しさは変わらないですね。

私たち ホームメイドが建てるレンガ積みの輸入住宅もこんなふうに多くの人たちに愛されるような建物になるといいですね。

レンガって、本当に古さを感じさせないし、この重厚感はどんな外壁材でも到底出すことは難しいと思います。勿論、施工の手間は大変ですが、手間が掛かる分だけ、長くそして美しく、後世にも残る存在になるんだと思います。

あと、東京駅の屋根も天然スレートを使っているんです。そう、私たちが建てた愛知県大口町のレンガ積みの家、B邸と同じです。

天然の石を薄く剥いで板状にした屋根材ですから、色落ちや塗り替え、張り替えなども一切必要ありません。如何に長い耐久性を維持するかを考えれば、こういう素材に行き着くことは間違いありませんね。

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こんな壁収納があると便利だね

清潔感が欲しい洗面スペース。タオルや歯ブラシ、石鹸や化粧品などいろいろな小物をしまっておきたいんだけど、なかなかお洒落な収納がないですよね。北米では、メディシン・キャビネットと言って、壁に取り付ける奥行きが少ない収納がありますが、これもその一つ。

実は、このカナダの収納は、3つの異なるタイプのものを組み合わせたものなんです。左は、オープンキャビネット。中央は、シェルフボード。右は、ミラードア付きのキャビネットです。ですから、これらを単品で設置することも可能ですし、同じものを複数組み合わせることも可能です。

いつでもすぐに使えるようにしたいなら、ガラスシェルフがいいですし、出し入れが多く重さのあるものを入れるなら、オープンキャビネット。また、中身を隠しながら鏡としての用途も欲しいという方には、ミラーキャビネットが便利ですね。

洗面以外にもトイレや個室のちょっとした収納にも使えますから、あると便利な逸品です。

白以外にエスプレッソカラーのダークブラウン色もありますから、ダークオークを基調とした落ち着いたインテリアにもピッタリです。どちらの色も耐湿性の塗装が施されていますから、水回りでも安心です。
(但し、強い化学薬品を使った洗剤等の付着には、ご注意下さい)

こうした資材の調達や施工を希望される方は、ご相談下さい。

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廻り子(Crown)で、こんなことも出来るんです

家づくりをする上で、出来るだけ予算を抑えてインテリアを美しくしたいというのは人情ですね。でも、国内の住宅メーカーでは、材料費や手間の削減と利益の増大を目指していますから、施主の思いがなかなか実現しないのも事実です。

欧米では、美しい枠材がたくさんありますから、こうしたものを工夫することで、予算とデザインとの両立を図ることが普通です。例えば、壁と天井とがぶつかる場所の「廻り子(廻縁)」。

これを入れる目的は、壁と天井とで違った動きをすることで生じる「割れ」を目隠しすることなんです。家は、季節の温度の変化や自分自身の重さによる圧縮力、地震や台風による揺れなどでコーナーやジョイント部分が動きます。何も入れなければ、そうしたクラックが露出してしまいますが、クラウンを施工することで目立たなくさせることが可能となります。ここを少し豪華にしてみましょう。まあ、普通に私たちが使うクラウンだけでも相当豪華なんですが、これに床と壁との見切り材である幅木(Baseboard)を逆さにして組み合わせます。

そうすると、写真のように、高さがあって装飾的な廻り子が出来上がるという訳です。

如何でしょうか、美しいでしょ。

勿論、2つを組み合わせて取り付けるのですから手間は倍掛かりますが、木製のモールディングでも材料費は大して多くはありません。多くのローコスト住宅では、コ-キングで誤魔化すだけで単純な廻り子すら取り付けしないなんてこともしばしばですが、将来割れた天井周りを見て寂しく思う人もいるでしょうね。(割れは、デザイン上問題ですが、構造的な問題である場合は少ないですから、耐震性などの心配はしなくてもいいと思います)

やり過ぎは、反って美しさを損ないますが、部分的に使えば効果は大きくなりますので、これから新築される方は、どうぞおうちでもやってみて下さい。また、リフォームでも施工可能ですが、DIYでは難しいかも知れません。その時は、私たちにプランや施工をご相談下さいね。

あと、ここの塗装は、ツヤのあるセミグロスのパラペイント(#8300 ウルトラセミグロス インテリア)で塗って下さいね。そうすると、ツヤなし(#4000 エリートスウェード インテリア )で塗ったドライウォールの壁とのコントラストが出て、その美しさも倍増します。

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安請け合いする工務店は、信用出来ますか?

昨日、初めてのお客様から突然電話があった。まあ、こういうことは、何の前触れもなくいきなりというケースが多いんですが・・・。他の輸入住宅ビルダーと話を進めていたんだけど、金額が折り合わず急ぎ別のビルダーを探しているとのこと。何故そんなに急ぐのかは分かりませんが、とあるビルダーさんのモデルハウスと同じおうちが建てたいそうな。

どのくらいの金額で建てたいのかを伺ったら、坪60万円以下。

私は、仕様もプランも何も決まっていない段階では、それで建てられますとは言えない旨お話ししたのですが、普通の工務店さんなら、大丈夫やれますよと答えたでしょうね。今は、新築不況でどこも仕事が欲しいばかりですし、坪50万円台なら、一般的にはそれ程悪い単価ではないですから。

でも、こういう話で安請け合いするようなところは、危険です。お客さんにとってもリスクが大きいし、ビルダー側もそこまで高い仕様の住宅は考えていなかったなんて話になることが目に見えています。何故なら、輸入住宅を建てたいという人の多くは、一般的な家づくりでは満足出来ないから敢えてこだわりのあるビルダーに相談をするのです。

ホームメイドなら、レンガ積みとかドライウォールとか、カナダの輸入資材とかがこだわりに当たる訳ですが、そういうものはそう簡単に他社では調達出来ません。だからホームメイドに来るのであって、坪単価が合わないからといって、うちを断って他社ですぐお願い出来るというものでもありません。

そういう技術や部材を知らない工務店が、自分たちが今まで造ってきたものと同じでやればOKなどと思っていると、施主からは「あのビルダーと同じでやれると言ったんだから、同じ施工・同じ素材でやらないのはおかしい」などとクレームが付いてしまうんです。例えば、レンガ積みをお願いしていたのに、いつの間にかレンガ・タイル張りの仕様になっていたとか、輸入の木製ガレージ・ドアが国産のアルミに変わっていたとか・・・。

お客さんにとっては、「やれます」という工務店さんがいるということはラッキーかも知れませんが、そんな簡単に自分たちの思いが叶うなら、家づくりなんてどこに頼んでも同じじゃないでしょうかねぇ。

その程度のこだわりでは、ホームメイドでやる意味はないと思います。何でもいいから安くやってくれるところは、いくらでもあります。私たちには、理想や理念があります。そこを見失って家づくりをするのは、私のポリシーに合いません。私たちは、どこのビルダーにも出来ない輸入住宅を目指しているのです。そう、ズバリ歴史に残っていく建物であるべきです。

そういうことを、今回相談頂いたお客様にも考えて欲しいと思います。慌ててやると、いいことはありませんよ。

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ずっと娘に近くにいて欲しい

最近の少子高齢化で、後継ぎがなく唯一の娘もお嫁さんに行ってしまい歳がいった夫婦では不安という方も多くなりました。また、夫婦だけでは口数も少なくなるので、娘との会話が大切といった方もいらっしゃると思います。

こういう場合、出来れば娘夫婦を自分たちの家の近くに住まわせたいと考えるのが人情でしょう。でも、農地や山林といった、いわゆる「市街化調整区域」では、農地転用や建築の許可が下りないことが往々にしてあるのです。

「市街化調整区域に、娘夫婦の家が建てられたらなぁ・・・」

そんな方は、いろいろな住宅メーカーや設計士、行政などに相談に行くのですが、そういう案件に詳しくない相談相手では「農地転用は、無理。建築確認申請以前の話です」の一言で終わってしまいます。

実は、私のお客様の日進市 Yさんもそうだったんです。長年どうしても出来ないと言われ続けてきたので、半ば諦めて私のところに相談にやってきたのですが、事情を詳しく聞くと許可要件に該当しそうだということが分かり、無事承認されました。

勿論、どうしても難しいという場合もありますが、多くの場合専門知識がないという問題で解決していないだけなのです。

娘さんだけでなく、二男さん、三男さんといった家族も近くで暮らしてもらえるかも知れませんし、新たに土地を購入して隣に建てるといったことも可能となるかも知れません。ものは試し。本当に困っている方は、家族構成や現在の状況を説明できる詳しい資料を持って、一度相談にいらして下さい。

但し、行政の認可が下りた場合には、ホームメイドで家づくりを計画して頂くことを前提条件とさせて頂きます。承認がされない場合は、一切の費用請求はありません。まずは、専門家の私共にご相談下さいね。

<関連記事>: 親の近くに住んであげたい。 (2012年12月23日)

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タイル・カウンターもいいでしょ

窓も壁も全て白くしたキッチンまわり。白って、アメリカのキッチン・キャビネットでは非常にスタンダードなんですが、日本ではまだまだ少ないですね。でも、やっぱり清潔感や明るさという点では、ピカイチです。

こちらのお宅のシンクは、ホーローのオーバー・カウンター・タイプ。白い10cm角のツヤのあるタイルを使ったので、更に清潔感が出ていますね。但し、ツヤのあるタイルは、水が付くと滑りますから要注意です。そういう点をしっかり理解した上で選択するなら、素敵なデザインになると思いますよ。

シンク横の食洗機も、幅60cmもあるカナダ製。大きくてシンプルですから、たくさん洗い物をするには便利です。蛇口の横にあるのは、シャワーと浄水器用のサブ水栓。白とシルバーの組み合わせも、やはりアメリカでは多いですよ。

キッチンの床に大判タイルを張ると、少しカントリーなアクセントを加えることも可能です。

キャビネットノブは、アンティークなオールド・アイアンのものを選んで頂きました。そう、私たちの輸入住宅は、こんなものまで選べるんですね。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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Circular Stairway

先日より岐阜市のN邸の地盤補強工事や立体模型などをWEBにアップさせて頂いておりますが、今回はこのおうちで採用する廻り階段のイメージ写真をお見せします。

現在、カナダからこうしたサーキュラー階段を輸入する予定をしていますが、ウェーブの曲線が本当に美しいですよね。やはり、輸入住宅はこうじゃなくっちゃ。

Riserと呼ばれる蹴込み部分まで白で塗装するかどうかは未定ですが、Balusterと呼ばれる小柱(栗棒)は、写真のように白く塗るつもりです。

何で蹴込みを白くしないかって?

ご推測の通り、つま先が当たる蹴込みは、やはり汚れ易いという問題があります。まあ、そのうち塗料を塗ればいいと気楽に考えて頂ける方でしたらいいですが、皆さんはどっちでしょうか。

木目のある段板と手摺、そして親柱と白い子柱とのコントラストは、クラシックでエレガントですよね。でも、この階段を取り付ける為には、階段吹き抜けを8帖分のスペースは確保しないと格好が付かないですから、おうちの広さにも注意が必要です。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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