お知らせ : ページ 276

輸入サッシの窓ガラスにクラック。どうします?

日本で使われている輸入サッシメーカーは、マービン、アンダーセン、ハード、ウェザーシールド、ローエン、ウェンコ、インシュレート、ウィルマー、サーティンティードなど様々。

でも、このご時勢ですから、海外の資材メーカーが合併・吸収を繰り返して既に市場から姿を消してしまったところもあれば、施工した工務店や輸入住宅メーカーが既に倒産したり、輸入住宅から撤退したりしている場合もあります。

こうなると、住み手である皆さんはどうやって維持管理していくのか心配ですね。

今回もこの家を施工したビルダーは、何年も前に住宅事業から撤退して輸入資材の取扱いをやめてしまったそうです。当然、そういう資材を使った住宅のメンテナンスもしてくれません。

そこで、何年もマーヴィンの窓ガラスにクラックが入った状態で放置されることになったのですが、高性能な輸入サッシ故にメンテナンスが後回しになってしまうこともよくあります。

一般的な輸入サッシはペアガラスですから、1枚のガラスにヒビが入ってもすぐに室内の気密性が損なわれたり、防犯性に問題が起こることはありません。

でも、そのままにしておくとガラスとガラスの間に湿気が入り込み内部結露を起こします。

そして、そこにカビや藻のようなものが繁殖しますから、ガラスが曇ってくるばかりか、ガラスの周辺に回してあるメタルのシール材を錆びさせて劣化を起こす原因になるのです。

サッシメーカーが、将来サイズや仕様の変更をする可能性もありますので、ガラスにクラックが入った場合は、早めにビルダーに相談して対処するようにして下さい。

勿論、建てたビルダーがあてにならない場合は、長年輸入住宅のメンテナンスに携わっている私たちのような建築屋さんに相談してみましょう。

そうやってメンテナンスをすれば、国産サッシより長く愛着をもってもらえると私は思います。

輸入サッシでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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半永久的に使えるんです

以前からカナダのキッチンや洗面の水栓金具を紹介する際に、国産のゴムパッキンと違って、カナダの水栓金具に付いているセラミックパッキンは、半永久的に使えるというお話をしていますが、この写真の部品がそのセラミックパッキン(セラミック・バルブやカートリッジ・バルブとも呼ばれます)です。

丁度、蛇口をひねるハンドル(レバー)の台座の中に取付けられているものなんですが、国産のゴムパッキンと比べてしっかりしていますでしょ。部品の中央部に開いた穴から覗く白い部分が、セラミックのようです。

この部品は、水道水に問題がなければ、ずっと使える優れものなんですが、欠点が一つだけあるのです。水道水にごく微小の異物が混入していたりして、それがこのバルブの可動部分に引っ掛かってしまうと、セラミックが割れてしまう場合があるのです。

そうなると、それが原因でポタポタと蛇口から水がこぼれてきてしまうのです。あと、ハンドルを強く締めすぎてもダメですよ。まあ、どんなものでも絶対ということはないから、仕方ありませんね。その時は交換が必要ですから、輸入住宅のプロ、ホームメイドに相談下さい(笑)

カナダの水栓金具は、デザインだけが素晴らしいのではありません。見えないパーツにも工夫がされているからいいんです。

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: セラミック・バルブ(パッキン)の不具合 (2013年4月10日)

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中世ヨーロッパを思わせるキャビネットノブ

鍛造加工された軟鉄(Forged Iron)の本体に陶器を思わせる白いアクセントがなされたキャビネット・ノブ。日本でも明治・大正期のものには、こんな取っ手が付いていたような気がします。

昨日紹介したクリスタルのものとは全く趣きが違いますね。

このノブ(ハンドル)は、シリーズになっていて、もう少し長かったり短かったりするものもあれば、いぶし銀や少し錆びた感じのダークブラウンのものなど、イメージや用途に合わせて選べるというのも面白いです。

そうそう、白い部分に青い植物模様の入ったものもあるんですよ。

全てをお見せするといいのですが、このシリーズだけで何十種もあるのでちょっとご勘弁下さいまし。勿論、ホームメイドにいらして頂ければ、このメーカーの分厚いカタログで全てご覧頂けます。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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クリスタルで出来たキッチンのノブ

さて、知り合いのリフォーム会社からの注文で輸入したキャビネットのノブを少し紹介したいと思います。

今回、40種類以上をカナダから調達したのですが、その中でもゴージャス感あふれる逸品をお見せしましょう。(メーカーには、1,000種類を越えるノブがあります)

ホームメイドでは、輸入のキッチンや洗面のキャビネットを施工していますが、日本のもののように全部がセットになっている訳ではありません。カウンターやシンク、蛇口や設備等、全てを別々に注文してそれを日本で組み上げるという面倒なことをしています。

確かに私たち施工者からすれば大変なことなんですが、お客様からすれば、「全てを自分の好みで自由に選択出来るなんて、素敵!」ということになるんですね。つまり、こうしたキャビネットノブも自在に注文出来るんです。

でも、勘違いしないで下さい。普通の輸入住宅メーカーでは、そんなことはやってくれません。私たちのように自社で自由に資材を調達しているビルダーは殆どいないからです。輸入資材の商社から標準品を購入するだけですから、そのバリエーションは数種類に限られます。

これらのクリスタルノブは、イタリアの高級クリスタルで有名なムラノのものを使っています。勿論、手づくりですよ。実は、もっと輝いているのですが、それを撮影すると光ばかりになってしまうので、敢えて反射しない方向から撮りました。

こんなノブが、キッチンや洗面にずらっと並んで付いていたら、どんなにか美しいでしょう。お客様によっては、家具の取っ手をこちらに交換したり、クローゼットのノブもこれを使うという方もいらっしゃいます。

まあ、あまりやり過ぎると来客時に嫌味に感じるでしょうから、程々にお使い頂くのが、いいでしょうね。こういうところからも、住まいに対する愛着は生まれるのです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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他社にまで塗料を供給するというのは、大変なこと

写真は、全て塗料の缶。それも一部でしかありません。

カナダからホームメイドが輸入しているパラペイントは、1種類ではありません。外部用・内装用、上塗り用・下塗り用、壁及び天井用、ドア及び内装枠用、キッチン及び浴室洗面用、超低VOCタイプ、ゼロVOCタイプの他に、それぞれの塗料でパステル色ベース、中間色ベース、中濃色ベース、濃色ベースという色に応じた区分けが存在します。

ですから、私たちの倉庫は、いつも塗料の缶が山積みの状態なのです。常に準備していないと、住宅メーカーや一般のお客様からの突然の注文には応えられないのです。また、春先の異動時期には、東京 南青山にあるカナダ大使館から大量のペイント・オーダーが入りますから、その準備も必要なのです。

これを地方の一中小ビルダーがやるのって、相当ハードルが高いと思います。と言うか、そんなことをやっている建築屋は、日本には存在しないんじゃないでしょうか。それも、自社で調色機や顔料、シェーカー(缶を振って顔料を攪拌させる機械)まで持っているんですから。

私たちは、Para Paintsを自社だけで独占するつもりはありません。

ドライウォールという北米の健康で美しい塗り壁のデザインを広く日本に普及させなければいけないと考えています。また、ビニールクロスの上からParaで塗装して、簡単にリフォームを実現するという方法も提案しています。そういう私たちの使命感が、こうした面倒な在庫や設備を自社で持つことを可能としています。

12月には、ベーリング海が凍結し始めます。中身が凍ってしまうと変質して使えなくなる水性アクリルペイントは、来春までに必要となる分を11月までに名古屋港へ到着させなければいけません。ですから、冬の倉庫は、塗料の山がもっとたくさんになるんです。

私たちが苦労した分、ドライウォールの家に住む方の笑顔がたくさんになるはずです。

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ベルキッチン 「M-60型 洗面化粧台 ミラーキャビネット」 点検&修理

M-60型 洗面化粧台「ベルテクノ」及び「イズミ」ブランド洗面化粧台のミラーキャビネットで、使用環境や長年の使用により、照明スイッチ部分でトラッキング現象4件(内焼損現象2件)が確認されたため、修理等の安全対策を実施中。

対象:M-60型 洗面化粧台 ミラーキャビネット
型番:M-60W、M-60WH、M-601W、M-601WH
詳細は、リコールプラス

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洋館好きには、たまらない?

昨日、ブログにお客様に提示したと書いたプランをお見せします。写真の撮り方が悪くて、屋根に向かって建物が広がっていくように見えますが、当然壁はまっすぐです(笑)

でも、この広がった感じが、何かファンタジックなデザインに見えるから不思議です。ムーミン谷にでも行ったような感覚ですかね?

お客様との打合せの結果、このプランは修正を加えられますが、こんなふうに輸入住宅を手書きで美しくデザイン出来るのは、ホームメイドくらいじゃないかと自負しています。

正面の外壁だけじゃなく、裏も両サイドも全てレンガ積み。シンボル的な大きな塔屋も、まさに洋館って感じがしますよね。

トロントやボストンといった地域には、こうした重厚な建物がたくさん建っていますが、岐阜だけでなく日本全国でもなかなか新築で造るなんて少ないかも知れませんねぇ。

国産住宅と違って、こうした建物はきっと100年経っても同じ風情のままでしょうね。また、最終プランが固まってきましたら、ご紹介します。こうした私たちのデザイン・センスや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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メチャ、忙しかったぁ

昨日、2組のお客様と一緒に名古屋市守山区のC邸の見学をさせて頂きました。そう、作品紹介にも掲載しているあのアメリカンな輸入住宅です。

一つのお客様は、既に何度かプランの提示をさせて頂いてほぼまとまってきましたので、見積前の最終案の提示をこの見学時にさせて頂きました。

また、まだ一度もドライウォールなどのインテリアもご覧頂いていなかったので、ご両親と一緒に見て頂くというのも今回のテーマでした。

もう一組のお客様は、最初のプラン提示を兼ねて、実際のおうちを見て頂くというものでした。お会いしたばかりでまだまだこれからですが、お客様はもういつスタートしても
いいくらいの勢いです。

そして、当日。事前にメールで地図をお送りしたのですが、ナビでその住所が表示されなかったようで、現地まで皆さん随分迷われたようでした。いや~、ナビがない私には、思いもよりませんでした。

ご家族連れという状況でしたので、人数も多く家の説明させて頂くのもほんと大変でしたが、それに加えてプランのお話をさせて頂かなければならず、お住まいの奥様には長時間に亘り、お付き合い頂きました。

ほんと、有難うございました。

当日の対応は、私とスタッフのまつRの2人だったんですが、お客様がお帰りになった後は、ヘトヘトでした。いろいろお話をしなきゃと思うと、やっぱり力が入ってしまうんですね。でも、こうした疲れは、心地よいですねぇ。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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白っぽいような、赤っぽいような、黄色っぽいようなレンガ

こうしたブレンドされた色のレンガは、Hanson社のものではよく見られます。

これに近いデザインのものは、天白区平針のH邸ですが、もう少し色がはっきりしていますね。

こちらのレンガは、全体的に白っぽい薄膜が覆っているような淡いデザインになっています。ただ、レンガ自体は、赤茶けた粘土ですから、その陰影が垣間見えるかも知れません。

カナダで実際に建っている建物の写真を見ても分かりますが、ちょっとお城っぽい上品さがあるのかも知れません。

青い空をバックに建つ姿は、いかにもアメリカンですよね。玄関が、屋根付きのデッキポーチというのもお洒落です。勿論、レンガ積みの外壁は、そのクラシックさを醸し出すのに役立っています。

こういう風合いの家って、日本にはないですよね。

私たち ホームメイドでもこのデザインのレンガをまだ輸入したことがありませんから、是非皆さんのおうちに如何でしょうか・・・。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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オーバル型バスタブ REVELATION

よくジェットバスのことをジャグジーと日本人は呼びますが、実はそれはアメリカの浴槽メーカーの会社名であることを、皆さん知っていますでしょうか。

まあ、輸入のバスタブに憧れている皆さんなら、そこのところはよくご存知ですよね。正式な発音からすると、ジャクージということになるらしいですが、こういうことはよくあります。ホチキスとか、味の素なんていうのもそうですね。多くの皆さんは、泡の出るお風呂をジェットバスと呼びますが、実はこれも本来ワールプールというふうに北米では呼ばれています。

さて、今回お見せするのは、このバスタブ。

両サイドにホタテの貝殻のようなウェーブデザインのヘッドレストが付いていて、浴槽の中にもアームレストとして使って頂ける緩やかなウェーブがデザインされています。この形からしてもご夫婦2人でゆったり向き合って入ることが想定されていることがお分かり頂けると思います。

この浴槽は、幅が90cm長さが170cmのものから、幅が110cm長さが183cmのものまで、4種類の大きさが選べるようになっています。

勿論、今まで紹介した多くの浴槽同様、ワールプールやマッサージジェット、マイクロバブルなどというオプションの他に、水の中で光る色光線療法の照明なども手軽に選ぶことが可能です。北米のものはこうしたオプションは当たり前ですから、国産のように目が飛び出る程の追加料金にならないのが魅力です。そうそう、色もスタンダードなパステルカラーの4色の他に、オプションとして濃い目の5色が用意されています。

デザインだけを楽しみたいという人には、何も付けないバスタブだけのものもありますよ。家づくりや資材の調達のご相談は、ホームメイドまで。

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