お知らせ : ページ 237

サイディングは、耐震性能が必要な構造部材?さて、レンガ積みは?

外壁に張るサイディング。通常、薄い板状のコンクリートの上に塗装をして、防水や劣化に対応しています。でも、おおよそ10年程度で塗装の塗り替えが必要になる点が面倒ですよね。

さて、建物の構造(木造やRC造)の上に張られるサイディングは、構造的な強度が求められているでしょうか。その答は、「NO!」。

サイディングは、構造が風雨に曝されるのを防ぐ為のただの外装材、つまりカバーという位置付けで構造的な耐震強度を建築では求められていないのです。

そういう点で、薄いレンガ・タイルを張った外壁も同じですね。では、分厚い本物のレンガを積むレンガ積み外壁は、どうでしょうか。

そう、これもサイディングやスライス・ブリックと同じ外装材なんですね。決して、構造の一部ではありません。私たちが構造体の木造部分から数センチ離してレンガを積むことからも、構造ではないことが分かります。

でも、私共のところに家づくりの相談に訪れるお客様の多くが、レンガ積みの家は地震に強いのかとか、耐震性はどうなのかとかいった質問をされるのです。

まあ、レンガ積み自体に慣れていない一般の皆さんですから、それも仕方のないことですが、プロの設計士や行政ですらそういう間違った認識をお持ちの方もいらっしゃるようです。

勿論、レンガ積みの外壁が地震で壊れないようにしたいという気持ちは私たちも同じですが、例えこの外壁が壊れたとしても、外装材(レンガ)の重量が構造体の負担になっていないホームメイドの2x4工法の輸入住宅は、揺れにも強く、倒壊するリスクは殆どないと言っていいでしょう。

(勿論、自然災害は人智を超えますから、絶対ではないですよ)

構造体が大丈夫であれば、またレンガを積めば元通りに戻ります。そう、積みレンガは、サイディングやタイルと同じただの外装材なのですから。サイディングやタイルと違う点は、レンガ積みの外装をすれば100年以上の耐久性や美しさ、断熱性能が向上することです。

そして、私たちは、耐震用の鉄筋や金物を多用したり、建物の一面だけでなく、四面積んだり、高い強度の基礎にすることで強い揺れに耐えられるレンガ積み外壁を実現しています。過剰な期待をせずに、如何に大切な家や家族を長く守ってくれるようにするかが、家づくりでは大切です。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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断熱性能が高い同じ樹脂サッシでも、これだけ違う!

以前のブログで、豊川市の輸入住宅N邸でトリプルガラスの輸入樹脂サッシを採用するというお話を書きましたが、通常のペアガラス・樹脂サッシとどれくらい違うのかを写真でお見せしたいと思います。

まず、これらはどちらも樹脂で作られたハニカム構造(蜂の巣のようにいくつもの部屋に分かれた構造)のフレームを採用しています。

樹脂は、熱伝導率がアルミに比べて1000分の1以下という点で、国産のアルミサッシとは比較にならない断熱性能を有しています。また、ハニカム構造にすることで、それぞれの部屋に熱が伝わるスピードも遅くなるという点でフレーム構造自体に両者で大差はありません。

しかしながら、私たちが採用した樹脂サッシは、ハニカム構造の部屋が11もある点や、フレームが大きく中の空気量が多い点で、熱の伝わりにくさやフレーム強度の向上が図られている点も見逃せません。

更に、ガラスという一番熱が透過しやすい部分においてその差は歴然。写真を見ただけで、その性能の違いは想像出来るはずです。

内側から外側までのガラスの幅は、ペアガラスに比べてトリプルガラスは1.5倍。ガラス自体の厚さも1.5倍。その厚いガラスが3枚も使われています。当然、ガラス内の空気層は、1つの部屋ではなく2つとなります。また、ガラスとガラスの間の空気層(断熱層)も合計で1.3倍の厚さとなるのです。これだけでも断熱性能上、また防犯対策上、相当な強化となるはずです。

更にガラスを固定する為のスペーサーも、接しているフレームや隣合うガラスからの熱が伝わらないように「ウォーム・エッジ」という特殊なスペーサーを用いるという念の入れようです。

それから、ここがトリプルガラスの真骨頂なんですが、私たちの輸入サッシは、一番外側のガラスと一番内側のガラスにそれぞれ違う機能を持った次世代の高性能LOW-E2断熱コーティングを施工しています。ただ、このダブル・LOW-Eという手法はペアガラスでは不可能なんですね。

それは、ガラスのそれぞれにLOW-E(Low-Emission 又は Low-Emissivity)を施工すると、ガラス内部でお互いが熱反射を起こしてしまい、それによって起る熱膨張でガラスが割れる危険性があるのです。その為、ペアガラスへLOW-Eコーティングを同時に施工することは出来ないのです。トリプルガラスの中央にクリアガラスを1枚挟んでおくことによって熱反射の問題を解消し、ダブル断熱ガラスが可能となる、それがトリプルガラスの素晴らしい技術です。

2つの空気層には断熱性を高めるアルゴンガスも封入されていますから、まさに国内最強のサッシと言っても過言ではないですね。

住宅で熱効率や結露が最も問題となる窓においてこうした努力を積み重ね、省エネやCO2削減で大きな一歩を踏み出しましょう。ホームメイドの輸入住宅では、新築・リフォーム共にこのトリプルガラス・サッシが今後標準仕様となります。(2013年10月の改正省エネ基準に既に対応)

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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鍵を差さないスマート・玄関ロック 「Kevo」

ホームメイドでもよく使うドアノブ・メーカー、クイックセット(Kwikset)社が、スマートエントリー玄関ロックを北米で販売開始したそうな。

iPhoneをポケットに入れているだけで、鍵の開閉が可能となる。勿論、通常のように鍵を使って開閉も出来る。鍵穴に対するピッキングなどへの防犯対策もバッチリしてある点も安心だ。

また、親しいお客さんにも一時的に利用できる電子キーを送信しておけば、それを使って彼らがロックを解除出来るというのも画期的。あとは、電池切れに気を付けるだけ。

そのうち、私たちが建てる輸入住宅にもお目見えする日が来ると思いますので、乞うご期待!

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因みに、この「Kevo」(キーヴォ)は、カナダのWeiser(ワイザー)社でも同じものを販売しているようです。共同開発でしょうかねぇ?

尚、私共から購入頂いた方には、KEVOの機能について説明した日本語の資料を一緒にお送りします。セットアップについて、メーカーサイトにも書かれていない実際に役立つ内容も記載しています。他社ではこんなことをやっていませんから、この特典は、大きいですよぉ!

Kevoの購入や取付けをご希望の方はお問い合わせ下さい。

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Atlantic Canadian Brick, Highland Kirkhill

こちらは、カナダ東海岸にあるメーカーの積みレンガ。

素材自体は赤い粘土を焼いたものなんですが、その表面に汚れや欠けを付けて、アンティークに仕上げた外壁用レンガです。

赤い色に、黄色や黒、白のデザインが入っていて、古いヨーロッパのレンガの建物の風情が感じられますね。

勿論、焼きたての新品ですから、強度に問題はありません。こうして積まれたレンガ外壁の家が、下記の写真(カナダ)です。

平屋のレンガ積み外壁で、ダブルサイズの大きなガレージドアが付いていて、格好いいでしょ。ガレージの上には、屋根裏を利用した部屋が作られていますから、寝室やホビールームになっているのかも知れません。

レンガの外壁のコーナー部分には、石材のコイン・コーナーがアクセントとして添えられていて、更に美しさを引き立たせています。

窓部分にアーチ状に積まれたレンガもいいですねぇ。こちらのレンガを採用頂ければ、日本では初お目見えです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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雨漏りや結露防止は、念には念を

防水紙と構造用合板との間で夏場に結露が起るという問題を防止する為に、私たちはウェザーメイト・プラスという北米のスペシャルな防水紙を使います。これは、タイベック・シートのような一般的なハウス・ラップ(防水紙)では、この問題に対処出来ないということから採用されました。

そして、今日アメリカで資材を供給しているという方が当社にいらっしゃいまして、写真にあるホチキスの針をご紹介頂きました。

外壁用の防水紙は、通常タッカーと呼ばれる道具を使ってホチキスで構造用合板の上に張っていくんですが、ホチキスですから当然防水紙に小さな穴が明いてしまう訳です。

そうすると、万一防水紙の上に雨などの水が付いてしまうという雨漏りトラブルが発生した場合に、ホチキスのところから水が侵入して構造用合板を濡らしてしまうということも考えられます。そこで考え出されたホチキスが、プラスチック・キャップ付きのホチキスの針。

緑や青の柔らかいキャップが付いているので、ホチキスの穴が大きく明くことはありませんし、防水紙に明いた穴もキャップが覆い隠してしまいます。また、ホチキスの位置も分かりやすいので、留め忘れの防止にもなります。

そして、針はステンレスに亜鉛メッキをしてあるらしく、将来錆が出ないように作られているそうです。

まあ、ここまで徹底しなくても、防水紙に雨が侵入することは殆どないと思いますが、アメリカ人は面白いことを考えますねぇ。ホームメイドでも、そのうち現場でテストしてみたいと思います。

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<関連記事>: 壁体内結露の発生原理 (2012年11月26日)

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Campagnolo に替えました

オークションで買ったカンパニョーロのロード用キャリパー・ブレーキ。昨日のお休みに自分で付け替えてみました。カンパと言えば、高校時代は手が出せない高級品。だって、自転車の本場イタリア製ですからね。

でも、昨今の競争の激化からか、それとも国産のシマノが世界的なブランドとなった為か、最高級や最新を求めなければ、NETでお値打ちなものが買える時代になりました。

このカンパも、新品だけど数年くらい前の型落ち品らしく、ブレーキ・ゴムを買い替えるくらいの金額で買えました。まあ、製品のグレードも一番下なんですけどね(笑)

ただ、やっぱり新しい製品より調整するのが多少面倒で、今まで付いていた無名メーカーのブレーキの方が、余程調整機能がしっかりしていました。(微調整をする為の部品や機能がないんですよ)

でも、そういうことは、ブレーキ自体の制動力やフィーリングというものには何ら関係のないことですから、おまけみたいなことなんです。

未明の雨で路面が濡れていたんですが、先日タイヤを新しいの(これもオークションの安もの)に替えたせいか、走る、止まるといったことに何ら不満はありませんでした。

まあ、今までのものとさして差はないんでしょうが、新しいブレーキ・ゴムだから利きがいいんでしょうね。それと、カンパニョーロという響きがワクワクさせるんだと思います。輸入住宅の家づくりでも、このワクワク感が大切ですねぇ。あと、自分でメンテナンスするということも、愛着という点では大事なことですよ。

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薄明りのカーテンとインテリア

輸入住宅というと、ドレープの利いた豪華なカーテンを思い浮かべる人も多いだろうが、シンプルにまとめても意外にきれいにデザイン出来てしまうのが、本物の輸入住宅です。

白い飾り枠(ケーシング)の付いた窓や美しい色のカナダのパラペイントで塗られたドライウォールの壁は、どんなデザインのものを持ってきても溶け込んでしまうから不思議です。それは、そういったもの自体が主張をせず、まわりの色や装飾を受け入れることが出来るだけのキャパシティを持っているからなんですね。

写真のテーブルは、どちらか言えばクラシックな素材ですから、普通であれば、先程述べたような豪華系のインテリアでまとめるところでしょうが、イスも白い布を被せただけのシンプルなものにして、カーテンも和紙のように透き通ったルーバー・タイプのものを使っています。

そう、シンプルな中に一つクラシックな要素を入れて、尚且つ色に統一性を持たせると、デザインに強弱が出てくるので、一つひとつが際立ってくるという訳です。

こんな淡い光に包まれて、優しい雰囲気で朝食を食べたり、まったりした夕刻の時間を過ごしたりするなんて、贅沢で豊かだと思いませんか?

光とどう向き合ってどうインテリアを考えるか、強弱のあるデザインって何なのか、そんなことを考えると人とは違ったいいおうちが出来ますよ。但し、新築やリフォームのデザイン・プランは、一人では出来るものではないですから、そういうことへ導いてくれる人間を探す必要がありますね。

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こんな朝はいいですよねぇ

淡い光が差すキッチン・ダイニング。

夏に強い直射日光の入る南向きだと、トップライトのある吹き抜けでは熱効率が悪いかも知れませんが、外壁が東に向いたキッチンなら爽やかな光と風が存分に味わえます。

こうした吹き抜けのある空間を、日本ではリビングにもっていくことが多いのですが、家族が集まるダイニングや一日家事をこなす奥様のキッチンにこそ、開放的なデザインを持ち込んだ方が合理的なのかも知れません。

今回、愛知県豊川市で建築中のレンガ積み輸入住宅 N邸では、広いキッチン・ダイニングを吹き抜けにしてみました。

ただ、この空間は南向きに位置している為、先程述べたように天窓を取るには厳しいものがありますね。ですから、敢えてトップライトの光を取らず、背の高い壁に開けられたトリプルガラスの高性能輸入サッシからの光を活用することと致しました。

また、プランでは写真よりも幅広に吹き抜けを取りましたし、中央にはバーカウンター付きのアイランド・キッチンも設置しますから、オープン・レストランの雰囲気を味わえるはずです。

こういったプランニングは、私一人のセンスでは出来ません。お客様のご希望や生活スタイルがあって始めてコラボレーションするものなのです。知識の引き出しとお互いの信頼関係、そして出会いが大切です。どこのビルダーとでもデザイン出来るものではないですね。

ところで、こういうことをHPやブログで語れるプロは、日本に何人いるでしょう・・・(笑)
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<関連記事>: アイランド・カウンターのある吹き抜けDK (2014年4月24日)

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デザインの打合せは、一日掛かりますねぇ

昨日書いた記事で、どこまでやれるだろうかと言いましたが、ほぼ全て、いやそれ以上にたくさんの資材のデザインが決まりました。

具体的には、キッチン・洗面のキャビネットのプランの打合せ、玄関の上がり框(かまち)の高さの設定、 ガス機器やレンジフードの選定、タイルの選定、電気配線プランの打合せ、輸入照明や鏡の提案、ドライウォールの色見本の提示、タオル・リングやペーパーホルダー等のアクセサリの選定、キッチン・洗面の輸入水栓や人大カウンターの選定、食洗機の選定、床材の素材や色の選定、内装枠材の色の選定です。

すごいでしょ、こんなにたくさんお話ししたんですよ。

勿論、選定に於いて何を注意すべきかというアドバイスも差し上げた上でのことですから、その情報量たるや膨大な状況なんだろうなぁということは、皆さんでも想像し得ることですよね。

でも、これだけのことをやって5時間程度で収まったというのは、逆に言えばすごい早い決断が多かったとも言えるのです。あちこち悩んでいると、たくさん決めていく上では、前に何を悩んでどう決めたかということを忘れてしまう恐れがあります。

そうなってしまうと、デザインの芯となるものがあやふやになってしまい、背骨のないどっち付かずなインテリアとなることが往々にしてあります。ですから、インスピレーションで即断していくというのは、意外にセンスよくまとまる秘訣でもあるのです。そういう点では、いいおうちにして頂けるような気がします。

打合せの最後に、写真の模型を差し上げました。今基礎を作ろうとしている家の完成模型ですから、今日の打合せの内容で最後にこれが出来るのかと思うとワクワクしますよね。

そう、家づくりには、こうしたワクワク感やウキウキ感が大切なんですよ。これは、お金を出しても買えませんよね。でも、苦労が報われる家づくりって、世の中には少ないみたいですけどね。皆さんも苦労以上の感動をしたいですよね(笑)

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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今日は、一日プラン図を描いていました

久々に東京に住むお客さんがご実家に戻られるということで、この機会を利用して、明日いろいろ打合せをすることになっています。現場が豊川、お客さんが東京、ビルダーが名古屋ですから、ほんと大変ですねぇ。

打合せの際は、先日より詰めてきたキッチン・洗面のキャビネットのプランの打合せ、玄関の上がり框(かまち)の高さの設定、ガス機器やレンジフードの選定、タイルの選定、電気配線プランの打合せ、輸入照明の選定、ドライウォールの色の相談など、やろうと思えばとことん仕事がありますねぇ。

まあ、そうは言っても何時間もある訳ではありませんので、輸入しなければならない資材を優先して決めていきたいと考えております。

で、今日は朝から、電気の配線図を描きながら、どんな照明器具を使おうか悩み悩み作業を進めました。そうは言っても、Kichlerという照明メーカーだけでも1000種類以上バリエーションがありますから、それをチェックしながら描いていくのは至難の業です。

私のように慣れた人間でも、お客さんの好みを踏まえてちゃんと提案出来る内容にするには、夜の9時まで掛かってしまいました。(単に仕事が遅いだけかも知れませんが・・・・笑)

まあ、いくつか好みに合わないものもあるかも知れませんが、実際に施工したら結構いい感じになると思います。輸入住宅ビルダーの社長で、これを自分でデザイン出来るやつはいないだろうなぁ~。いや~、明日が楽しみですねぇ。

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